|
|
|
|
やっぱり今どきの4芯タイプの交換用ハムバッカーは、ちゃんとON/ON/ONタイプの6Pのミニスイッチを噛ませなくてはいけないのだ。
DiMarzioの取扱説明書中の「デュアルサウンド+シングルコイル」にするわけだ。
と言うわけで仕方がないからEP1108を買って来ました。
で、配線はさっきの「ギターの構造に強くなる本!」で言うと57頁「SSH配線図(リアタップ無し)」にしましたね。タップはミニスイッチ=EP1108でやるわけだから。
なお上の写真では良く判らないが、テレキャスでお馴染のハイパスコンデンサー(0.001μF)を実験的に装着。こうするとボリュームを絞ったときのハイ落ちがないのだ。しかし厳密にはボリュームポッドを500kオームとか(あるいはテレキャスのように1メガオームとか)に変えないと効果無いかも。 |
と言うわけで、元々のボリュームの位置はブランク。フロント・ピックアップのトーンの位置にボリューム。センター・ピックアップのトーンの位置にミニスイッチを装着したオリジナル仕様のストラトである。
この結果、ミニスイッチをセンターにしておけば、DiMarzio DP182はシングルコイルとして作動するので普通のストラト。ミニスイッチをネック側に倒すと並列配線となり高出力でトレブリーなサウンド。反対にブリッジ側なら直列でもろにハムバッカーとなるのである。
と言うことは、フロント、フロント+センター(ハーフトーン)、センターで3種類、センター+リア(ハーフトーン)とリアが2種類×3通りイコール6種類であるから、全部で9通りの音が使えるというわけである。
但し実際にそれらを使うか、使いこなせるかは全くの別問題であ〜る。 |
おまけ。シンクロナイズド・トレモロは全く使わないので、ウッドブロックを噛まし、スプリングも5本張って完全固定状態である。リアカバーは最初っから無かったので、ネジ穴はつま楊枝を加工して埋めてある。それにしても、ネック側のビス2本止め+鉄板折り曲げ構造って、合理的だけど安っぽくって、いかにもアメリカ的というか大雑把というか雑だよねぇ、Fenderって。基本的に、楽器って感性じゃないのよね。アメ車なんかのエンジンルームとかに通じるもんがあるなぁ。 |
|
|
|