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これは改造前の状態=PEAVEY社の公式画像であーる
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2004年8月7日に購入したPRSまがいのOrnetts GM8R(GLD)は思い付く考え付くひらめく限りのありとあらゆる改造改良部品交換モディファイをし尽くしたがしかし、最終的には欠点ばかりが目に付く耳に付くこととなり、突如わき起こる浮気の虫【爆】。しかし予算は極小。だからと言ってFenderジャパンのストラトとかは絶対に嫌【笑】。 |
そこで例によって例のごとくに日本国最安値楽器専門通販=サウンドハウスのエレキギターのコンテンツを中心に他の楽器店のサイトなども含めて暇さえあれば色々色々探索すること暫し。その期間は数週間。 |
そしてまず目に付いたのが「Peavey HP EX METALIC GOLD」と言う超格安モデル。サウンドハウス直輸入品らしい。価格は驚くべきことに、たったの29,800円也。ちょっと安すぎる(のでイマイチ信用できない)とも言えるが格好はよい。色も良い。 |
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Peavey HP EX METALIC GOLD
(c) soundhouse
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それにしても幾らなんでも安すぎるのでサウンドハウスにメールで問い合わせてみたら、中国製であると。それで価格は納得。重量は3.5kgぐらいだとのこと。Les Paulより明らかに軽くなければ困るのだ、筆者は。 |
しぃかぁしぃ。やっぱ中国製であることは思いっ切り気に入らない。などと思っていたら、同じPEAVEY製ギターがズラッと並んだページに「Peavey HP EXP Tiger Eye」なる、もうちょっと高級感のあるギターを見付けた。こちらの価格は57,800円。全く同じ仕様の色違い=チェリー・サンバースト=は49,800円に値下げしてある。きっと、人気がないのだろう。しかし、そんなことはどうでも良い。 |
しぃかぁしぃしぃかぁしぃ。この「Peavey HP EXP Tiger Eye」なるギターの情報が少ない。サウンドハウス以外では扱っていないから評価記事がない。そこでPEAVEYの米国サイトを調べたらかなり詳しく載っていた。それによれば、PEAVEYの創業者でありCEOのHartley Peavey氏が自らのイニシャルを冠したシグネチャーモデルの自社製レプリカモデルであると言うのだ。レプリカなら中途半端な価格も納得できる。ちなみに本国の定価は$719.99であり、本物のシグネチャーモデルの価格は$1,699.99である。 |
後は重量だが、これも米国サイトにはちゃんと記載があり「7.5ポンド」と明記してある。インターネットの便利サイトで換算すると約3.4kgであるから◎。残るは弾き心地と全体の品質であるが、こればっかりは実物を確かめる以外はない。しかしサウンドハウスのショールームは成田の近くで目茶遠い。となればブランドというかメーカーの信用度になる。しかしかし、筆者はPEAVEYと言えばバン・ヘイレンの5150アンプぐらいしか知らない。一時期バン・ヘイレンがエンドースしていたWOLFGANGはやたらと高いがまるで好みじゃないので知識もない。そこでインターネットでPEAVEY社とはなんぞや?を調べると、どうやらYAMAHAみたいな総合メーカーらしい。てぇことは、ある意味安心できると言えなくも無くもないかも知れないかも知れない……って、どっち?みたいな。。。 |
と言うような実り無き考察(馬鹿だ)をすること数日。結局、サウンドハウスの買い物カゴをポチッとしてしまった筆者。なななな何と生まれて初めて試奏もせずにギターを注文してしまったのである【爆】。そして注文の翌々日には佐川急便で届いちゃった【苦笑】。一緒に注文したのはSonicの500キロΩのフルアップポットとギグバッグだけ。それ以外のチューンアップ・パーツは全てOrnetts GM8R(GLD)から移植すればよいからである。 |
佐川急便のおにーさんから段ボール箱を受け取った瞬間に思ったのは「軽い!!」と言うこと。箱から出したら本当に軽かった。体重計で測ったら3kgを切っていたのだ。これはらっき〜♪ とにかく腰と肩に優しいことは熟年ハードロッカーには必須なのだ。 |
そして全体はと言うと、塗装も仕上げも作りも何もかも、とても57,800円には見えない満足できるクォリティ。大正解♪ 取り敢えず生音で弾いてみると、これまたシャキーン、ジャラ〜〜ンと良く鳴ること♪ 全然、言うこと無しではないか♪ さらにバック・キャビティを開けてみると下の写真のように、ちゃんと導電塗装も施されている。 |
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改造前のキャビティ内の状態。ちゃんと全面に導電塗装が施されているし、ワイアリングは綺麗だし、スティフナーで止めてある。但し使用パーツは見るからに安っぽい
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と言うわけで、まずは絶対にこれだけはしなければいけないという改造=エンドピンをダブルにする改造だけを先に済ませてしまう。こうしないとエレキギターは単体では安心して立て掛けられないからである。ギタースタンドは必ずあるとは限らないのだから、この改造は絶対に必須なのだ。 |
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なによりもまず最初に改造したのはエンドピン。これは必須作業である
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で、その翌日がバンドの練習だったので、そのまま持ち込み。これまで使っていたGM8RのピックアップはDiMarzioの大出力のものだから、すっぴんのPeavey HP EXP Tiger Eyeでは大幅にゲインが落っこちるので、スタジオのアンプとdpGuitarSystem2のゲインを上げて対応。弦高調整すらせずに演奏したが、その状態でも概ねOK。もちろん、改良箇所はあるが素性の良さは確認できた。これで完全にOrnetts GM8R(GLD)は不要になったから、まずはそっちからパーツを全て外してしまう。筆者は使わないと判っているものをそのまま所有する気は全く無い人なのであーる(その顛末はこちら)。 |
そしてもうひとつ。筆者はどんなものでも自分に合うように調整や改造をしないと使わない使えない人なのであーる♪ と言うわけで次にやることは…… |
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