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価格破壊万歳(^^)v
上はCATVのデコーダ。下はシーラカンスなLDプレーヤ
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5年前ぐらいに買ったシャープの安物のビデオデッキはＧコードに対応していないので録画が面倒である。録画性能もヘッドの劣化でかなり落ちてきた。巻戻しも遅い。最近の機種の巻戻しの早さは嘘みたいに速いってのは良く知っている。ついでに言えば、そろそろ時代はDVDである。
てなわけで、VHSとDVDそれぞれ、そこそこの製品は2万円前後で買えるだろうと言う安易な目算で例によって例のごとくビックカメラ渋谷東口店へ行ってみた。
そうしたらびっくり。入荷したばかりのビクターの最新型VHS＆DVDコンパチモデル（HR-DV1）がたったの36,000円ではないか!!
しかも謳い文句が物凄い。
- VHS、500倍高速巻戻し、Ｇコード対応
- DVD、CD、MP-3（つまり自分で焼いたCD-R）対応
- DOLBY DIGITAL、dts（デジタル出力）対応
要するになんでもＯＫなわけである。筆者としてはS-VHSだD-VHSはどうでも良いし、HardDisk内蔵機はまだ価格がこなれていないから当分先でよいので、正にこっちのニーズにぴったりなわけだが、それにしても、この機能で実売36,000円は安い。価格破壊万歳としか言いようがないではないか。しかも置き場所・レイアウトに悩むこともないのだ。
翌々日、配送されてきて早速DVDを再生したら画面の綺麗さとサウンドの素晴らしさに二度びっくり。PowerBook G4で再生するのとは訳が違う。PowerBook G4からテレビに出力して再生するのとも訳が違う。やっぱりDVDはハードウエアエンコードの専用機に敵うわけがないのである。
とにかく、これは非常に良い買い物であった。 |
と言うように不況を背景に価格破壊が物凄い。今までの物価が高すぎたと言えばそれまでだが、消費者としては極めてありがたい。現に、いま履いているスラックスもユニクロであるが品質には何の問題もない。VHS・DVDコンパチ機を買ったからタワーレコードとHMVでごそっと音楽物のDVDソフトを仕入れてきたが、いずれも驚くほど安い。小腹が減ってマクドナルドでチーズバーガーを買ったら100円玉でお釣りが来てびっくりした。普段は買わないから「平日半額」を忘れていたのだ。
会社で使う帳簿用のファイルや伝票を渋谷のダイソーで1年分買っても800円しかかからなかった。これまた品質はコクヨの物と変わらない。
と言うことはである。今までが高すぎるのである。メーカーや販売店の努力が足りなかったのである。
ワイフの買い物に付き合って四谷三丁目の東京堂（フラワー関係の専門店）でクリスマスツリー用の電飾（16mの防水）を買った。帰りに伊勢丹に寄ったら倍以上の価格で全く同じ物を売っていた。三越では伊勢丹よりも更に1,000円高かった。吉祥寺のディノスのショールームでは東京堂で売っているクリスマス用の各種オーナメントと全く同じ物を値札だけ変えて売っていた飾っていた。仕入れが東京堂なのはミエミエである。消費者に簡単にばれるような商売は駄目である。 |
ところで今年は（今年も??）驚くような事件の多発した一年間だった。ざっと振り返ってみよう。
- ブッシュ政権になってすぐ、北朝鮮政策を見直すと言明。先日の不審船撃沈（快挙!!）事件を予感するような話である
- 同じく1月にはセガがドリームキャストから撤退。数ヶ月後にセガを引っ張ってきた大川会長が亡くなったのが何とも皮肉である
- 2月にはハワイ沖原潜事故が起きた。トム・クランシーが嘆くように米軍は長かったクリントン民主党軍縮政権で士気が落ちタガが緩んでいたのである
- 現在は腰痛に悩む清水宏保が世界新記録でスピードスケート500mを制したのが3月。彼はイチロー、高橋尚子と並ぶ、日本では極めて数少ない世界レベルの天才アスリートである
- 日本の音楽産業の名門中の名門、老舗中の老舗たるコロンビアが本社ビルを売却したのも3月。売り上げがエイベックスの4％しか無いんじゃどうしようもない。時代は変わるという奴の典型例である
- 4月森総理退陣。最後の最後の李登輝総統へのビザ発給は快挙だった。森くんに関して言えば、大番頭には最適だが総理の器ではなかったと言うことだろうが、結構、色々な決断は早い人だった。しかし失言が多すぎた
- そして小泉内閣誕生。小泉くんを首相にしちゃうあたりが自民党の強さだろう。これじゃ民主党は立場がない
- 同じ4月。現役最高のギター・ヒーローたるエディ・ヴァン・ヘイレンが舌ガンであることを告白。この時点ではジョージ・ハリスンは闘病中。ロック・スター達も病魔には勝てない
- 5月、歴史教科書問題で例によって例のごとく中国、韓国が騒ぐ。露骨な内政干渉である。てめぇらの教科書にはどう書いてあるんだってぇんだ、べらぼうめぃって感じ(^_-)
- 同月、やっとやっとやっとこさハンセン病問題で政府側が控訴断念。そもそも、これまで控訴を続けていたことが問題だったのである
- 6月初旬、小学校無差別殺人事件発生。市中引き回しの上磔獄門ってのを復活させるべきである
- 同月の都議選で社民党（旧社会党）が議席を喪失。東京を滅茶滅茶にした美濃部都知事時代から隔世の感あり。ざまぁ〜〜かんかん
- 同じく政治絡みでは大橋巨泉が参院選出馬を決定。それまではファンだったが一発で嫌いになった。当選後、既に悩みに悩む巨泉ちゃんになっているのはご存じの通り。馬鹿なことをしたものである
- 7月。メイジャーリーグベースボール・オールスター戦でイチローが初打席初ヒット初盗塁の快挙。その後も活躍は続いた。彼は王タイプの努力型の天才である。よって長嶋タイプの新庄と違ってコメントは全く面白くない
- そして9月11日。アメリカ同時多発テロで世界中が震撼した。それから1週間はニュースを見る関係で完全に夜昼が逆転した筆者だった
- 9月28日。長島茂雄監督引退声明。日本プロ野球の一時代の完全なる終焉。これにて来年から日本プロ野球は一切、関係なくなった筆者。だって、あなた。原監督の巨人軍なんて何の意味があるんですか??
