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■ めいちゃん危機一髪
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予定より早い通院の翌日になり、腹水を抜いて楽になったのか少しは動き回るようにはなったが、相変わらずキャットフードは食べない。ほとんどの時間はめいちゃん専用の寝床で寝ている状態。そして人間様の夕食時間。めいちゃんは突然、食堂テーブルに飛び乗ると本日の夕食である「けんちん汁」の豚肉を欲した。そして数切れを食す。
夕食終了後、鍋をそのままにしていたら、2時間ぐらいして自分で鍋の中から豚肉だけを引っ張り出した。大きすぎて食べられないので細かくちぎってやる。
とにかく、何か食べないと困るし、今やめいちゃんは何をやっても怒られないのでオールOK。次の日。朝から全く元気がない。
午後、ふと気になって洗面所に行ったらビニールタイルの床に大量の吐瀉物。最初は排泄物かと思ったのだが臭いがしないし、色も透明。助川先生に電話で確認。多分、久々に食べた豚肉の脂分あるいは注射の副作用だろうと言う診断。呼吸は荒くないので様子を見る。食事はなにも食べない。やたらと水を飲む。そして本日。
元気の無さが普通じゃない。歩けない。立てない。まばたきをしない。呼吸だけは普通。口を開けて鳴こうとするがみゃあと言う声が出ない。ぐったりしたまま。しかも明らかに体温が低い。これはやばい。
しかしアリーズ動物病院は本日は休診日。そこで「いつでも掛けて下さい」と言われていた携帯電話に電話。そして直ちにめいちゃんを笹塚に連れて行った。助川先生は慌てて駆けつけてくれた。診断結果として、低体温の上に黄疸も出ており、思わしくない症状であることは明白。要するにFIPが進行していると言うこと。しかも、丸々24時間以上、栄養も取ってない。
かくて首の後ろにリンゲルとインターフェロンと抗生物質を注射。入院させても出来る治療は注射ぐらいなので、明日また通院することにして連れ帰る。
体温が低いので寝床のシャギーの下に保温機を購入。
ぐったりしたまま状態。筆者はこの時点で用事があって出掛けたのだが、それから暫くして起き上がり歩き出し、キャットフードを少々食べ、昼食時に食堂テーブルに飛び乗って人間様の昼食(メンチカツ)に手を出したのだそうだ。おそらく今朝、そのままにしていたら危なかっただろう。
ちなみに今は保温ベッドの上で寝てます。 |
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