DoromPATIO DoromPATIO
topPage
information
That's談
Link
来夢&来喜日記
日々雑感
Guitars
Macintosh
DoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIO
2005.12.22[金]
topPage
Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その11
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
配置は同じ。配線だけの変更

極めてシンプルなdpBassSystemにおけるEBS MultiCompとXotic Bass RC-Boosterの接続順の考察と結果を踏まえて、こっち=dpGuitarSystem2の方も従来からのセオリー通りの「最初がコンプレッサー=EBS MultiComp → Xotic RC-Booster →」に変更した。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
結局やっぱりセオリー通りにコンプレッサーが最初♪

さらにスタジオの個人レッスン(←当日の連絡で練習スタジオの空いているブースを格安で借りること。バンドを演っている人の常識)で2時間ほど「調整三昧」をやらかして、各エフェクターの基本セッティングやアンプとの相性を煮詰めた。と言うのも、その調整三昧の翌日は六本木ケントスでの完全貸し切り身内ライブだからである(かなり泥縄だがやらないよりは1000倍宜しい)。であるからこそ、今回は下記のシーケンスでそれなりに完璧を期した。

まず最初に「dpGuitarSystem2を接続することによるゲイン落ちの程度」を精確に知るために、C.A.J Multiple Line Selector MLS-2で「ギター → アンプ直」と「ギター → dpGuitarSystem2 → アンプ」をフットスイッチ一発で比較試聴できるようにする。

dpGuitarSystem2を接続することによるゲイン落ちの程度:合計7台の機器と6本のパッチケーブルを経由するのであるから当然、ゲイン落ちはする。それがどの程度かをまず把握し、失われたサウンド・エッセンスを主としてEBS MultiCompとXotic RC-Boosterで補正するのである
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
緑色ならギター → アンプ直である

以下、調整三昧のシーケンスは下記のごとくとなる。
  1. MLS-2のループをOFF=つまりギター → アンプ直=として、GM8Rとギターアンプ(JC-120とFender Twin Amp)で(筆者的に)エレキ・ギターの基本となるクリーン系のサウンドを作る
  2. dpGuitarSystem2上の全てのエフェクター(チューナーを除く)がOFFであることを確認した上で、MLS-2のループをONにする(これでギター → dpGuitarSystem2 → アンプとなる。但しチューナー以外の全てのエフェクターはバイパスモード)
  3. MLS-2のON/OFFによるギター・サウンドの差を厳密に比較試聴してどこがどう変わったか=しょぼくなったか?/音痩せしたか?/ハイ落ちは?/厚みは?=などをチェックする
    サウンドの差:7台の機器とパッチケーブルを経由した事による電気的な特性変化、周波数変化、KORG DT-7のバッファーアンプの影響などによるもの
  4. これを補正するのはEBS MultiCompとXotic RC-Boosterである。よって、両方をONにする。EBS MultiCompに関しては、その時点では二つのつまみはいずれも最小値=利得ゼロ状態=とする。Xotic RC-Boosterも別ページで説明しているように利得ゼロ状態とする
  5. EBS MultiCompをONにすると、それだけで音が太くなるので、さらにゲインを調整してdpGuitarSystem2を通すことによるゲイン落ちを補正する
  6. さらにEBS MultiCompのCOMP/LIMITを9〜10時まで持ち上げて軽いコンプレッションを掛ける。これでEBS MultiCompは一種のライン・ドライバーとしての設定となりゲイン落ちの殆どは解消されてしまう
    EBS MultiCompのこの設定はデフォルト値=通常は固定=となる
  7. 次にXotic RC-Boosterのゲイン、ボリューム、そして必要があればトーン(トレブル&ベース)を微調整して「ギター側=フルテン=ならクランチ系」「ギター側を少し絞れば完全なクリーン・トーン」になるようにセッティングする
    Xotic RC-Boosterのこのセッティングは接続するギターアンプの種類によって微修正が必要になる場合があるのでデフォルト値とはならないが、その基準値とはなる
  8. 続いてミッド・ブースト用のPD-01のレベルを決める。ここではクリーントーンのソロ用であるが、後でXotic AC-BoosterとPD-01の組合せの時にもう一度煮詰めるので、この時点ではざっとで良い
  9. 以上で基本的なセッティングは完了であるから、クリーン・サウンドのバリエーションに移る。まずはコーラス(BOSS CH-1)である
  10. 次にディレイ(BOSS DD-6)のセッティングをする
  11. そして最後にオーバードライブ系のセッティングである。まずXotic RC-BoosterとKORG DT-7とEBS MultiComp以外がOFFであることを確認する。以上はDefault状態である
  12. そしてXotic AC-BoosterをONにして、ハードロック系のバッキング(リフ並びにコードカッティング)に最適なゲイン&トーン(トレブル&ベース)を模索する
  13. 同時に、クリーントーンの状態(EBS MultiComp+Xotic RC-Booster)からXotic AC-Boosterを踏んだ場合の音量バランスもチェックする。これはクリーンなカッティング(バッキング)からソロに入ったときの最適なオーバードライブ・サウンドのレベル(ボリューム)を割り出す作業である。一般的にクリーン・トーンはサウンドの立上りが速いので音が前に出るのに対して、オーバードライブ/ディストーション系の場合は矩形波であるから音が引っ込みやすい。なので聴感上の音量バランスの妥協点を何処に決めるかが一番大事なのだ
  14. 次にXotic AC-Booster=ON=オーバードライブ状態で、更にPD-01を踏んだ場合のレベル(音量)のチェックをする。これは言うまでもなく、ハードロックのソロ用である
  15. 最後にオーバードライブ状態でのディレイのバランスをチェックし、クリーンな場合との妥協点を見出す
  16. なお、クリーンでもオーバードライブでもコンプレッサーがONのままであるわけだから、EBS MultiCompとXotic AC-Boosterのセッティングによっては両者の相乗効果で不必要なフィードバック(場合によってはハウリング)が起きる可能性があるので、その辺りもしっかりとチェックしておかないとライブなどでXotic AC-Boosterを踏んだ瞬間に「ピー」とか「ギャー」とかなりかねないので要注意である
以上様々なパラメータの最良の妥協点を見付けるのに1時間や2時間はあっと言う間に経ってしまう。前にも書いた通り、筆者の場合、昔は実家のリスニングルームに機材一式があったので24時間いつでも好きな時に好きなだけセッティングに没頭できたわけだが、今やそうは行かない。

