ペダルボード - エフェクター - dpGuitar System - DoromPATIO
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2004.10.23[土]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitar System - 1st version - その3
とうとうワイアレス♪
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
従来製品の約1/3〜1/4の価格で買えるSMSON AirLineでワイアレス化♪
下列左から「BOSS DD-6 デジタルディレイ」「Custom Auidio Japan Multi Line Selector MLS-2(ラインセレクター)」「ZOOM 707II GUITAR(マルチ・エフェクター)」そして何故か2台の「ZOOM PD-01 パワードライブ(オーバードライブ)」。右側中央がサムソンのレシーバー。GM8Rにくっついているのがサムソンのトランスミッター。サウンド的にはこの配列がベストなのだが操作上の問題があるので今は後述のプランCになっている
(c) ZOOM CORPORATION
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(c) All Contents protected by copyright 2001 Okada International co,ltd.
(c) SAMSON

音楽は楽しむものである。そして「ライブは受けてなんぼのもの」。そこから導き出されるキーワードは『ワイアレス♪』
……ん?

ワイアレスにするとギタリストは自由に動き回れる。ケーブルの制約が無くなるからである。しかし従来のギター用ワイアレスシステムは軽く10万円を越す。定評のあるものだと一式=15万円ぐらいである。そんなものを買えるわけがない。
ところがところが、お隣・韓国のサムソン社から、なななんとシステム一式=3万円弱と言う超価格破壊的製品が出ているではあーりませんか♪

と言うわけでベーシストと同時に(二人とも価格を知ってからは全く迷うことなく)インターネット通販(筆者の場合はミュージックランドKey)で購入。数日後に届いて(後で聞いたら二人とも)まず最初にやったのは「ほんとにワイアレスで音が出るのかよ?」の確認。
結果から言えば「簡単接続&確実性はAirMacと同等(か、それ以上)」ってぐらいあっさりとワイアレス接続でちゃんと音が出た。いや、こんなに簡単便利ならもうシールドケーブルなんて不要だぞと即座に決めた筆者。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
左がレシーバー。V字型はダイバーシティ・アンテナ。右がトランスミッター。右上が購入した「AG-1」。右下はストラト・タイプのジャック専用の「AF-1」。なにしろどれも小さい。トランスミッターは単4電池1個で14時間作動すると説明書には書いてある

購入直後のバンド練習は台風でキャンセルになり、それから暫くしていざ実戦(実践)。いつもの明大前ガートランドスタジオの予約を当日になって手前に1時間延ばしてセッティングにあてる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
GM8R(GLD) ChinchillaとスタジオのJC-120
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
AirLineのトランスミッターはギターに差し込むだけ

だがしかし。実は今までよりセッティングは遙かに簡単なのだ。なんてったって、シールドケーブルはエフェクタ・ボードからギター・アンプへの1本だけ(^^)v
下の写真のように事前にAirLineのレシーバをボードに組み込んでしまったので、超シンプルな配線になったのである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
暫定的配線状態でスタジオに持ち込んでチェック
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ボードに組み込んだAirLineレシーバー

と言うわけで音出し。そしてスタジオ(いつも借りる一番広い30畳のEスタ)を隅ずみまで歩き回ってデッドスポットが無いかどうかを確認。結果はお見事。つまり
  • デッドスポットは全く無い。ちっちゃくて短いけどダイバーシティ・アンテナ※は伊達じゃないのだ
  • 音質の変化は全く判らない。この種のディバイスの常として内部的に当然のようにリミッターが掛かっているはず※だが何の差も感じない。音が丸くなることも軽くなることも浅くなることもない

    ※ダイバーシティ・アンテナ:自動車電話や車内テレビのアンテナなどでは以前から当たり前の、受信アンテナを2本ペアで使う方式。レシーバ内にスイッチング回路があり、常時、2本のアンテナの受信感度の良好などちらか一方を選択して利用する。クルマのように高速で移動する場合、受信感度(受信状態)は常時変化するので必須。ギター用のワイアレスシステムもギタリストが動き回るのでデッドスポットが出来やすいから、アンテナを2本にして、どちらかのアンテナがデッドにならないようにするわけ
    ※リミッター:デジタルで音を飛ばしているのだからゲインとレベルは極めて重要だからAirLineの内部回路には当然、リミッターが組み込まれている。つまり、その時点でダイナミックレンジが狭くなっているわけだが音色 or 音質的な変化は感じられないと言うこと
しかし。それより何より筆者とベーシストの二人が感動したのは「エレキ・ギターを弾き始めて以来、当たり前のように不可欠だったシールドケーブルから解放されると何と自由になるんでしょう♪」と言うこと。つまりつまり……
  • 従来はギタリストやベーシストはシールドケーブルがあるから立ち位置が固定されてしまう
  • だからと言って長いシールドを使うと音質劣化やケーブルの絡まりなどトラブルの元
  • シールドケーブルがあるから跳んだり跳ねたり走り回ったり、あるいはその場で廻ったりは出来ないものだった
ところが、ワイアレスにすると、こうした制約は一切合切無くなっちゃうのだ。
この結果、当日の練習では筆者とベーシスト君は意味もないのにスタジオ中を徘徊し他のメンバーから「ど顰蹙」=実は「やっかみ」の嵐♪
特にワイアレスにしようのないドラマー氏、もしもワイアレスにするならキース・エマーソンやヤン・ハマーのようなギタータイプのミニキーボードを別途購入しなければならないキーボーダー君の「やっかみ」は強烈【爆】。
実はボーカリスト女史も間もなくマドンナ張りのワイアレスマイクにすることになっているのでバンドのフロント3人は全員ワイアレス♪
てぇことは若干二名の「やっかみ」は今後もヒートアップするはずである【苦笑】。

ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
プランB。ソロ用のブースターとディレイをZOOM 707II GUITARより後に接続する場合。前にも書いたのだが、この配列だと2台目のPD-01をONにした時に音が固くなる。またZOOM 707II GUITAR内蔵のノイズリダクションの恩恵に預かれない。オーバードライブが2台直列に入っているのでノイズリダクションは必須なのだ。と言うわけでこれは駄目

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プランC。プランAとプランBの中間の方法論。ソロの時の切換えは一発で決まるから良いのだが本当はDD-6はZOOM 707II GUITARより後が良い。しかし結局、今はこの接続になっている
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プランCに基づいて配置と配線をやり直した状態。最終決定したらケーブル類を綺麗にしたり、エフェクターを両面テープで半固定するのだが、どうもまだ流動的なので今はこのまま

と言うわけでワイアレスは完璧なのだが新たな問題もある。それは、自由に動き回る筆者がソロの時などにエフェクターボードのフットスイッチを踏むにはどうしたら良いかと言うことである。現状ではその時だけボードを置いてあるところまで戻らなければいけないのである。

プロの場合はエフェクターの切換えをテクニシャンに任せてしまうと言う手もあるが、我々アマチュアはそうも行かない。ラッチスイッチなどを使って、ステージ上の複数箇所で切り換え可能にする手もないではないがこれは簡単ではない。もしも本気でやるならエフェクターを全部まるごとMIDIが扱えるシステムボードに組み込み、そのコントローラーに複数のMIDIのリモート・フットコントローラーを繋いでステージ上のあちゃこちゃに配置して、それを使うと言うとんでもないシステムを組むことになるが金が掛かって仕方がないからやりません【きっぱり】。

なお、今となっては笑い話だが、当日の練習が始まった当初はついつい今までの癖でギターアンプの前に立ってしまう自分に気が付く筆者……と言う構図があり、それと同じく、エフェクターボードも今までの立ち位置にセッティングしていたのだが、今後はまるっきり考え方を変えればよいのだと今頃になって理解している。人間は既成概念に捉えられやすいのだ。
そこから発想すると、要するにエフェクターボードはステージ中央寄りでボーカリストの邪魔にならない位置に置けばよいのだな。
ちなみに下図は2003年12月のライブの時のステージ配置図であるが、この時は当然、エフェクターは下図の左のマイクロフォンの辺りにあった。しかし、今後は中央のマイクの横辺りでいいわけだ。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
これからは上図の「Guitar」あるいは「Bass」と言う立ち位置は関係なくなるのだ♪

ところでワイアレスの話ばっかりで書くのが最後になってしまったが、いつの間にかPD-01は2台となり、CAJのスマート・バッファーは高いから購入中止。その辺の所を説明しておくと……
  • 1台目のPD-01はバッファー・プリアンプ兼基本的なサウンド作りに使用
  • ZOOM 707II GUITARは音量差(と歪み量の差)を付けた幾つかのセッティングを作っておく。勿論、必要に応じて「コーラス系」「フランジャー or フェイザー系(主として「サザン」っぽいギターの音を出す時)」「ワウワウ系」なども用意
  • 2台目のPD-01はBOSS DD-6とペアでソロの時にON(CAJ MLS-2のループに入れて一発で両方をON/OFF)
  • 曲によってはDD-6だけをONにする場合もあり
  • DD-6は常時「タップド・ディレイ・モード」とし、フットスイッチでテンポをタップ入力。こうしておくとディレイ・レベルが高くてもテンポが合っているので違和感なし。邪魔にもならない
  • なのでDD-6のON/OFFはMLS-2で行なう。と言うか、DD-6のフットスイッチはタップ入力専用になってしまうのでライブ中のON/OFFには使えないのだ
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