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先日のライブが開演するわずか5分前。筆者自身は全く知らなかったのだが、ちょっとしたはずみでギタースタンドに立てかけていたSG君がすっ倒れた。
演奏開始3分前に、既に元の位置に戻されたSGを手にとってストラップで肩から下げて、DigiTech RP2000のボリューム・ペダルを少しだけ踏んで音が出ることを確認しようと6弦を弾いたら滅茶滅茶音程が低い。瞬間的にSGが倒れてペグが動いたんだと思ってヘッドの方に視線を移動したら何か変。ありっ?
良く見たら、なな何と上の写真のようにヘッドの付け根がバッチリ折れていたのだったのだった【涙】。
これが我が本当の愛器であるLes Paul君だったら、そのまま落胆のあまり会場を後にした可能性もあるが(をいをい>自分)335とトレードでやって来た貰い物って感覚がどこかにあるし、バンド演奏的にはLes Paulに持ち替えれば済むし、形あるものは壊れるし、Gibsonのその部分は折れることで有名だし、その折れたネックは修理で直るわけだからと気を取り直して演奏に集中した(が、最初の数曲はいまいち集中できなかったのは事実だった)。 |
ま、それはさて置き。
ギターの構造や修理改造関係の書籍には100%、Gibsonのネックは倒すと折れやすいと書いてあり、それが証明されたわけである。その理由はヘッドとネックの取り付け角度にあり、GibsonはFenderと違って、ヘッドが指板の反対側にオフセットしており、その結果、弦に自然なテンションが付くからストリングス・ガイドなどが不要になるのは良いのだが、すっ倒したりするとヘッドの付け根(ナットの裏側)に応力が集中するのでバキッと行きやすいと言うことなのである。
と言うわけで幾つか楽器店に電話をして価格と修理期間を聞いてみたが、この部分の修理と塗装だけでざっと4万円。納期は2ヶ月ぐらいらしい。ネック裏のラッカー塗装が一部変質しているので、そこも直すと7万円ぐらい。納期については他のギターがあるから問題なし。 |
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