2004.07.18[日]
dpTL GoldTop
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Peavey HP EXP
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Gibson Les Paul
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S-Yairi
■ その6 もうちょいと削る♪
見るからに演奏性が向上した出来上がり状態(^^)v
Les Paulを大改造してからすぐにライブに出演。EMG+dpGuitar Systemはほぼ完璧だったが、Les Paulのネックの付け根の加工はもうちょっと削ってもいいかなと言う感じ。そこで海の日絡みの三連休をいいことに直ちに実行。
前回の写真と比較すると判るのだが、とにかく余計な出っ張りをいかに削り、かつ、ネックの取り付け強度を保つかが全て。ノミとヤスリとサンドペーパーで何とか満足出来るレベルまで加工することが出来た。
更なる切削加工をすると……
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見るからにハイポジションの演奏性が向上しているのが判る。染みこんだレモンオイルのせいでセットネックの接合部/勘合部が良く判る
前回の状態。左手の腹が来る部分にまだ角が立っているのが判る
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そこをざっくりノミとヤスリで削り取ると……
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角を完全に落としてしまった。やたら弾きやすい♪
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誰がどう考えたってこの方が弾きやすいに決まっている
木工作業はいいとして問題は塗装。前回はプラモデル用の塗料を塗ってみたが、これはやっぱり駄目。表面強度がなく、耐久性に欠ける。本気でやるならラッカーかウレタン塗装だが、考え方を変えて、レモン・オイルを塗り込むことにした。
本気で塗装するなら完全な色合わせが必要だし、そうじゃないならこれもありである。何故なら(前にも書いたが)演奏中は客席から絶対に見えないん場所だから。
これを機会に前から買おうと思ったレモン・オイルを購入。良い匂い
そのレモン・オイルだが、塗り込むだけだと、ただひたすら染みこむだけ。切りがない。つまり、やっぱ多少の目止めは必要。そこでインターネットで見つけた裏技を実施。これは簡単。木工用ボンドを水で薄めて刷毛で塗るのである。完全に乾いたら#400ぐらいのサンドペーパーで表面を削っちゃう。これで木目(の導管)が埋まるわけだ。その後はいつも通り、#1000 → #1200 → #1500で仕上げ。
それからレモンオイルを塗り込むと下の写真のように適度な飴色になる。
今回。ほぼ真上から見たところ
真後ろ(裏側)から見たところ
切削加工をした部分と隣接するオリジナルの塗装部分にはサンドペーパーなどで擦り傷が付くので、コンパウンドで磨いて修復した。艶が戻っているのが映り込みで確認出来る
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(c) Gibson Musical Instruments