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■ めいちゃん捜索大作戦
めいちゃんの居場所は通常はある程度決まっている。既に書いている通り、基本的にはワイフの居る部屋に居る。それでもベッドの下とか、ソファの下とかだと、咄嗟にはどこにいるのか分からない場合も多い。
現時点の統計学的結論としては、昼間はソファの下か、ベッドの下か、あるいは筆者のMacのOAラック用の回転椅子の上。夜は枕の上かベッドサイトテーブルの上である。問題はこれ以外の場所に居る場合である。
見つからないのである、簡単には。何しろ、犬と違って吠えるわけではない。鳴いても、えらく小さな声で「みゃあ」であるから殆ど聞こえない。
この結果、時として「めいちゃん捜索大作戦」となるのである。だって忽然と消えるんだもん。例えば、つい数日前。例によって忽然と消えた。名前を呼んでも返事なし。探すこと5分(←探す立場&我が国の住宅事情から考えれば充分に長い時間である)。かすかに「みゃあ」と言う鳴き声。
結論から言うと寝室のクローゼットの中。筆者がTシャツを出した時にそろっと入り込んだらしい。こっちは気が付かずに最近のマンションに良くある蛇腹式みたいなドアを閉めちゃったわけだ。めいちゃんがクローゼットに居た時間はせいぜい10分ぐらいだろうけど、真っ暗な中でじっとしていたのだろうか? あるいはついさっき。
捜索時間10数分。過去最長。じぇんじぇんどこにも居ない。更に捜索すること5分。ふと思いついて、MacのOAラックの下の段の箱(書類を入れてあるが、めいちゃんには充分すぎるほどの隙間がある)を引き出すと………居ました。
この場合、横から見てもわからないのだ。だって箱の底で寝てるんだから。ここで、最近知った猫の習性が若干、関係してくる。
例えば寝っ転がっているめいちゃんに、めいちゃんがすっぽり隠れてしまうぐらいのサイズの布きれを上から掛けるとどうなるか。
犬だったらいきなり暴れてワンワン吠えて起き上がるはずだが、めいちゃんの場合はそのまんま静かにしているのだ。ベッドの上に居るときにタオルケットを上から掛けても同じ。逃げないし鳴かないし暴れない。そのまんま静かにじっとしているので、反対に悪戯をしたつもりのこっちが心配になっちゃうほど。猫の習性の本質は知らないが、少なくともめいちゃんの場合、暗くすると静かになっちゃうわけね。
であるから、クローゼットに閉じこめられたケースはもちろん、Macの下の箱の中もほぼ真っ暗であるから、どっちにしろ静かになっちゃうらしいのだ。と言うわけで、これからもめいちゃん捜索大作戦が発動される機会は多いことであろう。 |
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