せっかくのネック側ピックアップのカスタム配線のスイッチからノイズが出るのでアースを取り直したり、DiMarzioの資料を見直していたら「スイッチを『ON-ON-ONの6P』にすると、シリーズ or パラレル以外にセンター位置でタップになります」とあるではないか。これ、完全な見落とし【苦笑】。だったら「ON-ON-ONの6Pスイッチ(今までのは「ON-ONの6Pスイッチ」)」を買ってきて交換すればいいわけだ。
と言うわけで例によって他の用事で出掛けたついでに吉祥寺のロックインと渋谷の石橋楽器に寄ってスイッチを二個と、ブラックのエスカッションと、ベルデンの配線用ケーブルを買ってきた。スイッチが二個というのはLes Paulも同じ配線にするため。エスカッションはEMGに合わせるため。後はDiMarzioの図面通り配線するだけ。
Les Paulも全く同じコントロール系になっている。GM8Rと比べるとポット類などの取り付け角度が違うのが判る。こちらはアーチドトップの面と関係なくコントローラー類の軸が平行になるようにしてあるが、GM8Rは面と垂直なので軸は放射状になる。しかし、そうするためには後ろのザグリを表のカーブと合わせなければならないわけだから、つまりGM8Rの方がLes Paulよりややこしい加工をしていると言うことになる。なお、当然だが表面のRに合わせてある方が人間工学的で操作がし易いのは言うまでもない