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あっと言う間に今年も師走である暮れである。もう終わっちゃうのである。歳を取るに従って一年の立つのは早くなるものだが本当に早いのだ今年も。この「日々雑感」をこの前に書いたのは8月の残暑の頃。その後も事件は多く、拉致事件被害者の帰国など色々あったのだが、ネタ的に重すぎて触れずに置いておいたらあっと言う間に今年も後4日なのである。 |
プライベートでの最大のトピックスはやっぱり猫が二匹になったことである。猫の多頭飼いにはそれなりの意味と理由がある。
- 猫は犬と違うので本来、猫の遊び相手が必要である
- 猫は躾が要らないので複数居ても邪魔にならず手間も掛からない
- 猫は吠えないので誰の迷惑にならない
- 元犬派の筆者も一度猫を飼ったら最後あっさりと君子豹変して猫派に変身。だったら沢山居た方が良いに決まっている
- ずっと先を考えると年の違う猫をずらして増やすのはペットロス症候群予防策としてベストである
だから来年に三匹目が登場する可能性は否定できない我が家(^^;; |
今筆者が個人的に一番困っていることは何か?
それは1999年末にSOHO(なんで「職住一致」と言わないのだろうかと凄く不思議な外来略語。「トッピング」と「ふりかけ」は違うのか?)になってから運動量が激減した結果のお腹のたるみ【涙】。
以前は家が恵比寿、会社が渋谷で朝晩は徒歩18分の距離を毎日なるべく早歩きで往復していた。それだけで結構な運動量があったし、事務所があれば出掛ける機会もそれなりに多かった。
ところが今は完全に我が家=職場であり、仕事の99%はPowerBook G4で済むから必然的に動かない歩かない出掛ける機会も減る。するとてきめんにお腹が出て来たのである。
筆者の場合、50歳にしては見た目は若作りで全体は大きく分けなくても細身。だから余計にお腹だけが目立つ(T_T)
しかも筆者は運動おたくではないから毎日腹筋なんてやるわけがない。
そこで去年当たりから大流行しテレビでは頻繁に通販をやっていた(今は全くやってない)ABTRONICを夏前に買っちゃった。そして数ヶ月は使ってみた。
その効果の程は?
どう言う事かというと、筋肉電流に似せた電流で筋肉は強制的に動かされるから確かに腹筋はそれなりに付くのである。しかしこのこととお腹の回りの余計な脂肪を燃焼させることは全く別問題なのだ。
するとどうなるかと言えば、腹筋が付く分、更にウエスト・サイズが増えちゃうのだ【涙】。
贅肉を取るにはやっぱりランニングかウォーキングかあるいは脂肪を燃焼させるほどの腹筋運動しかないのだ。
困った(T_T)
なおABTRONIC一式はジェル・チューブと一緒にデッドストックになっているのだったのだった。 |
このところの世間の動きについて。
拉致問題は非常にややこしい。「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う言葉があるが、これは……
- 風が吹くと埃が立つ
- 埃が立つと(埃が目に入るから)めくら(放送禁止用語)が増える
- めくらが増えるとあんまが増える
- あんまは三味線を弾きながら町を流して客を捜す(江戸時代の話)
- 三味線の需要が増えると猫が減る(三味線の皮は猫の皮を使う)
- 猫が減ると鼠が増える
- 鼠が増えると黒死病(ペスト)が流行る
- ペストが流行ると死人が増える
- 死人が増えると棺桶が沢山必要になる
- だから桶屋=棺桶屋が儲かる
……と言う不確定性原理の見本みたいな例え話であるわけだが、つまり……
- 北朝鮮が日本と国交正常化すれば韓国とも国交正常化する
- 北朝鮮と韓国が国交正常化すれば釜山始発の鉄道が北朝鮮と繋がる
- 北朝鮮と繋がればロシアの鉄道とも繋がる
- そうすれば釜山からシベリア鉄道までが繋がる
- そうすれば世界有数のハブ港である釜山からの大量の貨物をシベリア鉄道経由でヨーロッパに陸路で運べる
