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2002.08.24[土]更新
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毒林檎談義:iPod & iPhone
■ Take 2,000 Songs in My Pocket!
今度からHardDiskサイズが「5GB、10GB、20GB」の三種類となり、またそれぞれにWindows版もあるので「Mac(用)」と「HardDisk容量」が明記してあるのがパッケージ・デザインの以前との大きな違い

待ちに待ったiPod(10GB)がやっと届いた。出荷のお知らせは先週の木曜日だった。この場合、普通は一斉発売日の8月9日に届くのであるが、筆者の場合は裏面のレーザー刻印サービスをしたので納期が一週間延びた。

何故iPodを買い換えたかと言えば、それは初代iPod(5GB)のHardDiskが既に満杯でiTunesに新しい音楽データを追加できない状態になっていたからである。いっそのことiPod(20GB)にしようかとも思ったが、流石に6万円台は高すぎる。今までのiPod(5GB)はファームウエアを1.2にアップデートして、リセットして、Mac OS 9.2.2上のiTunes2で管理する。
新しいiPod(10GB)はMac OS X上のiTunes3で管理する。
こうすると二台のiPodを別々の楽曲データベースでオペレーションできるのだ。これ以外の方法で複数のiPodを一台のMacで管理しようとすると滅茶滅茶面倒なことになるのである。

さて、新しいiPodシリーズの上位機種(10GB版と20GB版)にはリモコンとキャリングケースが付属する。また、Apple純正イヤフォンのイヤーパッドの直径が1mm小さくなっている。確かに今までの物はちょっと大きいが筆者は使っていないので関係がない。そしてリモコンもキャリングケースも使う気はないので、両方ともiPod(5GB)と一緒にワイフ用になる予定。
iPod(10GB)に同梱されたもの一式。iPodの左のFireWireケーブルは以前の物より細くてしなやかな物になった。右はリモコン。右下は10GB版と20GB版に付属するキャリングケース。ちなみに今度は取扱説明書と保証書が付いてくる
AppleStoreでオーダーする時に、裏の鏡面仕上げのステンレス面の上部にレーザーで自分の好きな文字を刻印できる。但し6,000円のアップとなり、作業工程が増えるのでオーダー後の入荷に時間が掛かるようになるが。印字はとても綺麗
※CASIO QV-3000EXのマクロモードで撮影
裏面下部にHardDiskサイズがプリントされるようになった

三機種になった新・iPodで10GB版だけは厚みが僅かに薄くなったが、下の比較写真で判るようにほんの僅かの差なので、比べない限りは判らない。勿論、薄いに越したことはない。
左が10GB版。厚さの違いは僅かである

5GB版との、新しい設計の10GB版及び20GB版の一番大きな違いはスクロールホイールがタッチセンサーになったこと。使い勝手は全く同じなのだが、ホイールは物理的には回らない構造なのだ。ゴミや埃に強いとのことだが、確かにトラブルは減るだろう。出来上がりは見事で何の違和感もなく操作可能である。
ゴミ・埃対策と言えばFireWireポートに蓋が付くようになった。これも意味のある改善といえる。
左側がケースに入れた状態の10GB版。右側の初期型との最大の違いはFireWireポートに蓋が付いたこと。なおケースの両脇はゴムバンド製なので旧型も入れることが出来る

以上はハードウエア的な改良だが、前から気になっていたiPodの欠点がファームウエアが1.2になったことによって改良されていた。それは充電後の振る舞いである。
従来のiPod(〜1.1)は充電の前後に関しては次のようなシーケンスだった。
  1. ある曲を聴いている状態でポーズを押す
  2. 充電器と繋がったFireWireケーブルを接続して充電
  3. 充電完了 → そのまま、充電状態でスリープ
  4. FireWireケーブルを外してiPodのスリープを解除
  5. すると充電前に聴いていた曲を記憶しておらずリセットされている
これは困るのである。例えば筆者の「Yumingのプレイリスト」は全部で314曲も入っているので、その途中まで聴いて充電して数日後にリセットされていると、どの曲を聴いていたかなんて憶えていないからである(それとも歳のせい?)。
ところが今度のiPod(1.2)はちゃんと充電前の曲のポーズ状態でスリープから目が覚める。
当たり前と言えば当たり前なのだが、とにかく改良されたからいいのだ。
「iPod(ファームウエアバージョン1.2)」は「Mac OS 9.2.2+iTunes 2.0.4」又は「Mac OS X 10.1以上+iTunes 3」で動作する。旧型iPodもちゃんとファームウエア・アップデート可能。しかし機能をフルに使うならMac OS X版iTunes3を使うしかない