だがしかし。実際にスタジオで2時間を掛けてチェックとセッティングをしたら、上の理論的・経験的なシーケンスと段取り(の目論見)ほどややこしくはなかったのであった♪
  1. 音痩せは驚くほど少ない:トゥルーバイパスでは無いエフェクターが三つも直列に繋がっているにも関わらず、音痩せは(勿論、あるにはあるが)極めて軽微であったのにまずはびっくり♪
  2. EBS MultiCompをONにすれば「ギター ⇔ ギターアンプ直」よりも、いきなり音が太くなる:これ本当。そこでさらにCOMP/LIMITを10時ぐらい、ゲインも10時ぐらいにすれば、それだけで基本的なクランチーなサウンド(ギター側がフルテンなら軽いオーバードライブ気味のジャキーンと言う音。ギター側のボリュームを少し絞れば完全なクリーン・トーン)になることを確認
  3. Xotic RC-BoosterのゲインはゼロでONとし(Xotic RC-Boosterは素性がよいので、その時点ではサウンドは全く変わらないと言って良い)繋いだアンプとスタジオの音響特性の関係からベースを少し絞って低域のボン付きをカット(Xotic RC-Boosterのトーン・コントロールの効きは非常に良いのでトーン・コントロールのつまみを動かしすぎないことが使う上でのコツ)
  4. これでクリーン/クランチ系は完璧。なお既に書いたことだが、EBS MultiCompはコンプレッサーなのにONにしてもギター側のボリュームがちゃんと用を成すので常時ONでOKだし、ボリュームペダルは全く不要であることを再確認
  5. 次にディレイ=DD-6とコーラス=CH-1をONにして微調整。これまた完璧なので、コーラスはOFFにする
  6. そして、いよいよ買ったばかりのXotic AC-BoosterをONにする
  7. Xotic AC-BoosterのゲインがゼロのままでONにするとクランチの程度が少し深くなり、聴感上、幾らかレンジが狭くなった感じになる。これはこれで使える音なのだが、本来の目的ではないのでゲインを10時ぐらいに上げてみる
  8. するとPD-01とは異なり、実にスムーズで(英語的に言えば)クリーミーなオーバードライブ・サウンドに変化する。言葉で表すのは難しいのだが、要するに、ざらついた感じ、トゲトゲした感じ、耳障りな高域などがない、実に気持ちの良いオーバードライブ・サウンドなのである
  9. 逆に言えば、このままだとDeep Purpleなんかをやるには大人しすぎるので、更にゲインを上げるだけでなく、Xotic AC-Boosterのトーンコントロール(トレブル)を上げた方が良いかも知れない
  10. しかし、今回のライブではファットなソロを1曲弾くだけなのでトレブルは強調せず、そのままボリューム(レベル)だけを調整して、クリーン/クランチから切り替えた時のバランスを取ることに専念した
  11. この状態でサステインは充分すぎるほどだし、フレット・ポジションによっては気持ち良く1オクターブ上に移行してのフィードバックが得られることも確認。Xotic AC-Boosterの購入は大正解である
  12. そしてミッド・ブースト用のPD-01をONにすると、音がさらにファットになり、そのままサンタナのヨーロッパまんまの無限のサステイン=フィードバックになることを確認♪
  13. PD-01をON/OFFしながら色々とソロ・フレーズなどを弾いたりチョーキングしたりして試したが、1〜3弦(プレーン弦)の音の太さにも感動
と言うわけで、筆者が求めていたサウンドが正にバッチリ手に入ったのである。いやぁ〜これだけ結果が良いと嬉しいぞと(^^)v かくして、最終的なサウンド・バリエーションも下記の通りに確定した。
アイテム
機能/目的
ON/OFF
EBS MultiComp
コンプレッサー&ブースト
常時ON
Xotic RC-Booster
基本の音作り
KORG DT-7
チューニング
Xotic AC-Booster
オーバードライブサウンド
OFF
OFF
ON
ON
ON
OFF
OFF
ON
ZOOM PD-01
ミッドブースト
OFF
OFF
OFF
ON
ON
ON
ON
ON
BOSS CH-1
コーラスサウンド
OFF
ON
OFF
OFF
ON
OFF
ON
ON
BOSS DD-6
タップドディレイ
常時ON
用途
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
使用頻度
×
×

