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2007.06.03[日]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その21
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
dpGuitarSystem2 Ver. 7.1

(またしても前ページから続く)dpGuitarSystem2 Ver.7.0は「考え方の割り切り」は非常に宜しいのだが、組み上げた後で更によくよく考えてみると、Xotic AC-Boosterの使い方が違うような気がしないでもない。あるいは、もっと完全に「気分はエリック・ジョンソン」ならば、リード用には別のエフェクターって考え方も無いではない【爆】。例えば下記のような「サウンドはまんまエリック・ジョンソン」なんてものまであるのだ、近頃は(この原稿を書いている時点では正規品は日本未入荷。つまり輸入代理店未定)。
上のサイトはいきなり音が鳴るので注意!!

なんてことになると今のボードサイズでは収まらなくなる。そもそも余計な金が掛かる(個人輸入をすると35,000円ぐらいらしい)。前ページの後半に書いたループスイッチなども同じ事である。馬鹿な考えはとっとと、すっぱり、やめよう、諦めよー、切りがない。筆者は可処分所得が少ないのだ【苦笑】。だったらどうすれば出費無しに問題の解決が図れるか?……と、そこですぐに思い付いちゃったのが「EBS MultiCompの使い方の変更」である。と言うのも……
  • 先日のスタジオでの音出し結果から言えば、EBS MultiCompはコンプレッサーと言うよりはブースターのようなエフェクターである(これは単純素朴に筆者の実感)
  • そこで改めてEBS MultiCompの英文マニュアルを仔細に眺めると、ブーストアップにも良いと書いてある
  • しかも(以前に触れたとおり)オーバードライブなどの後に接続する方法論も明記してある
  • 入力切替(パッシブ ⇔ アクティブ)の「アクティブ」はアクティブ・タイプのギター/ベース以外にエフェクト・ループに組み込む時にも必ずそうしろと書いてある(但し一般的にはこの場合のエフェクト・ループはギターアンプのエフェクト・センド/リターンを意味すると思われるが)
  • つまり、だったら「EBS MultiCompをソロ・ブースト用にしちゃう」ってのも有りじゃないか?
  • そもそも、筆者は「いかにもコンプレッサー掛かってますサウンド」は元もと全く必要としていない(「じゃあ、なんで買ったんだ?」と言う話もないではないかも知れないかも知れないかも知れない【苦笑】)

と言うようなことを踏まえて、更にXotic RC-BoosterとXotic AC-Boosterに本来の仕事=それぞれ、ラインドライバーとオーバードライブ・サウンド作り=をさせるとすれば、下記のような接続順が考えられるではないかと思い付いたのであるのであるのである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
dpGuitarSystem2 Ver. 7.1

つまり、こう言うことである。
  • Xotic RC-Boosterは、本来の(ある意味)プリアンプ(=接続するギターアンプの種類に関係なく、基本のクリーン/クランチ・サウンドを作る)としての役割と、ラインドライバー/バッファー(後に繋いだ複数のエフェクターの配線ロスによるゲインロスや音質劣化の補正)をさせるので一番最初に持って来る
  • Xotic AC-Boosterはハードロック用のオーバードライブ・サウンドを作ることに徹するのでXotic RC-Boosterの次に配置する
  • (その次に来る)MLS-2のループに、KORG DT-7、EBS MultiComp、BOSS DD-6 Digital Delayを入れる
  • この三つは全てトゥルーバイパスではないのでMLS-2のループに入れることによってOFFの時の音質劣化を回避できる
  • Xotic RC-BoosterとXotic AC-Boosterはトゥルーバイパスだから、以上の結果、一番最後のBOSS CH-1 SuperCHORUS以外はすべてトゥルーバイパスになるのは精神衛生上大変に宜しい(つまりXotic RC-Boosterで、BOSS CH-1 SuperCHORUSを通る分のゲイン落ちなどの音質劣化だけを補正すればよいわけである)
  • MLS-2のON/OFFで、EBS MultiCompとBOSS DD-6 Digital Delayを一発でON/OFF出来る(つまりソロ ⇔ バッキングは一発切替。但しコーラスのON/OFFは除く。これについては諦める。じゃないと余計な金が掛かる)
  • チューニング時のMUTEは前ページと同じく自作スイッチで解決済み

