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2007.05.11[金]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その17
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
いよいよ、ついに、とうとう、最終版か?【爆】

全面改良案=最終案(←今度こそ本当か?)決定から数日後の平日。たまたま他にやることがないエアポケットみたいな日だったので、早速、dpGuitarSystem2を組み直した。幸いにして前案(スラントタイプの2分割)の状態から全てのエフェクターと配線を外してみたら、ボードはそのまま使えることが確認できたので、まずは、その流用するボードから両面テープの残骸を綺麗に剥がすのが最初の作業。これが結構(毎度ながら)大変。

その作業が済んだら、次に、前ページの計画通りに行くかどうかの確認のためにボードの上に所定のエフェクターたちを並べてみる。問題は全く無いので、後は両面テープで固定していくだけ。但し、ボードのサイズの関係でストンプボックスの左右の間隔が狭いから、先に配線をしてから接着しないといけない箇所もある。また、ZOOM PD-01 PowerDriveについては、鉄板製の裏蓋を取り外している関係からネジの頭が飛び出ているので、これを逃げるための穴を三カ所、ボードに空ける必要がある。このようなことを接着前に全て確認しておかないと、とんでもない二度手間にもなりかねないので注意が必要である。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
念の為に一式を並べて位置関係やボードサイズをじっくり検討する
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
両端から固定していく。林檎マークの右の穴はスラントタイプで使っていたときの裏側へ電源ケーブルを通すためのもの。みっともないがKORG DT-7を置けば隠れるから埋める必要はない
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
計画図とは異なりこの二つは直結
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
配線の引き回しを慎重に検討する

大事なことがもうひとつ。KORG DT-7のMUTEスイッチを立ったまま爪先で操作できるようにするための自作スイッチの取り付け。そのスイッチの頭に赤いテープが巻いてあるのは、そうしないと暗いステージでの視認性が悪いから(KORG DT-7もボードもスイッチも全てが黒なので、このようにでもしないと、スイッチの頭が何処にあるのかがまるで判らないのだ)。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
自作フットスイッチ。赤いテープの理由は本文参照。スイッチの上面(写真の左側)が階段状になっているのは、筆者の立ち位置からMUTEスイッチの赤いインジケータのON/OFFが確認できるようにするためである
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
完成状態。視認性バッチリ

後はパッチケーブルと電源ケーブルを綺麗にまとめてスティフナーでまとめるだけ。最後に取っ手を付けて、背面に滑り止めを貼り付けて完成。今までに何10回とやらかしている作業なので、相当丁寧に慎重に進めたが1時間ちょっとで終わってしまった。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
完成♪ ハンドルがあるので持ち上げやすいってのは結構、重要
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
こっちのボードは滅多に使わないだろう【涙】。なお無駄な出費を避けるために手持ちのケーブルで配線したので全て長目のパッチケーブルによる配線。だからスティフナーで無理矢理8の字(右は二重巻きの8の字)にまとめてある
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
状況が許せば、こんな風に並べて両方を使いたいものである

ちなみに収納性もバッチリであり、いつものアタッシェケースに両方のボードを納めることも可能である(が、通常は空間系は持って行かない)。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
この状態で無理なく蓋は閉まる(空間系ボードは完成前)

なお、dpGuitarSystem2最終版に関連するTips他は下記の通り。
  • メインボードから空間系ボードに直結せずに、ギターアンプのセンド/リターン端子を使うと言う手もある(メインボード → ギターアンプ → センド端子 → 空間系ボード → リターン端子)
  • この時、ギターアンプがJC-120なら(リターン端子がステレオ対応なので)一台でステレオ接続が可能になる(JC-120は内蔵ステレオコーラスの関係からパワーアンプが2台、内蔵されている)
  • EBS MultiCompは基盤上にモードをマルチバンドにしたときにだけ効く、トレブルとベースそれぞれのトリマーが付いているのだが、ボードに接着したら裏蓋は空けられないわけだから、取り外さない限りはこの調整できない(が、そこまで凝ることはないのだ、普通は)
  • 今年の夏にはXotic社からXotic AC-BoosterとXotic RC-Boosterの高級版のような新機種が発売されるとXoticの米国本社サイトに写真入りの記事が出ている。これらは最近流行の横幅が広くフットスイッチが2個のタイプ。つまり「スルー → A → B(機種によっては更にA+B)」が可能なもの。きっとそれなりに高額だろうが、間違っても買う気はないぞと【きっぱり】
  • メインボードから空間系ボードへの給電は余っている9Vのタコ足配線用のケーブルを使う。この手のケーブルは片側が雌口になっているので簡単に延長が出来るからである
  • 元々はBOSSの巨大なエフェクターケース=BCB-60に付属してきたPSC-100と言うACアダプターは、筐体が小さい割りに電源容量は1000mA(つまり1A=1アンペア)と、たっぷりなので全てのエフェクターをONにしても容量の心配は全くない(下表参照)
  • 筆者のように、エフェクターボードへの固定は両面テープでビシャッと止まっていないと嫌だという偏屈タイプじゃない場合は、オートバックスやホームセンターなどで手に入る大判のマジックテープを使う方が脱着が楽であることは言うまでもない
参考資料:使用機材の消費電力一覧
 使用機材
消費電力 
  EBS MultiComp
15mA 
  Xotic RC-Booster
6mA 
  Xotic AC-Booster
6mA 
  BOSS CH-1 SuperCHORUS
22mA 
  BOSS DD-6 Digital Delay
55mA 
合計 
104mA 
  KORG DT-7
不明 
  ZOOM PD-01 PowerDrive
不明 
  ZOOM PD-01 PowerDrive
不明 
 消費電力データ不明の3台を20mAとして計算しても総合計は164mAに過ぎない

と言うわけで。とにもかくにも、超ぉ超ぉ〜長きにわたる試行錯誤(dpGuitarSystem2という括りで書き始めたのは2005年正月からだから足掛け3年だ)は、とうとう落ち着いた……筈である。全く我ながら馬鹿だ【爆】。後は実際にこれを使って細かいチューニング(ギター、ギターアンプ、そしてdpGuitarSystem2全てのパラメータの追い込み)に専念するのだ。エフェクターの組み替えに腐心するよりも調整=音作りに専念するのだ。それが建設的な行動というものだ。うん【汗】。
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