新しいiPodシリーズに合わせて、iTunesが「3」に進化して細かい部分がかなり改善されたようだ。但しiTunes3はMac OS X版しか無い。
だから「iPod+iTunes3」を使うなら、好むと好まざるに関わらずMac OS Xをインストールするしかない。それが判っていたので「夏休み Mac OS X 実験室」をやったわけだが、結果としては大正解であった。これでMac OS X 10.2(Jaguar)が来れば完璧である。但し勿論、通常メインで使うのはMac OS 9.2.2であることには変わりないが。

iTunes3の改良点で筆者に関係あるのは下記の二点。
  1. 楽曲データのレベルを揃えることが出来るようなった
    ※この結果、前ページで紹介している「ぱてちゅ〜ん」は(Mac OS X+iTunes3なら)いきなり不要になっちゃたのである(^^;;
  2. 新しいiTunesデータベースを作る時にDefaultで「全てコピーしてくる」と言うオプション設定が選べるようになった
    ※これは筆者のように2台のiPodを同じHardDisk上の別々のiTunes2とiTunes3で管理しようと言う場合は非常に便利。但し基本的に最初の一回しか関係ないのだが
上記の「1. レベルを揃えられること」は特に重要である。詳しいことは前ページに書いてあるので省略。上記以外の改良点があるのかどうかは判らないが筆者に関係ないので知らない(^^;;
なお、この「レベル揃え」を使うためには絶対に「Mac OS X+iTunes3」で無ければいけない。逆に初代iPodはファームウエアを1.2にすれば大丈夫。

こうなると、iPodで改良して欲しい点は後はひとつだけ。
  • 曲間を(選択的に)ゼロに設定できること
    ※現在のiPodは曲間の設定は一切出来ないので、例えばビートルズの超名盤アビーロードの後半のメドレーがブツ切れになってしまうのだ。これも前ページ参照

しかししかしそれにしてもやっぱりやっぱり、iPodとiTunesの組合せは素晴らしい。煙草の箱の大きさのディバイスに2,000曲を自分好みで自由自在に収納できて、たったの47,800円なのである。
最近のSONY VAIOとMDプレーヤーとの連携のテレビCMは明らかに「Appleのデジタル・ハブ戦略=つまりMac+iTunes+iPod」をパクったものだが、一枚のMDには2,000曲は入らないのである。しかもiPod(20GB)なら4,000曲である。
やっぱりジョブズはたいしたもんである。

追記(訂正):その後、色々とiTunes3をいじっていたら、ちゃんと(選択的に)曲間をゼロに出来ることが判った。但し、CDからリッピングする時にその指定をする必要がある。具体的に言うと、リッピングするCDのリストが表示されている状態で、メドレーになっている曲を選択し、「詳細設定」メニューから「CDトラックを統合」を選べばよい。こうすればアビーロードの(LP時代で言う)B面や、BBAライブなんかを気持ちよくiPodで聴くことが出来る。
なお、何故後処理でMP3データを統合できないのかは判らない。
BBAライブのメドレー部分を統合したところ。これで4曲連続の珠玉のライブ版ロック・メドレーを切れ目無しに、ちゃんと音楽CDと同じようにメドレーとして聴くことが出来るようになる。但し一曲にまとまっちゃうので、別々にも聴きたい場合は各曲のリッピングデータも別に残しておくこと
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