(1)

クリーン/クランチのバッキング用(歌バン用の必須セッティング)

(2)
クリーン/クランチのコーラスサウンドによるバッキング用(本当はステレオ接続にしたいところ。気分はトム・シュルツ@ボストンか、はたまたEric Johnsonってところ)
(3)
ロック/ハードロック/フュージョン系のバッキング用、または1から切り替えてのソロ用(曲やバンドの傾向によってXotic AC-Boosterのゲインとトーンを調整)
(4)
ロック/ハードロック/フュージョン系のソロ用
(5)
ロック/ハードロック/フュージョン系の重奏感あるバッキング用(コーラスサウンド)または2から切り替えてのソロ用(本来はそうしたくはないが踏み替えの時間的都合上から使わざるを得ない場合に限る)
(6)
クリーン/クランチのクリーンな音色でのソロ用(筆者的には今のところはあんまり使うことはない)
(7)
クリーンなコーラスをミッドブースとした状態(使わない)
(8)
全てON(使わない)

結局のところ「1〜4」があれば良い。割り切って整理すれば、通常は=特にライブ演奏では=たったの4種類のサウンド・バリエーションで済むと言うことだ。この単純さは重要である。但し種類は少ないと言っても、コーラス(CH-1)が絡むとタップダンス=複数のペダルを連続して切り替えること=が必要なのは問題と言えば問題である。つまり……

◎ 問題のない切り替え(タップダンス無し)

  • (1) ⇔ (2):CH-1を踏むだけ
  • (1) ⇔ (3):Xotic AC-Boosterを踏むだけ
  • (3) ⇔ (4):PD-01を踏むだけ
△ タップダンスの必要な切り替え
  • (2) ⇔ (3):CH-1とAC-Boosterの連続(≒同時)操作
X 不可能に近いタップダンスの必要な切り替え
  • (2) ⇔ (4):CH-1とAC-BoosterとPD-01の三つの連続(≒同時)操作

もうちょっと具体的なケースで説明するとこうなる【笑】。下の例では足元よりもギター側の切換えの方が実は忙しい。

天国への階段の場合:

