2004.11.17[水]更新
SG
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335
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Strato
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GM8R
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Oldies
■ Ornetts GM8R(GLD) その6 さらにさらに演奏性向上♪
全ての面で思い通りになった我がGM8R君
筆者のばやい、どんな道具も改造し出すと切りがない。何故ならもっと良くなるだろうと言う発想があるからである。前回までのネックの根元の切削&サンディング加工はまだ不十分だったので引っ越し後に作業をして、やっと満足出来る状態になった。なお、引っ越し先は庭があるから切り屑を気にしなくて良いから工作にはうってつけである。
やっと塗装まで含めて満足する状態になったGM8R君
と言うわけで簡単に手順を説明すると、まずは関係ない部分に傷を付けないように、ガムテープでマスキングをしてから、ノミと各種棒ヤスリ(今回のためにホームセンター=Jマート=で購入)とサンドペーパー(#180〜#600。これは千歳烏山のダイソーで購入。もちろん105円)でハイポジションの演奏性向上のために削り込む。
ガムテープでマスキングして削って磨く
次にJマートで買ってきた外装用のニス(カラーはオーキッド)を一回だけ塗り、それを完全に乾燥させる。
マスキングし直して塗装
塗装が乾いたら再度、#600のサンドペーパーで磨き、表面の平滑性やカーブの具合をチェック。塗装をしてから磨くと凸凹があれば、はっきりと判るからである。この段階で修正箇所があったので、再度、ノミと棒ヤスリとサンドペーパーで加工して塗り直し。そして納得してから塗装 → 乾燥を繰り返す。勿論、刷毛目は縦と横を使い分ける。
三度塗りした後はテカテカ状態
そして丸一日放置して完全乾燥させた状態の塗装面はツルツルピカピカないしテカテカだが、これでは手のひらにくっつくような感じがあって非常に弾きにくい。
そこで、#1000〜#2000のサンドペーパーを使って慎重に水研ぎ(サンドペーパーを暫く水に浸けておいてから、更に水を付けて塗装面を磨くこと。こうすると削り取った塗装がペースト状のコンパウンドになって非常にデリケートなサンディングが出来る)をする。その範囲はネック裏面全域。Ornettsオリジナルの塗装の仕上げは無視。
その結果が下の写真。市販のギターのネックで「サテン仕上げ」と言われる状態になり、極めて摩擦係数の少ない仕上げとなるのだ♪
#1000〜#2000のサンドペーパーでサテン仕上げにする
当然だがサテン仕上げにしたのはネックの全域
指板の上=2mmぐらいがマスキングで残ったオリジナルの塗装。艶があるのが判る。その上からがサテン仕上げ状態で、オリジナルと比べると艶が無くなっているのが判るだろう
かくてGM8R(GLD) Chinchilla君はやっと完成。ついでにエスカッションをオリジナルのベージュに戻しベランダにて記念撮影。
やっぱりベージュのエスカッションの方がマッチする
ハイポジションの演奏性最高♪
我が家からクルマで5分のK's Stuidioで
サウンド・セッティング
をした時の写真。もうどんな時もワイアレスが基本
オリジナルのオーナメントを外した後の穴隠し♪