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2010.10.12[火]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 その12:もっとシンプルに
2010.10.18[月]追記
2010.10.24[日]追記
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.0

「生きるべきか、死ぬべきか」はハムレットの深刻な悩みだが、筆者の下らない悩みは「どっちを前にするか」だったりする【苦笑】。
それはつまり「Xotic RC-Booster → Lovepedal ETERNITY」と「ETERNITY → RC-Booster」のどっちが良いかと言うことである。

一般的な考え方としては、RC-Boosterは常時ONが普通である。何故ならXotic社自らがRC-Boosterは長いケーブルの引き回しでのゲイン落ちを回避できることを売り物にしているからである。つまり、一種のライン・ドライバー的な機能があるわけだ。
と言うことは初段=一番最初に持って来るのが正しい使い方と言うことになる。

しかし、RC-Boosterを名前の通りの「Real CleanなBooster」として使うなら、一番最後に持って来ないと全体の音量を上げられない。初段や中間では、その後のペダルが飽和するので音量が思ったようには上がらないからである。

このどちらがよいのかについては、これまで色々と試行錯誤を繰り返したのだが、結論としては「どっちも有り」である。つまり、一長一短があるのである【爆】。
だがしかし、このところの「筆者の気分」は久々に「最初に持って来る」に傾いている。そう、こう言うことは気分で決めるものなのだ【笑】。

もうひとつ。dpGuitarSystem3 Ver. 1.9は概ね問題ないのだが、どうもボードの空きスペースが気に入らない。何というか「密な感じ」が損なわれており無駄を感じて違和感がある。そんなことはどうでも良いと言えばそれまでだが気になることは解決しないと気持ちが悪い寝覚めが悪い……と言うわけで、どのように並べれば「密になるか」を再検討するためにAdobe Photoshopで作図しちゃう筆者(馬鹿だ)。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 1.9
右下の空きが気に入らないわけだ。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.0β1
こうすると今度は中央部に空きが。。。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.0β2
もちろん、こちらも同じ事。。。

と言うわけで試行錯誤の結果はどうも宜しくない。さらに考えること暫し。ふと思い付いたのが不調和の調和というか何と言うか、ペダルは必ずしも直角・垂直・水平(碁盤の目)に並べる必要はないってこと。Radial TONEBONE DRAGSTERをやめにして、Lovepedal ETERNITYをちょっと斜めに倒し、ボードを切り詰めると下図のようになる。かなり「密」である。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.0β3

しかし上図は図上演習【笑】なので、実際に並べてみないことには本当のところは分からない。てぇことは結局、またしても強力両面テープを引っ剥がしての作業となるわけなのであるのであるのであーる【爆】。

もうひとつ。Electro Harmonix Small Cloneは非常に素晴らしいコーラス・ペダルであるが、電源を入れてからフットスイッチを最初に踏んだ時のポップノイズが非常に大きい。このノイズを消すにはフットスイッチをガチャガチャと数回踏んで電荷を逃がしてやればよいのだが、ステージでセッティングして最初の1発目のノイズをギターアンプから出さない為にはミュート機能のあるKORG PitchblackをSmall Cloneよりも後に接続する必要がある。このために配線がややこしくなる。上図はそれを反映しているので結果としてパッチケーブルの引き回しが無駄に長くなるのが気に入らない。

そこで、KORG Pitchblackに下駄を履かせて持ち上げる。その空間にRC-BoosterからETERNITYに行くパッチケーブルを潜(くぐ)らせる。こうすると無駄な引き回しがないので「パッチケーブルは短く」の原則が守れる。同時に「密にする」にはKORG Pitchblackも若干斜めった方がよいと言うことが分かり、以上を全て反映させて作図したのが下図である。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.0 正式版

なお、単純にパッチケーブルを短くするためだけなら他の並べ方もあるが、入力端子の位置の関係から初段であるRC-Boosterは右端に位置しなければならないし、最終段であるLovepedal Echo Babyは一番上(正位置なら一番左)に居なければいけないので、この並べ方がどう考えても一番「密=筆者的に美しい」かつ「無駄がない=パッチケーブル最短」なのであーる。

