かくしてdpGuitarSystem2 2006年晩秋版の完成である。それにしても、ここまでの道のりの長かったこと長かったこと【爆】。ほぼ丸二年掛かったぞと。後は搭載したストンプボックスを適切に調整して我が理想のギターサウンドを手に入れるだけである(←それが一番、大事であり、大変であーる)。そのためにはまず、それぞれのストンプボックスごとの基本セッティングを決めてしまう。これは現場=練習スタジオ or ライブハウス=での調整作業をなるべく少なくするためである(以下、前頁とほぼ重複)。コンピュータ的な表現をすればパラメータを少しでも減らそうと言うわけだ。
BOSS CH-1スーパーコーラスは「くっきりすっきりシャッキリ系」が売りのコーラスだから、その路線で設定するのが筆者流。CH-1なのにEQを絞ってアナログ・コーラス系のサウンドにするぐらいなら最初からその方向のコーラスを買えばよいと思うのである。但し組み合わせるギターアンプとの相性などからEQを若干下げることは大いにあり得るが、その辺のことは現場対応すればよいだけの話であるし、それが簡単にできるのがデジタル・マルチと大違いのアナログ・ストンプの良い点である。
BOSS DD-6デジタル・ディレイも「いかにもデジタル・ディレイです」というまるで音が丸まらないPCMサウンドそのもののディレイ音に特徴があるわけだが、EQは付いていないからそのまま鳴らすだけ。常時ON。演奏するときに精神的に余裕があればタップド・ディレイ・モードで使用。そうじゃない場合はテンポ固定。