これをビジュアル化すると下図のようになる。
組合せ/エフェクター
※チューナーは省略
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
1
Clean / Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
2
Clean / Crunch + Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
4
Lead-1
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
3
OverDrive for Hard Rock
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
5
Lead-2
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
  1. クリーン/クランチの基本サウンド
  2. クリーン/クランチ+コーラス
  3. クランチ系リード with ディレイ
  4. オーバードライブ
  5. オーバードライブ系リード with ディレイ

つまりEBS MultiCompはXotic RC-BoosterとXotic AC-Booster(とKORG DT-7)の後ろに位置するわけだ。この場合にEBS MultiCompの入力段の切替スイッチをパッシブとアクティブのどちらにすべきかは実験して耳で確かめるしかない。しかし、とにかく、この方法論なら追加投資は不要。理論的には(現段階では机上の空論の可能性もないわけではないが)全てはこれでうまく行きそうではある。

と言うわけで、前ページのdpGuitarSystem2 Ver. 7.0は組み上げただけで一度も音出しをすることなく分解され組み直された(アホだ)。と言っても、実際に外して付け替えたのはXotic RC-BoosterとXotic AC-BoosterとEBS MultiCompとKORG DT-7だけではある(普通、これだけあれば「だけ」とは言わないが【爆】)。でまぁ、とにかく、かくして、紆余曲折の末に、以下の写真の通り、新たにdpGuitarSystem2 Ver. 7.1が組み上がったというわけである【爆】。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
立ち位置目線
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
凸凹しているのは例によって横幅を詰めるため
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
同じ理由で下駄を履かせたEBS MultiComp。こうするとパッチケーブルの頭を互い違いにして幅を思いっ切り詰められるのである
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ご覧の通り「逃げ」が得られるのだ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
幅を極限まで詰めた結果、パッチケーブルと電源ケーブルは超過密状態である
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
取っ手は、ここに取り付けた

と、全部を組み上げてから余計なことに気が付いた。前ページ(つまり数日前)に取り付けたMLS-2が傾いているのだ。これは筆者のようなAA型(両親ともA型)の人間の場合、精神衛生上、非常ぉ〜に宜しくないことなのであるのであるのである。かくして、本来なら外さなくて良いBOSS CH-1 SuperCHORUSとMLS-2も結局は引っ剥がすこととなり、結果、KORG DT-7以外の全てを組み替えたのだったのだったのだった【爆】。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
左から2番目のMLS-2が右に傾いていた。これは良くない
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
かくして、また部分的に分解【爆】

と言う二度手間を済ませてから更にちょっと手を加えた。スポンジに切れ目を入れたものを貼り付けてピックを半固定する場所をこしらえたのである。段差があるから空きスペースがあるのでそれを埋めたとも言う。勿論、演奏上の支障はない。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
更にひと工夫♪
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
やっと完成

そして音出し。勿論、ちゃんとしたサウンド・チェックとパラメータの設定(確定)はスタジオで行うのだが、まずはZOOM 707II GUITARに繋いでヘッドフォンを被って、所定の動作をするかどうかの確認をしたのである。結果はバッチシ。机上の空論は(今度こそ)うまく行きそうである(ほんとか?)。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
取り敢えずのサウンドチェックはバッチシ♪

蛇足。前ページでも触れたが、タップダンス無しに「気分はエリック・ジョンソン」を実現するには市販品にはなかなか見つからない動作のループ・ボックスが必要となる。この手の物は幾つかのショップ(工房)でオーダーメイドを受け付けているので、そこに見積もりを取るための作図をしてみた。全てのフットスイッチの動作はONにしたものだけが通電するタイプでなければならない。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
オール・バイパス
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
コーラスのみON。コスト他で可能ならステレオ出力が理想だが、コーラスのON/OFFと出力状態(ステレオ or スルーのパラアウト)の一発切替の配線は相当にややこしいはずである
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
リード専用
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
チューナーアウト
KORG DT-7のMUTEをONにすれば無音でチューニングできる

ループ・スイッチのケースは上図では作図の関係で大きめに書いてあるが、実際は可能な限り小さいことが望ましい。
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