と言うわけでボードの無駄な部分を切断し、ペダルを並べ直して固定し、きっちり配線して、しっかりとスティフナーで固定して完成したのが下の趣味の抜き版写真の状態であーる【♪】。うん、美しい【自己満足♪】
日々雑感 - DoromPATIO
真上から見た趣味の抜き版画像。RC-Boosterの出力が(下駄を履かせた)KORG Pitchblackの下を通ってETERNITYに至るのが良く判る筈。そうしないとケーブル長が無駄に長くなるからである
日々雑感 - DoromPATIO
突然ボードが黒になったのは表と裏をひっくり返したからってだけの話であーる。この方がGeorge L'sの赤いケーブルが目立ってスタンダールみたい【笑】で宜しいんじゃ〜なかろうか【♪】
日々雑感 - DoromPATIO
Lovepedal ETERNITYの出力側のパッチケーブルは爪先で引っ掛けたりしないようにストッパーを噛ませて、しっかり固定
日々雑感 - DoromPATIO
入出力端子は全て右側にまとめた。たったこれだけのことでも現場でのセッティングが数10秒は早くなる

かくしてペダルボードは無事、完成。最終的なサウンドはギター=Peavey HP EXPとの組合せで決まるので、順列組合せ表を下表のようにバージョンアップ。考え方の基本は……
  • フットスイッチでON/OFFするのはSmall Clone(コーラス・ペダル)だけ
  • 曲中でのON/OFFは原則として行わない
  • 「セミ・クリーン/クランチ/オーバードライブ」と「オーバードライブ/リード・プレイ」の切り替えはペダルボード=dpGuitarSystem3では行わず、Peavey HP EXPの出力ゲイン切り替えスイッチで操作する

……である。要するに「究極のシンプル操作=演奏中のタップダンスなどは以ての外」がコンセプトと言うことなのであ〜る【きっぱり】。

接続順と組合せ
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Low-Output
High-Output
M
Tuning
and Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Crunch /
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3

 Pops
 
J-Pops
 
Rock
 
R&B

2
Crunch /
Overdrive
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
3
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3

 Hard Rock
 
Lead Play

4
Overdrive
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3

もうひとつ。前述のごとく、曲中では通常はペダルボードのON/OFFはしない。少なくとも、今現在の筆者のバンド=The SHOTのレパートリーでその必要のある曲はない(無理繰り考えれば将来的にサンタナの「哀愁のヨーロッパ」を演る場合に、Bメロ部分でSmall CloneのON/OFFの必要があるにはあるが、そうなると曲の最後に必要なワウワウはどうすんの?って話になっちゃう【苦笑】)。
Peaveyのチューニングは安定しているのでライブ演奏中にKORG Pitchblackでチェックすることも無い(そもそも、過去のステージで、そう言う必要性を感じたことが無い)。もしもチューニングに問題があればステージ上なら耳で合わせる。
てぇことはつまり、dpGuitarSystem3が足元に鎮座在している必要は殆ど無いと言うことになる。

更にもうひとつ。何をどうやっても自分より前にあるペダルボードとギターがシールドで繋がっているのは余り具合の宜しいことではないという問題がある。ワイアレスを外したので、この問題は切実である。要するに、ギターからのシールドは筆者より後ろにのたくっていて欲しいのである。さもない足捌きにとっても邪魔なのである。

以上の2点を勘案すると、ペダルボード=dpGuitarSystem3は「筆者からそう遠くはないが、大きく分ければ筆者よりも後方のギターアンプに近いところの床に置く」のがベスト or ベターであると言うことになる。
それで問題が無いかを次回のバンド練習で確かめようっと【♪】。

日々雑感 - DoromPATIO
反対側から見たところ。ハートのステッカーは反射するタイプ。特に意味はなーい【笑】
dpGuitarSystem3と同時に改良を施したPeavey HP EXPの記事はこちら


追記@2010.10.18[月]:dpGuitarSystem3 Ver. 2.0を早速、筆者のバンド=The SHOTの練習で使用してみた。Peavey HP EXPのハイ/ローの出力切り替えとの組合せによる使用感はかなりバッチリ【♪】
各エフェクターのパラメータもかなり煮詰めることが出来た(但し、あくまで練習スタジオ常設のJC-120でのセッティング)。
メモ代わりに17[日]時点のセッティングを記載しておこう(信号系統順)。
  • Peavey HP Signature Series EXP Tiger Eye:
    ハードロック(1)
     Output:High
     Tap:Off
     High-pass Condenser:On
     Pickup:Bridge ⇔ Neck(Lead Play)
    ハードロック(2)
     Output:High
     Tap:Off
     High-pass Condenser:Off
    70s ロック
     Output:Low
     Tap:On
     High-pass Condenser:On
     Pickup:Neck
    ラテン系・ポップス
     Output:Low
     Tap:On
     High-pass Condenser:On
     Pickup:Mix Posithion
    J-Pops
     Output:Low ⇔ High (intro. and Ending)
     Tap:On
     High-pass Condenser:On
     Pickup:Neck ⇔ Bridge (intro. and Ending)
     Effector:Small Clone:On
    R&B
     Output:Low
     Tap:On
     High-pass Condenser:On
     Pickup:Neck ⇔ Bridge(Intro., Lead Play and Ending)

