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2004.01.20[火]更新
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毒林檎談義:iPod & iPhone
■ JBL SONNET導入・他
iPod, iPhone
リビングのピアノの上にセットした初代iPodとJBL Sonnet。中高域用の左右のスピーカーは一瞬「どこにあるの?」って言うぐらいに小さい。つまり設置の自由度が高いのが魅力。サブウーファーは邪魔なら床に置いても良いわけだし

筆者は元々は相当お馬鹿なオーディオマニアであるが、これは事実上は過去形。大袈裟なシステムは実家に置きっぱなし。そもそもピュア・オーディオなんて過去の遺物である(と言う話はこちら参照)。その上、iTunesとiPodの導入で手持ちのCDは全てリッピングし、最近は余程の例外(例えばLED ZEPPELINの「How The West Was Won」)を除けば聴きたい曲は全てTSUTAYAでレンタル→リッピングで済ませちゃうので現在の居所にはオーディオ機器は一切無い状態が続いていた。どうしてもCDを鳴らすならDVDプレーヤーと東芝バズーカのHDTV(ハイビジョン対応テレビ)を使うと言う手もなくはないけどってな調子だったが、それで困ることは全くなかった。

しかし初代iPod(5GB)を譲られたワイフがたまに家でBGMを聴きたいという。こうなると機械音痴にはDVDプレーヤー&HDTVは使いにくい。HDTVの位置の関係から部屋中に音が響かない。
そうなるとやっぱiPodを接続出来るアンプ付きミニスピーカーって選択がベストである。となれば筆者的にはJBLしかないのである。そこで迷わずAppleStoreでJBL SONNETを注文。価格はたったの9,800円。昔からのJBL狂としては信じられないチープな値付けだが、今やJBLはハーマンカードン・インターナショナルと言うコングロマリットの傘下だからJBLのブランドを利用した商品に過ぎないという面もあるわけである。しかし腐っても鯛、安くてもJBLの筈である(要するに筆者はJBL信者なのだ)。

注文から数日で到着したJBL SONNETはびっくりするほど小さい。見た目はプラスティックぽくってやっぱりチープ。アメリカの設計だからスピーカー端子は右と左を間違えないようにコネクターの形状が変えてあって、絶対に右と左を反対には繋げないようになっているとか、妙にACアダプターがデカいとか色々面白いのだが、肝心なのはサウンドである。
iPod, iPhone
サブウーファーと初代iPod(5GB)
クレードルが無くても立て掛けるのは簡単
サブウーファーはびっくりするほど低音が出る
iPod, iPhone
右側のスピーカー。ボリュームはこれの上にある
iPod, iPhone
左側のスピーカー。とにかくちっちゃい。
iPod, iPhone
JBLとiPod用イヤフォンのパッケージと、そして来喜ちゃん

最初から予定していたピアノの上にセットし、初代iPodを繋ぎ(さらにiPodには常時充電状態となるようにFireWire経由のACアダプターを接続)鳴らしてみる。
結果は想像以上に良かった。生まれて初めてサブウーファーというものを使ったわけだが、コンパクトな筐体からは考えられないぐらいのばっちりの低音が出るのである。驚くほどちっちゃい中高域スピーカーから出るサウンドも耳障りが良く、トータルとしては充分満足のウェルバランス♪

勿論、本来のJBLから想像される目の覚めるような切れ味とかそんなレベルじゃないのも当然のことだが、そもそも音源はiPod=AACである。ちゃんと上から下まで再生してくれて、聴きやすいサウンドならそれで良いのである。

それにしても便利な時代になったものである。最初期型のiPodであってもAACなら計算上は平均で1,250曲ぐらいは収納出来るのだ。CDなどを掛け替える手間は一切要らないのだ。液晶画面には曲名が表示されるのだ。選曲は簡単だし自分好みのプレイリストも自由自在。放って置いてもオートリピートである。
と言うわけでワイフ用のJBL SONNET(たまたまの偶然で誕生日プレゼントのひとつになった)は大正解であった。
iPod, iPhone
これでiPod用に買ったイヤフォンは全部で3つ目。iTunesを使い始めてからの3年弱で購入したヘッドフォン&イヤフォンの総計は全部で6個【苦笑】

