以上のややこしい組合せとその変化は入出力ジャックにプラグインしたことで動作する(中にスイッチがあると言うこと)。なので、CH-1 → DD-6をステレオ接続したままでDD-6の出力だけをモノラルにする=つまり、DD-6の入力はステレオのままで、OUTPUT A/Bどちらかのプラグを引っこ抜いた状態=だと困ったことになるのだ。つまり……
- CH-1はステレオアウトのままなので、DD-6の二つの入力にはそれぞれ「原音だけ」と「効果音(コーラス)だけ」がインプットされる
- DD-6はステレオ入力となるので、ディレイ音はOUTPUT AとOUTPUT Bに交互に出力される
- もしもDD-6のOUTPUT Aだけをギターアンプに繋ぐとディレイ音は1個飛ばしになり、コーラス効果は全く掛からない(CH-1の原音だけがスルーされる為)
- もしもDD-6のOUTPUT Bだけをギターアンプに繋ぐとディレイは頭の1個が抜けた2個目からの1個飛ばしとなり、CH-1は効果音=コーラス音だけのスルーとなり、CH-1の売りである「空間合成」にはならない
つまり、ステレオにしないのなら、CH-1 → DD-6もモノラル接続にしないといけないのだ(ああややこしい)。なので、DD-6とCH-1の配置の微妙な変更をしたのである。
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