  • Xotic RC-Booster:
    Gain:1時
    Volume:10時
    Treble:10時
    Bass:2時
  • Lovepedal ETERNITY:
    Level:10時
    Glass(Treble Booster):フルテン
    Gain:10時
  • Electro Harmonix Small Clone:
    Depth:Upper Position(Deep)
    Rate:11時
  • Lovepedal Echo Baby:
    Time:10時

  • Roland JC-120
    Channel:2
    Input:Low
    Volume:9時(2)
    Treble:12時半(5.5)
    Middle:12時半(5.5)
    Bass:10時(4)
    Distortion:OFF
    Reverb:10時(2.5)

次回はスタジオ常設のもう1台のアンプ(YAMAHAのソリッドステートのSR100 212と言うマイナーなモデル。マスター・ボリューム付き)の方でのセッティング・パラメータの比較実験をしてみようかな。



追記@2010.10.24[日]:「正確な」或いは「詳しい」レベルの電気的知識が無い筆者には良く判らないのだが、Lovepedal ETERNITYとLovepedal Echo Babyに差し込まれたパッチ・ケーブルのプラグを叩くとノイズが乗る。一度完全に分解して(自作一体型巨大ペダルボード="The All-in-One"に組み込んで)から再組立をしたXotic RC-Boosterの電源端子も叩くとノイズが乗る。そこで気になって調べたら、Electro Harmonix Small Cloneの電源端子も叩くと同じようにノイズが乗る。

また、動作上は全く問題ないのだが、全てのプラグは完全にガチッと填っているわけではなく、遊びの分だけ挿入方向にガタがあるわけだが、こう言う状態は昔っから好みではない。

ガタは気分の問題だけだから許せるとして、プラグを叩くとノイズが乗るのは勿論、ちっとも宜しくない。演奏中にプラグ部分に爪先を引っ掛ける可能性はゼロではないからである。
なので、試しにCRC(KURE 5-56)をぶっかけてみたり、端子をイソプロピルアルコールで洗浄してみたが直らない。

そこで思い付いたのが田宮模型のネジ止め剤で固定しちゃうこと。これなら、もしも後で問題が出ても剥がそうと思えば綺麗に剥がすことが出来る(のは大昔から色々な工作で使っているから判っている)。
と言うことで作業をしようと思ったら手持ちのネジ止め剤がもう殆ど無いではないか。こりゃ困った。今どきは近所の模型屋ってぇもんが無くなっちゃっている時代なので、このためだけにわざわざ渋谷の東急ハンズまで行くのは面倒である。
となればインターネット。しかし、ネジ止め剤は単価が250円前後のもの。これでは送料の方が高い。実際、楽天など幾つかのネットショップで調べると運賃が350円とか500円とかである。

困ったなあと思いつつ、ダメ元で田宮模型本体のネットショップを調べたら、なんと送料は140円【!!】偉い。商品単価は262円だが、送料=140円なら渋谷往復より遙かに安いのである(国領 ⇔ 渋谷の運賃は片道=190円、往復=380円である)。と言うわけで2本を注文。数日後に佐川急便で届いた【♪】立派だ。

さて、後は作業するだけ。ネジ止め剤を一度に大量に付けると(粘度が低いので)流れちゃうから様子を見ながら数回に分けて作業。完全に固まるには経験上数日掛かるのでそのまま放置。どうせなので、全ての端子を固定しちゃった。
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ネジ止め剤使用前はプラグを叩くとノイズが出た箇所。ネジ止め剤が完全に固まった後はノイズも完全に止まった【♪】
日々雑感 - DoromPATIO
こちらも上記と同様
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手前の電源端子を叩くとノイズが出ていたがネジ止め剤で解消【♪】
日々雑感 - DoromPATIO
ここも叩くとノイズが出ていたが問題解決【♪】
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真ん中の電源端子を叩くとノイズが出ていたがネジ止め剤で解決【♪】

結果はバッチリとしか言いようがない。ネジ止め剤で固定しちゃうんだから、叩く=機械的振動によるノイズは当然のごとくビタッと止まるのである。遊びによるガタも勿論、一切無くなる。

以上により、筆者の精神衛生上の懸念は見事に全て解消されたのであーる。
(^^)v
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問題は無かったが固定
日々雑感 - DoromPATIO
問題は無かったが固定
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問題は無かったが固定
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