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すっきり無駄なく正しく綺麗にレイアウトしましょう(c)手前味噌
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快適なMac生活の必要十分条件は下記の通りである。
- 充分に速いハードウエア(G3以上)
- 充分なメモリー(128MB以上)
- 充分なHardDisk
- フリーズや爆弾のない安定した動作
- 充分なサイズのモニター画面
- 優秀なApplication
- 利便性を高める小物ソフトの充実
- 日々のメインテナンスの実行
- 人間工学的に正しい全体レイアウト
ハードウエアがG4/500MHzであっても、次のようであっては快適とは言えない。
- マウス(の中)やマウスパッドが汚れていてカーソルがスムーズに動かない
- モニター画面が汚れている
- モニターがちゃんとキャリブレートされていない
- ソフトやデータが整理されて居ない。どこに何があるのか分からないから目的のファイルにすぐにアクセスできない
- しょっちゅう爆弾が出る
- しょっちゅうフリーズする
- 通信速度が遅い
- キーボードの位置が不適切
※キーボードは椅子に座った状態で肘の高さに来るようにすると疲労度が少ない
- マウスの周りが整理されていない
これらはいずれも日々のメンテナンスやちょっとした注意や知識で避けられる。コンピュータは自動車や家電製品のようには完成度が高くないし、定期整備もないのに真夏のエアコン以上に酷使するものである。だからメンテは必須なのである。
ハードウエアのメインテナンス:
光学マウスでない場合はマウスの内部とマウスパッドの清掃は毎週欠かさず行うべきである。それもあって筆者はIntelliMouse Explorerに変えてしまったぐらいである。とにかく、ごろごろ、がたがたと動くマウスは快適性とはほど遠い。そう言う意味では新しいAppleのProMouseはいいかも知れない。モニター画面については、まず絶対に手で触らない、指で直接指し示さないことが重要。喫煙者は静電気の影響でモニター表面に薄くニコチンとタールが付着してくるからこれも問題。よって、定期的にOA用クリーナーとティッシュで汚れを拭き取ること。内部の清掃は精神衛生上の効果が主。別に掃除しなくてもMacが故障することはないと思うが、たまには外側のケースを外して内部に溜まった埃をブロワーで吹き飛ばしてやると良い。内部に冷却ファンを持つ機種の場合、フロッピー挿入口などの開口部から空気を取り入れるので、その辺りに埃が溜まるから、これは日常的にブロワーで吹き飛ばすと良い。使っているうちに汚れてくるものの典型がキーボード。汚れが気になる場合は次の方法で新品に生まれ変わる。
- 全てのキートップを取り外す
※専用工具があると便利
※後で元に戻せなくならないようにメモを取るか、キーボードごとコピーを取ると良い
- 個々のキートップをOAクリーナーなどで清掃する
- 面倒な場合はネットに入れて洗濯機で洗うと言う手もある
- キートップを外したキーボード基盤は大抵の場合驚くほど汚れているので、ブロワーで吹き飛ばすなり掃除機で吸い取るなりして清掃する
- キートップを元に戻す
※この時、スペース、リターン、エンターなど、折り曲げた針金のような部品の付いているキーの装着には注意すること。元通りにしないと動作がおかしくなる。
ところでMacの周り、マウスパッドの周りが書類などでごちゃごちゃになっているケースを見かける。酷い場合はスキャナーの上が書類の山状態なんてこともある。マウスパッド周辺がごちゃごちゃしているとマウスがスムーズに動かせないし、書類をどけないと使えないスキャナーなんて話にならない。Mac本体の周りがごちゃごちゃだと通風に影響が出る。Mac本体を床に置いていれば埃を吸い込む可能性が高くなる。
喫煙者の場合、火のついた煙草を灰皿に起きっぱなしにする癖がある人は、灰皿がMac本体の近くにあると紫煙がそのままMacに吸い込まれる。これを長年繰り返すとFDやZipドライブ(組み込んでいる場合はMOドライブも)のヘッドやレンズにタールが付着して動作不良を起こしやすい。実際にあった例として、その結果、最後にはメインロジックボード上にタールの薄い皮膜が形成され、表層電流によるショートでMacが故障したと言うとんでもないケースもある。筆者は超ヘビースモーカーだし、Macの前でも気にせず煙草を吸うが、それだけでMacが故障することはあり得ない。要は使い方である。
この項、続く
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