Peavey HP EXP君のワイアリングはこれまでは下記の状態であった。これは筆者のオリジナルの配線で、フロント・ピックアップを選んだときに若干、ブリッジ・ピックアップが混ざる。また、フロント・ピックアップはDiMarzioデュアルサウンド・スイッチによって「ノーマル ⇔ タップ ⇔ パラレル」が選べる。
■ これまでのワイアリング
世界に一つのオリジナル配線(^^)v
これはこれで良いのだが、しかし、ペダルボード=dpGuitarSystem3の内容をいじり倒した結果、最新のエフェクターのセッティング(パラメータ)との組合せでは、いささかフロント・ピックアップのトーンが固すぎるという状態になった。また、Peavey HP EXPは24フレットであるから、Les Paulなどの22フレットの普通のハムバッカー・ピックアップを搭載したギターに比べると、相対的にフロント・ピックアップがブリッジ寄りに位置する関係から、元々、やや音が固くなる傾向もある。だったら(いよいよ or わざわざ)ブリッジ側の音を混ぜる必要もない。更に、Peavey HP EXPのボリューム・ポットはSmooth Taper Volumeに取り替えているのだから=つまり、ボリュームを絞ったときにもちゃんと高域は出るんだから、その意味でもブリッジ側の音を混ぜる必然性はない。となれば、ノーマルの配線の方がモア・ベターである……と言うのが結論。だったら、配線をやり直せばよいと。となれば、配線は以前に考案した下図になる。