- 10月。ミノルタカメラ国内生産から撤退。松下と東芝が液晶事業を統合。同じような話は一年中あった。全て遅すぎただけの話。群雄割拠ならいいが、柳の下にドジョウが百匹じゃ意味がないのである
- 田中眞紀子ちゃん問題次から次へと噴出。外務省も酷いが、眞紀子ちゃんのお嬢ちゃま的問題児ぶりも充分に大問題。元々外交ベタな日本だが、それが加速したんじゃ国民はたまらないのだ
- 11月。見事な成績実績で初年度を終えたイチローが米国ゴールデングラブ賞を受賞。日本人アスリートとしては多分、歴史上最高の栄誉だろう。アメリカと言う国と国民のオープンマインドに拍手。日本とは大違い。なお、その後、ア・リーグ新人王そしてMVPまで獲得したイチローは本当に凄い奴だ
- 11月13日カブール陥落。やっぱりアメリカ軍は予想通り圧倒的に強かった
- 11月17日Apple iPod到着。突然、個人ネタのようだが、これはやっぱり画期的な新製品である。ジョブスは色々問題も多いが、やっぱり大した男だ
- 12月。野村沙知代逮捕。田代まさし逮捕。敬宮愛子様ご生誕を軽く吹っ飛ばす話題性ってのも困ったもんである
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| かくて中東和平は完全に白紙に戻り、ビンラーディンは未だ所在不明、眞紀子ちゃんは最後まで失言を繰り返し、景気はいっこうに上向かず。凶悪事件は頻発し世田谷一家惨殺事件は解決の目処すら立たず。狂牛病問題はしっかりと尾を引いており、流石のユニクロも売り上げが下降気味。価格破壊商品とエルメス、Louis Vuittonが売れる変な国日本と言う構図は2002年も変わらないであろう。 |
ところで今年は結構、最近の筆者にしては買い物が多かった。最後にそれを振り返ってみよう。
- PowerBook G4：オール・イン・ワン、無線LAN、ブロードバンド対応。正に完璧。今までのMac環境は何だったんだろう??ってぐらい画期的に気に入ってしまったのだった
- 来夢ちゃん：買い物には違いない。今や我が家に欠かせない存在
- 乾燥機：前のが壊れた。当然のようにナショナル製。前面スイッチがやたらと増えたが使うのはスタート・ボタンだけってのがアホらしい。性能・機能的にはとっくの昔に完成されちゃっているから無意味な付加価値競争をやっているんだろう
- 電子レンジ：これも前のが壊れたから。新製品にはトースター機能があるものが殆ど無いので機種選定に悩んだ。赤外線センサー付きは確かに便利である
- 絨毯とロールカーテン：ワイフはクリスマスおたくである。故にルーム・コーディネート上、和室や障子は全く不要。そこでリビングと和室に赤い絨毯を敷き詰め、障子を取っ払ってロールカーテンとレースのカーテンでインテリアの雰囲気を一新した。勿論、来夢ちゃんともマッチする
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- エプソンPM-780C：優香のコマーシャルに嘘はない。これとデジカメがあれば本当にDPEは全く不要である
- Apple iPod：1979年のウォークマンの発売以来、ヘッドフォン・ステレオの類は一切無視してきた筆者を豹変させた脅威の新製品。今や外出時の必需品
- ビクターHR-DV1：冒頭の記述通り
- TECH21 NYC SansAmp TRI-A.C.：オール・アナログ回路に特徴があるギター用3チャンネルプログラマブル・アンプ・シミュレータ。現時点では音が出せないので、実力が発揮されるのは年明けからである
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