ところで、この間のMacworld ExpoでiPod Miniが出たりしたが、同時に目立たない新製品としてApple純正のインナーイヤーヘッドフォンが登場したことに気が付いたので即発注。JBL SONNETと同時に到着した。同じ日に出掛ける用事があったので早速、2時間ほど使用したがなかなか宜しい。

そもそもiPodで使うヘッドフォンは本当はApple純正のiPodの付属のものが一番サウンド・バランスが良い(と筆者は思う)。しかし遮音性(←遮断性。ヘッドフォンで音楽を聴いている時に周りの騒音が聞こえないこと)がないので地下鉄の中などで音楽に浸れないのでSONYのインナーイヤータイプにしたと言う話は前に書いたわけだが、このSONYのインナーイヤータイプには以下の欠点がある。
  • MDR-EX70SL/W:現在の常用であるが、能率が悪く(つまりiPodをフルボリュームにしても本気で大音量に浸るには物足りない)高域の切れもイマイチ。ちなみに、この型番は既に廃版であり店頭には存在しない
  • MDR-EX71SL:EX70SLの改良型と言う位置付けの現行品。買ってみたが、今度はハイがきつすぎて全く駄目で人にあげてしまった。つまりEX70.5SLってのがあればいいのだ【苦笑】
そこでApple純正のインナーイヤーなら「従来のものと同等のサウンドバランス」「優れた遮音性」の両立が図られているのではないか?と言う期待があったわけである。

結論から言うと、筆者の判断は殆ど正しかった。ハイもちゃんと出ているし、能率も高いし、遮音性にも優れているのである。但し音漏れはSONYのインナーイヤーよりは若干多いようだが、混んだ電車内で思いっ切り音量を上げても真隣のおね〜さんから変な顔はされなかったので大きな問題はないようである。
但し耳への収まりはSONYの方が大分、良い。判りやすく言えば、Apple純正は、かなりしっかりと耳穴に差し込まないと、ちょっとした弾みでポロッと抜けやすい(緩みやすい)のである(ちょっとでも緩むと低域再生レベルがガクッと落ちる)。しかし、これはイヤーパッド(S,M,Lの3サイズが付属する点はSONYと全く同じ)を取り替えたりの試行錯誤で解決する程度の問題であると思う。
と言うわけで早速、Apple純正に付属の三種類、並びにSONYに付属の三種類の合計6種類のイヤーパッドを使って装着感の実験を試してみた。
iPod, iPhone
左はSONYのイヤーパッドのMサイズ。右はApple純正状態。この状態を見ても容易に想像出来るように、テーパードシェイプだから耳穴から抜けやすいデザインなわけである
iPod, iPhone
左は取り外したApple純正イヤーパッド。右はSONYのイヤーパッドを取り付けたApple純正イヤフォン。この状態がベストフィットであることを確認 ※撮影はいずれもCASIO QV-3000EXのマクロモード

まずSONYのイヤーパッドが問題なく装着出来ることを確認。勘合部の形状が全く同じなのだ。となるとSONY製のイヤーパッドを付けるのが正解。ちょっとしたことで抜けてしまうこともなくなったし、耳穴にちゃんと差し込めるから低域がしっかりと再生される。上の写真を見れば判る通り、Apple純正状態だと全体がテーパードシェイプなので耳穴から抜けやすいのは当たり前なのだ。それともアメリカ人と日本人では耳穴の形状が違うのだろうか?【笑】
なお、SONY製と比べると勘合部は合うが、肝心のドライバー部の形状や構造(SONYにはエアスリットがあるがAppleにはないなど)が違うので、このApple純正品がSONYのOEMかどうかは判らないが、上記のように音は全然違う。とにかくApple製の方が遙かに音が良い。
と言うわけで6種類のイヤーパッドの順列組合せを試すまでもなく、SONY付属のMサイズを使うことで問題は解決である(^^)v

なお、従来のSONY製インナーイヤフォン(MDR-EX70SL/W。SONYの正式な呼称では「インナーイヤーレシーバー」だそうである)を使う場合は、iPodのイコライザーのセッティングはこもり気味の高域と不足する低域の補正を兼ねて「R&B」にしていたのだが、今度の新型Apple純正の場合は従来のApple純正と同じく高域は最初から歯切れがよいので低域補正だけの「Bass Booster」でベストマッチである♪
CASIO QV-3000EX MacBook Pro
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