2000.06.14(水)
SG
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335
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Strato
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GM8R
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Oldies
■ Gibson SG Special その3
SGとLes Paulではポッドの相対的位置がこれだけ違う
せっかくワン・ボリューム仕様にしたのに、それでもボリューム・ノブを操作しにくいのである。理由は明らかなのだった。
上の左のSGのノブ(並びに3カ所の穴隠しの赤いキャップ)の位置と、右のLes Paulのノブの位置を比べて欲しい。Les Paulのリズム側ボリュームはテールピースのすぐ横にあるのに、SGは遙かに下でしょ。これじゃ無意識に(下を見ずに)手を伸ばしても、そこにあるのはトグルスイッチなのですよ。
で、SGのトグルスイッチの位置はLes Paulのリズムとトレブルのノブの中間ぐらいの位置でしょ。
そこでひらめいちゃった私♪
そうなのである。ボリューム・ノブとトグルスイッチを逆にすればいいのである。
しかしそれでは今度はトグルスイッチが遠いではないかと言うことはないのである。トグルスイッチはピッキング・ストロークを下に大きく振った延長線上でカチャッと切り替えればいいのである。だから位置は大して問題にならないのである。
これに対して、ボリュームは微妙な操作を小指でちょこちょこっと頻繁に行うものなので、ピッキング・ストロークとは別なのである。だから「すっと無意識に手を伸ばしたときに、そこにないと困る」ものなのである(ただしあくまで筆者の場合)。
と言うわけで逆にしたのが上の写真。ちょっとわかり辛いが拡大写真なら分かるでしょう。
なお、トグルスイッチとボリュームポッドではボディに開いている穴の大きさが違うので、元々のトグルスイッチ側を数ミリ広げる必要があったし、ざぐりの深さも何故か違うのでワッシャーなどで調整する必要があります。