安定しきっているMac OS X 10.4 Tiger、HardDiskは吹っ飛んだがマシンとしては完成の域のPowerBook G4 15"であるから書くことがない昨今。まして別稿の通り2005年連合三田会大会ってぇ奴で異常に忙しかった筆者。Adobeの一連のアップデートは特に必要がない(のとアップデート料金がいささか高すぎる)ので見送り。ああいよいよ書くことがない……と思っていたらATOK17がATOK18ならぬ正式名称「ATOK 2005 [v18]」になると言うので早速有償アップデート。
Mac OS X 10.4 Tigerは10.4.3になった。安定度向上、セキュリティ向上が主眼だから使い勝手の変化は無し。前に書いたとおり、Mac OS X 10.4 Tigerの目玉のひとつであるDashboardは無意味なので一切使っていない。Spotlightも今のところ大したもんじゃない。Mac OS X 10.4 Tigerの良いところは「絶大なる安定度」と「速度」にあるのだ。これでインテル版のPowerBook G4 15"がデュアルコアになってくれれば言うことはない。今のPowerBook G4 15"の場合、一度に複数のことをやっているとかったるいのである。
あんまり買う人は居ないようだが、ビデオ版だって4日で200万本売れちゃったってぐらいに長大成功のビジネスモデル(iTunes Music StoreとiPodシリーズの連動)の快進撃は続きそう。それにしても、電車の中でiPodを使っている人の多いこと多いこと。あれじゃSONYが焦るのも判る。友人知人も若い連中はどんどんiPod(最近はiPod nanoが多い)を買っている。スティーブ・ジョブスはやっぱ天才だ。間違いない(c)長井秀和。
ところであちゃこちゃに書いているようにここ暫くは2005年連合三田会大会っつぅ〜もので忙殺されていたのだが、その作業で改めて確認できたことのひとつがMac OS X 10.4 TigerとWindowsの親和性の高いこと。
2005年連合三田会大会に拘わった1,000人以上(!!)のメンバーの殆どは当然のようにWindowsなのであるが、例えばデータのやり取りなどで最近多いのがUSBメモリースティック。あるいはカードバス接続のHardDisk(最初から取り外し型の2.5inchのHardDisk)。そしてCD-R。CD-Rは当然として、メモカでも何でもMac OS X側は全く問題なく普通にMacintoshのディスクとして認識するし、相手は100%、MS-WordかExcelかPowrPointで書類を作ってるので、そのまま何の問題もなく取り込めるのだ。
但し一点だけ困ることがある。Windowsユーザーには「Windows外字」と言う認識が皆無なので平気で「丸付き数字」や「かっこ株」を使う。ティルド(〜)も文字コードが違う。これらをいちいち置き換えるのは非常に面倒。なので、Mac OS X 10.4 Tiger側に自動的にWindows外字をMacintoshの外字あるいは(1) とか(株)に置き換える機能があればよいと思う今日この頃ではある。一発で置き換えるユーティリティは自作のものがあるが、この手のユーティリティはプレーンテキスト・ファイルにしか使えないのだ。