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Mac OS X v10.1
アップデートパッケージ |
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大事なのはMac OS 9.2.1CD-ROMだったりする
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現時点では全く使い物にならないと結論付けているMac OS Xの新しいバージョン=10.1が発売された。今度はメジャーアップデートなので新たにCD-ROMでの提供。発売日の早朝に販売店に足を運ぶと2,500円で手に入るのだが、最初で懲りている(わざわざ新宿高島屋特設会場に1時間以上並んで手に入れたらロクなもんじゃなかった)のでそんなことはせず、暫くしてからAppleStoreでアップグレード・パッケージを注文したら、それが今日届いた。
ところが、同じ今日、AppleからはPowerBook G4とiBookのマイナーチェンジの発表が………。そっちの方が筆者にとっては余程大きな話題である。 |
それはさて置き。Mac OS X 10.1のパッケージにはMac OS X 10.1の他にMac OS 9.2.1が含まれる。筆者が欲しいのはこっちである。うちのPowerBook G4はMac OS 9.1の時の発売だが、直後に発売されたMac OS X 10.0を購入した時に付いてきたのMac OS 9.1CD-ROMではPowerBook G4を起動できない。だからMac OS 9.2.1にするには別途、先日インターネットでDownloadしたアップデータ(130MB)が必要なのである。
それはそれでいいのだが、手元に最新版の、かつ自分のMacをちゃんと起動できるMac OSシステムCD-ROMがないと言うのは精神衛生上宜しくない。
だからMac OS X 10.1を購入したのである。 |
だから、一応はMac系のメディアで話題になっているMac OS X 10.1は、まだ筆者のPowerBook G4にインストールされておらず、CD-ROMはそのまま仕舞い込まれてしまったのである。と言うのも、少々動作が速くなり対応ディバイスが増えたとは言え、下記の理由からMac OS X 10.1をインストールする理由がないからである。
- 筆者がメインで使うApplicationは全てMac OS 9.n対応である
- 筆者がMacを使う上で絶対に必要とする機能拡張書類やコントロールパネルは殆どMac OS Xでは動かない
- Mac OS X 10.1でそれと同じレベルの便利さは今のところ全く実現できない
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Mac OS Xが筆者のようなベテランMacユーザーでも抵抗無く移行できるレベルになるには、まだまだ1年は掛かるだろう。流石のJobsも馬鹿ではないので今のところ、Mac OS Xでしか起動できないMacを出すことはないと思う。
そうであるならば、こちらとしては当分はMac OS 9.nを使うしかないのである。 |
なお、では何故ベテランMacユーザーがMac OS Xを嫌うかと言えば、それは下記に要約できる。
- 従来の意味でのFinderが無い(のはMacではない)
- そう言う意味で今までのノウ・ハウが殆ど何も役立たない(と言うことは筆者が初心者に逆戻りすることを意味する)
- Mac OS Xパッケージに付属する「Mac OS X Developer Tools」は開発ツールであり、筆者にはインストールの方法すら分からない(なんてことはMacの流儀ではない)
しかしMac OS 9.2.1システムCD-ROMが2,500円で手に入ったと思えば腹も立たないのである。 |
とは言え、将来的にMacがMac OS X=UNIXで動くことだけは既に決まっている。今後永久に従来のMac OS 9.nを使い続けることは出来無い。
と言うことで、Mac OS X 10.1をインストールすることにしたのだが、最初にいきなりつまずいた。インストールしようと思うとインストール先のHardDiskを選べないのである。
それで分かったのが2,500円の意味。この「Mac OS X 10.1アップデートパッケージ」は、あくまで「アップデート版」なのである。つまり既にMac OS Xを購入しインストールしてあるHardDiskにしかインストールできないのだ。
かくて3月末以来久々にMac OS X 10.0をインストールし、その上からMac OS X 10.1をアップデートインストール。なんやかんやで1時間近く掛かったのだが、一切のトラブルなしにインストールは完了した。 |
既にあちゃこちゃに書かれている速度の向上などについては、筆者の場合は比較対象があくまでMac OS 9.2.1なので何の感動も無し。いじくったのも「システム環境設定(Mac OS 9.nで言うところのコントロールパネル類と同じ)」だけだから詳しいことは分からないが、以前より設定が細かくできるようになったようではある。
Mac OS XからMac OS 9.nに切り替えると音が出なくなると言う既知のトラブル(Mac OS 9.nでもう一度再起動すると直る)は見事に直っていない【苦笑】。
とにかく、今回でやっとβ版ぐらいなんだろうと思うMac OS X 10.1であるから、HardDiskから削除はしない(専用のパーティションを切ってあるので支障がないからと言うだけのことである)が、テスト運用すら滅多にしないに違いない。ちなみに、ずっと前に購入しちゃったATOK14 for Mac OS Xは今回もインストールせず。だって入れたってどうせ使わないんだもん[爆笑]。
なおスクリーンショットがやっとMac伝統の「Command+Shift+3」で撮れるようになったのが筆者的には最も重要な改善点である。 |
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後ろはMS Internet Explorer for Mac OS X 5.1
普通にインストールすれば何の問題もなくAirMac経由でインターネットに繋がる
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「Dock」の位置を変更できるようになったのは朗報か??
しかし、絶対にDragThingの方が使いやすい
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右に配置して小さくしないと使えたもんじゃない「Dock」
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