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手前の「V-Pick Lite Small」が愛用品
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たまたまサウンドハウスで小物を買う用事があったついでに、一部で話題のV-PICKを入手してみた。強化アクリル(商品名的にはプレキシグラス?)製で、やたらと固く、全くたわまず、標準タイプが2.75mmと滅茶苦茶分厚い。異常なまでに種類が多いが、これまでの常用のJim Dunlop ULTEX JAZZ IIIとは違った感じの方が参考になるだろうと思って、先端の丸いタイプにしてみた。価格は480円と高い。他店なら600円台。この価格だと、メリットがなければ使う意味はない。 |
印象としては△。先端が丸すぎる。厚みは余り気にならない。たわまないのは筆者好み。サイズはJAZZ IIIに慣れていると大きすぎる。これより小さいサイズもあるのでそっちを試してみたいが店頭で見たことがない。だからと言って480円のものをインターネット通販するのは馬鹿らしい。また、何かのついでにってことになるかも……と、暫くは相変わらずJAZZ IIIを愛用していた。 |
それから約1ヶ月後、例によって例のごとくのサウンドハウスへの注文(またかよ>自分)のついでにV-PICKのスモール・サイズを入手。下の写真の手前左が「V-PICK Small(厚さ:2.75mm)」、手前右が「V-PICK Small Lite(厚さ:1.5mm)」。先端がラウンドではないタイプ。右上の丸いタイプと比べると形状の違いが良く判る。 |
肝心要の弾き心地だが、2.75mm厚のレギュラーは、やはり違和感があって駄目。これに対して、Lite Smallは全く違和感なし。と言うか、サイズも含めて、とっても良い感じ。値段が高い(@480円)のと、店頭で見掛けないのが欠点ではあるが、これなら常用にして良いというのが第一印象。 |
それにしても不思議なのは、全然、滑らないこと。表面はスベスベなのだが、不思議に指に馴染む=貼り付く or くっつく感じなのである。と言うか、これがV-PICKの特長=売りの一つ。なんたって、V-PICKのキャッチフレーズは「The World's #1 Guitar Pick - Never Drop Your Pick Again!」なのである。 |
コスト面も、考えてみれば、実は大きな問題ではない。何故ならば、これまで使っていたJim Dunlop JAZZ III(世の常識の@100円)はティアドロップ形状なので表裏の2面しか使えないが、V-Pick Lite Smallは素材が硬くて減りにくい上に、小型のおにぎり形状だから6面が使えるので耐久性と言うか寿命はやたらと長いことになるからである。つまり@480円でも、それ程には高くないのである。 |
と言うわけで、入手後はバンドの練習に常用し、2009年暮れのライブでも(使用開始から2週間ほどで)使ったわけだが、実に弾きやすかった。つまり、我が常用ピックとなったわけである。 |
ところで。ピックを変えると音色が変わると言う記事を雑誌あるいはBlogなどで散見するが、そう言う神経質なセンスは筆者には皆無。ピックの材質や形状による音色変化を10とすると、弾き方による音色変化は100か1,000ぐらいだから関係ない(影響は無視できる)というのが筆者の立場である。 |
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