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2008.05.24[土]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その29
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
dpGuitarSystem2 v.10.2(クリックすると拡大)

前ページから続く。Providence PEC-04を購入してからの)三度目の正直【爆】とも言える改良案を思い付いちゃったので即実践の巻【苦笑】。とにかくまずは下図参照。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
これもありだなぁ。。。

この配線には少々説明が必要である。Providence PEC-04は4ループのセレクターだが、構造的には「3ループ+1ループ」になっており、4番目のループは配線の仕方によって、ラッチスイッチになったりもする。その関係から3番目のループの出力と4番目のループの入力は内部結線されておらず、純粋に4ループとして使う場合はパッチケーブルで外部結線する必要があるのだが、この構造を利用するのである。

つまり、この3番目のループの出力端子と4番目のループの入力端子にXotic RC-Boosterを繋いでしまうのである。これならエフェクターの接続順は正しいままであり、Xotic RC-BoosterはトゥルーバイパスだからOFFなら外部結線した状態、ONにすればブースターとなり、結果として、Providence PEC-04に4台ではなく5台のエフェクターを接続できてしまうわけである。

この状態の順列組合せは単純に2の5乗=32通りあるわけだが、それを整理すると下記のような組合せになる。
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
1
クリーン/クランチ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
EBS MultiComp+Jetter Gear Gain Stage Blue Pedalで作るクランチ系サウンド。GM8Rのボリュームを少し下げればクリーンになるようにセッティング
1b
クリーン/クランチ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
EBS MultiComp+Jetter Gear Gain Stage Blue Pedal+Xotic RC-Boosterによるクリーン/クランチ系のミッド・ブースト・サウンド(実際にはオーバードライブ気味になる)
2
コーラス
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
はっきりコーラス・エフェクト掛けてますと言うサウンド。かなり有用
3
オーバードライブ
+ コーラス
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ライブの時のS.R.Vと言うか、この間までのCharと言うかなサウンド。但し、ループ3はその日の気分で別の組合せもありと言う感じかも。EBS MultiCompをONにした方が良いかも知れないが、これも実証実験次第
4
オーバードライブ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
Xotic AC-Boosterで作るオーバードライブ・サウンド。間違いなく、最も使用頻度が高い設定。Jetter Gear Gain Stage Blue Pedalを噛ませるかどうかはテストによって決定する
4b
リード
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
いわゆるフルゲイン状態のリードサウンド
T
チューニング
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
C.A.J. MLS-2 Multi Line Selectorで切り替え。KORG DT-7のMUTEスイッチを押しておけば無音でのチューニングとなり、ライブに最適

上表の順列組合せは、実際のペダルボードの操作では下図のようになる。コーラス系のサウンドをブーストすることもないわけではないが使用頻度は低いので上表では割愛した。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
趣味の抜き版画像。クリックすると拡大

この配線のメリットは下記に集約される
  • エフェクターの順列組合せの自由度が大きい
  • クランチでもコーラスでもオーバードライブでも、とにかく音圧が足りないと思ったらXotic RC-BoosterをONにすれば良いというのは単純明快で良い
  • ライブ・ステージでミュートした状態でチューニングが出来る
実際問題として、Jetter Gear Gain Stage Blue PedalだけをONにするセッティングと言うのは実は全然使わないので、だったらこの組合せで問題はない。つまり前ページのセッティングは意味がない。

反対にデメリットとしては下記のようなことが考えられる。
  • ある音色から、ブーストアップされた別の音色に一発で切り替えることは出来ない。その逆も同じ(当たり前だ)
しかし静かな曲でいきなりオーバードライブ+ミッドブーストでソロを取ると言うアレンジは無いので、これまた問題はない。つまり、メリットの方が多いのであーる。

と言うわけで早速……と言うか、またしてもと言うか、とにかく、またまたバラして組み直した結果が下記。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
演奏中の筆者目線状態
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
反対側から見た状態
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
AC/DC Stationの「嵩上げ」が良く分かる
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
C.A.J. MLS-2 Multi Line Selectorも嵩上げしてある
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ワイアレスの場合の配線状態
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ワイアード接続する場合。嵩上げしたので抜き差しは楽勝♪
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ここ一発と言う時にミッドブースト
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
趣味の抜き版画像。クリックすると拡大

追記的考察:配線もレイアウトももういじらない=変更しないが、使い方はフレキシブル=流動的である。例えばXotic RC-Boosterをミッドブーストのままで、ゲインをちょっとだけ上げて常時ONと言うのもありである。どーゆー理屈かは判らないが、三つのエフェクターの後でXotic RC-Boosterで「持ち上げる」と、前に繋いだ時とはまた全然違った良いサウンドになるのである。この場合、演奏中のボリューム変化はギター=GM8R=任せになるのだが、とにかく、なかなか良いサウンドなのである。
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
1
クリーン/クランチ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
EBS MultiComp+Jetter Gear Gain Stage Blue Pedal+Xotic RC-Boosterで作るクランチ系サウンド。クリーン/クランチ/リードはGM8Rのボリュームで調整
2
コーラス
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
はっきりコーラス・エフェクト掛けてますと言うサウンド。かなり有用
3
オーバードライブ
+ コーラス
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
重奏感が凄いのでかなりギタリストが自己満足に浸れるサウンド♪
4
オーバードライブ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ハードロック系ならオールマイティな設定。三つのオーバードライブのトーンとゲインの微調整が肝となる
T
チューニング
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
練習スタジオでは音を出したままでチューニング。ライブの時はKORG DT-7のMUTEスイッチは常時ON

それにしてもdpGuitarSystem2はでかくて重い。サイズは50cm×32cmであり、重量は5kg強ある。最新のdpBassSystemとは大違いである。ライブの本番は気合いが入るから問題はないが、普段の練習に毎回持参するにはちょっと(いや、かなり)辛い。

じゃー「一種のサブセット」は考察に値するか?と言う問題もあるにはあるのだが、これが単純ではない。何故ならばJC-120対策まで考えると、どうしても音色は三つ必要になるからである。つまり……
  1. クリーン/クランチ
  2. オーバードライブ
  3. ミッドブースト(ブーストアップ)

これにチューナーが加わるから、それなりのサイズと重さになるわけである。コーラスとディレイは諦めるわけである。デジタルマルチという選択肢もあるが、それは二度としないと決めているので、それは無しである。となれば、結局、dpGuitarSystem2 Ver.10.2をキャリアーを使ってえっちらほっちら運ぶしかないのであるのであるのである……いや、待てよ。そうではないぞ。もうちっと冷静になって考えなければいけない。毎度毎度の練習のたびにえっちらほっちらすることは、やはり避けなければいけない。ではどうするか?
To be continued...【爆】
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