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2005.06.18[土]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その4
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
こうするのがベストのようである【爆】
本文参照

山中湖合宿でのセッティングと、修正後のセッティングは一長一短であることが判った【爆】。全く凝り出すと切りがないのがエフェクターのセッティングであるぞと。
まず、前頁の修正後のセッティング(下図)でバンドの定例=月例の練習を行なった。繰返しになるが、このセッティングのポイントは下記の通りである。
  • DD-6デジタルディレイは原則はソロの時にモノラルで掛かる
  • ステレオ接続はCH-1に頼る
  • MLS-1を踏むとブーストアップ&ディレイ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
改良版セッティング。一長一短あり

結果はどうかというと、完璧ではない。当たり前だ。接続順を変更しただけで、足りない機材もあるからである。で、何がどう完璧ではないかというと……
  • クリーン or クランチはギターアンプの設定次第あるいは初段のPD-01をそれ用に調整するしかないので、前者の場合は音がしょぼいし、後者の場合は操作性が悪すぎるし、前頁に詳述したようにPD-01では結局はロクな音にならない
    → RC-Booster or Keeley Compressorを導入すれば解決
  • 通常はステレオではない。CH-1のRate(コーラスの揺れのスピード)をゼロにして、LeveとDepthをフルテンにしておけば擬似ダブリング状態になるが、音の芯が甘くなるので結局は使えない
  • また「明らかにコーラス掛かってます」にするには、その都度、Rateを4〜6に動かさなければならない=かがみ込まなければならないのは実にかったるい
    → Carl Martin CHORUS X IIを導入すれば概ね解決
  • スローな曲、静かな曲、意図的に「埋まっていない」曲では、バッキングの時にDD-6=ディレイ=が欲しくなる
    → ブースト用のPD-01をオフにしてDD-6をONにすることで解決。但しステレオ・パニング・ディレイにならないので効果が薄いしサウンドが濁る
    → つまり完全な解決には「もう一台のDD-6」が必要になる【爆】
  • ソロの時の「PD-01+DD-6」は思ったほど劇的ではない【爆】
    → ステレオ・パニング・ディレイじゃないので、これまた音が濁るせいが大きい

それでは山中湖用セッティングはどうだったか?
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ウルトラシンプル@山中湖

  • ステレオ問題はどっちも同じ。つまり帯に短し襷に長し状態である
  • コーラスについても同様
  • ディレイについては、修正版と逆で、リズムの刻みが細かい曲(例えばラテンぽいもの)などでは今度はとっても邪魔になるのでOFFにしたいが、タップド・ディレイ・モードだと「Effect Level」をゼロにするのが一番手っ取り早い
    → その都度かがみ込むのは結構かったるい作業
    ※DD-6は入力と出力のどこにどうプラグを差すかで動作モードが変わる。完全なステレオ接続の場合はディレイ音=エフェクト音=だけが左右にパニングし、原音はそのままステレオでスルーするので、エフェクトをゼロにしても原音には影響がない。インプットAだけに入力してステレオアウトしても同じ。但しいずれの場合も、原音は実際にはモノラル
    ※ついでに書けば、インプットBだけにプラグを差した状態でエフェクトレベルをゼロにすると一方のチャネルからは全く音が出なくなってしまう
  • スローな曲、静かな曲でのディレイはバッチシ♪
  • ソロにしたとき=後段のPD-01でブーストアップ=もばっちし♪
  • クリーン or クランチについてはどっちも同じ。前述のように追加機材必須である。つまり、このままではしょぼい【涙】

と言うことはである。修正前=山中湖用暫定版セッティングの方が利点が多く欠点が少ないのであるのであるのである。これつまりトライ・アンド・エラーの典型。失敗は発明の母。根本解決には追加投資が必要であることが、いよいよもって明らかになる今日この頃。参っちゃいますね。

と言うわけで、以上の実験結果を踏まえれば、一番単純には元に戻せばよいのである。また、理想を夢想すると【爆】例えば下記のようになるが非現実的であること夥しい。何故ならここまで機材を増やすとなると、スイッチング・システムを入れるなり「本気でディレイに凝るならラックでしょ」「ノイズ対策はどうすんの?」みたいな本末転倒系の話になっちゃうからである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
こんな風にするぐらいならマルチに戻った方が良いかもね【爆】

と言うことで現実路線を真面目に考えると、下図(冒頭と同じ)がベストと言うことになる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ローマは一日にして成らず

かくして、今後の筆者のやることはかなり限られぞと。。。【苦笑】
  • セッティングを元に戻す【笑】
  • ハムレットを演じる つまり
    Keeley Compressor or Xotic RC-Booster ?
    That is the Question.
  • 更にハムレットを演じる つまり
    "AND" or "OR" ?
  • そして更に……
    Which is the First Choice ?

さぁ、まずは元に戻そう……と、旧に復したのが下の写真。MLS-1(手前中央の黒いの)はダミーで、Keeley Compressorとサイズがほぼ同じなので、セットするとどうなるかを確認する為に置いてある。配線もしてあるが、もしもフットスイッチを踏むと(ループに何も繋いでいないから)ループ・モードなら音が出なくなるし、A/ABモードなら変化無し。正にダミー【笑】。

ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ダミーがKeeley Compressorになるのはいつの日か【苦笑】
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
それまでの間は画像合成で我慢しよう【苦笑】
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