- そうすれば莫大なる利権(関税、通行料、その他諸々)がロシアの権益となる
- そのためには釜山始発の鉄道が中国経由では困る
- そのためには日本に恩を売る必要がある
- だから拉致問題などは可能な限り北朝鮮が妥協して解決させるようにしよう
……とプーチン大統領が思ったから、金正日を説得して小泉首相とのトップ会談を実現させた……のが話の始まりらしいのだ。 |
であるからして、つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」のと同じく、プーチン大統領が動いたって拉致問題の根本的解決になるはずはなく、トチ狂った北朝鮮はとうとうIAEA査察官追い出しなんてことになっちゃった。拉致被害者家族が北朝鮮からいつ戻ってくるかはまるっきり予測が付かない。
「鉄は熱いうちに打て」じゃないけど、拉致問題だって発生した時点で早期解決するように日本政府がしかるべく毅然たる態度で動いていれば、そもそも拉致被害者家族と言うややこしい存在が後から生まれることもなかったのである。
要するにこの事件は北朝鮮が起こした国家犯罪であると同時に、日本政府がほったらかしにした別の意味の国家犯罪でもあるのだ。
もしもこんなことが(起きるわけはないが)アメリカで起きていれば、拉致被害者は米国政府に何10億ドルという賠償金を要求したことだろう。 |
政界は相変わらず混迷を極めている。民主党が茶番劇を演じたと思ったら、今度は保守新党騒ぎ。これらは国民とは全く無関係の世界で行われており、誰も関心がない。はっきりしていることは次の選挙でまた民主党の得票数が減ることだけである。
政治がこの調子なら経済界も似たようなもので、金融は勿論、ゼネコンも流通も何もかも良いことが殆ど無い。今更ながら「やっぱりあの時ダイエーは潰せば良かったんだ」なんて声も聞かれるが、何もかも遅すぎるのである。
だから筆者はここ数年の流行語大賞はみんなまとめて「先送り」にすればいいと思うのだ。 |
最後に今年の「正解の」買い物を振り返ってみることにしよう。
- 36型BSデジタルHDTV(東芝36ZP55):去年、せっかくDVD&VHSコンパチ機を買ったのだからやっぱりテレビもワイドじゃなくちゃと言うことよりも元々の27型が壊れたから仕方なく買い換えて大正解。プラズマじゃないので価格もこなれている
- BSデジタルセットトップボックス(パイオニアBD-V2T):テレビがHDTVになったんだからJ-COM(我が家のCATV会社)との契約もBSデジタルに変更。ハイビジョンやBSデジタルの画質、そしてDVDの画質は笑っちゃうほど綺麗である。個人的には全く興味の無かったW杯でも芝生の芝一本一本が見えるような画質には驚いた。但しこれは買ったのではなくてレンタル
- 来喜(チンチラ・シェイデッド・ゴールデン):こっちの方がHDTVより2万円ほど高い(^^;; とにかく今や我が家の欠かせない一員
- 電気掃除機(日立CV-SF9):海外製のダイソンで一躍人気になった紙パックのいらないサイクロン方式の掃除機。マイナスイオンも発生。何で買ったかと言えば、猫二匹が絨毯にこすりつける繊毛が今までの東芝の掃除機では全然取れなくて頭に来たから。今度のは見事に取れる。掃除機の性能差に驚いた次第。この掃除機はテレビ通販で宣伝していたものの上位機種をビックカメラで買ったのだが大正解。それにしてもテレビ通販の商品説明の巧さは一般流通が取り入れるべきノウ・ハウである
- iPod(10GB):5GB版では入り切らなくなっちゃったので買い増し。iPod(5GB)はワイフ用になった
- Ibanez SR-380:20数年ぶりに買ったエレキ・ベース。実売3万円を切る入門機種だが充分な演奏性と音質・音色。これで充分
- ZOOM 708II Bass:ベース専用マルチエフェクター。これまた実売10,800円と格安ながら必要な機能は全て備えているすぐれもの
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