2005.07.15[金]
SG
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335
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Strato
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GM8R
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Oldies
■ Ornetts GM8R(GLD) その9 続・演奏性向上の為の改造
ワンパターンクイズ:どこを改造したのでしょう【笑】
前回の改造=ボリュームポットとトグルスイッチの位置のスワップ(入れ換え)=は当初の目的=演奏中にトグルスイッチに触れてしまうことがないようにするのにはバッチリだった。しぃかぁしぃ、今度は二つのボリュームポットの位置が近く、トレブル側のピックアップ用のボリュームポットが操作しにくいという欠陥があると言うことが明らかになってしまった【爆】。あちらを立てればこちらが立たず。
前頁の写真
を見ると何となく判るでありましょう。
ところでGM8R(GLD) Chinchilla君には購入時からの不具合がある。それは何かと言えば「トグルスイッチからのノイズあるいは接触不要」である。具体的には急に全く音が出なくなったり、ガリったり、あるいは接触不要のような変な音になったりすることがあるのだ。こうなっちゃった場合は、応急的にはトグルスイッチをガチャガチャやるか、CRCを吹きかけるかすれば治るのだが、本質的には配線のし直しか、スイッチそのものの交換をするしかない。まぁ要するに製品不良であるし、精神的にも非常に宜しくない。
以上の二点から、明日は都内某所でミニライブだというのに【爆】、つまり、こんなことをやっている暇があったら運指の練習でもすればいいのに、何故か配線をばらしている筆者【笑】。さらに悪いことにはパーツ箱(後述)には買った記憶のない新品のトグルスイッチがあったりして【苦笑】。
何故か我が家に手持ち在庫があったトグルスイッチ
と言うわけで前回と同じ種類の改造だから、取り付け穴のサイズ拡大や半田付けのやり直しなど色々あるのだが、慣れというものは怖ろしいもんで、驚くほどの短時間で、あっと言う間に完成♪ 具合は良さそう。後は明日のミニライブでいきなりフィールド・テストじゃ♪(←こんな無謀な話は無いのだ、勿論、普通は)
いい感じではあるぞと
演奏する筆者からはこう見える訳だ
ベランダで記念撮影その1
ベランダで記念撮影その2
閑話休題
このパーツ在庫が有れば大抵のものの修理と改造が可能♪
ところでこちらが愛用のパーツ箱。ネジ、ビス、ワッシャー、ナット、ブッシュ、取り外した色々なパーツ(部品)、特殊工具(精密ドライバー、六角レンチ、トルクスドライバー、その他)などが分類されて入っている。これと、愛用の工具一式さえあれば、楽器は勿論、PowerBookやiPodの分解、ルシーダのインテリアのちょっとした改造など、何でも出来ちゃうのだ。
工具箱はこちら。左はパーツ箱
さらに引き出しの中の工具類、テープ類、接着剤などなど
参考:GM8R(GLD) Chinchilla
コントロール系機能解説
どのスイッチがどう機能するかは下図を参照のこと
補足説明
ハイパスコンデンサーをONにするとテレキャスターと同じく、ボリュームを絞っても高域だけは減衰しないのでカッティングに便利。但し静かな曲ではうるさい場合もあるのでON/OFF可能にしてある
ネック側のEMGは三通りのサウンドを選べる
・ダブルコイル:ノーマルのハムバッカー状態
・シングルコイル:ストラトのようなサウンド。但し若干、ノイズが乗る
・パラレル:本来直列のハムバッカーを並列接続した状態
出力が少し下がりハイが上がるがノイズは全く増えない
筆者はブリッジ側ピックアップのトーンコントロールは過去35年間使ったことがないので最初から外してある。これはLes Paulも同じ