  1. クリーントーンのアルペジオで演奏開始。ピックアップはネック側。ギター側のボリュームは8ぐらい:セッティングパターンの(1)
  2. コード・カッティングに入る直前にコーラス(CH-1)をON:セッティングパターンの(2)
  3. ドラムのフィルインと同時にピックアップ切換えのトグルスイッチをセンター(ネック側ピックアップ+ブリッジ側ピックアップ)にする
  4. ギターソロの前の「ジャララ〜ン」の直前にピックアップをブリッジ側に切り替える
  5. 二度目のジャララ〜ンの直前にブリッジ側ピックアップのボリュームをフルテンにする
  6. ギターソロ直前のドラムのフィルインの時にコーラス=CH-1をOFFにし、Xotic AC-BoosterとPD-01を連続して踏み、ギターソロに入る:セッティングパターンの(4)
  7. ギターソロが終わった瞬間にPD-01をOFFにする:セッティングパターンの(3)
  8. 最後の最後でCH-1をONにする:セッティングパターンの(5)
つまりギターソロの直前と直後が忙しくなるわけだが、これならば、やってやれないことはないこともなくはない【苦笑】。

なお、予想外にあっさりとサウンドが決まってしまって2時間のスタジオ予約に余りがあったので、ステレオ接続も試してみた。勿論、無茶苦茶気持ちが良かったのだが、不思議なのはBOSS CH-1 SuperCHORUSのモノラル接続とステレオ接続の場合のサウンド=コーラス効果の違いである。どう言う事かと言えば……
  • モノラル接続の場合:コーラス効果はかなり強めになる。なので各セッティングは全て控えめの方が良い。強めに掛けると特に低域のうねりが強調されすぎてしまう
  • ステレオ接続の場合:コーラス効果そのものが非常に自然になるのでモノラルの場合を基準にして言えば穏やかなコーラス効果となる。なので全てのセッティングを目一杯にしても全く問題がない
  • なので、ステレオ接続の場合は、そのままXotic AC-BoosterをONにしたり、PD-01を加えたりしてソロを弾いても大きな違和感がない。これは大発見。つまりステレオ接続の方が遙かにベターである
もう一つ。KORG DT-7の「MUTEスイッチ」は有用。押せばバイパス・サウンドがOFFになるからライブ・ステージの曲間などでチューニングするときに物凄く重宝するのである。しかし、KORG DT-7はストンプボックス・タイプではないので、そのたびにしゃがみ込む必要がある。これでは実用的・実践的じゃない(ベース用のdpBassSystemはベース・アンプの上に乗っかっているから振り返って指先で直接、MUTEスイッチを押せばよい。六本木ケントスのライブでも非常に有用だった)。

そこで早速、帰宅してから(翌日がライブだというのに【苦笑】)いつもの硬質スチレンボードを加工して、つま先でちょんと押せばMUTEのON/OFFが出来るようなオリジナルのスイッチ・アダプター(とでも言うべきもの)をこしらえた。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
上部中央KORG DT-7の下部に注目
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
色が黒だから目立たない♪
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ポリスチレンボードを板バネにするわけだ

工作は簡単。出来上がりはバッチシ。長めのポリスチレンボードを板バネとして利用し、靴のつま先でちょんとやれば良いように設計した。MUTE状態になると赤いLEDが点灯するのでMUTEになっていることを忘れていて「音が出ない!!」と慌てることもない。直後のライブでは使わなかったが有用なのは間違いない。

と言うわけで、これにてdpGuitarSystem2は完成なのだが、実は、件の六本木ケントスでのライブをやってみて、またしても余計なことを思い付いてしまったのである【爆】。それは「やっぱりワイアレスがいいなぁ〜♪」と言うものである。

これには理由がある。と言うのも、筆者は某私大関係のライブでは馬鹿みたいに沢山の曲を演奏するのである。ちなみに2006年12月17日[日]に行われた某私大同期ライブ 2006では当日のリハーサルを含めるとななななな何と全部で延べ63曲を弾いたのだ(ベースが60曲。ギターが3曲)。しかもプロデュース&ディレクションまがいのこともやらなければならない。となれば楽器の配線などにはなるべく手間を掛けたくない(別の言い方をすると、悲しいかな演奏にすら集中できる立場にないぐらいに忙しい)。それでなくても「ぼぉ〜や(ローディ)」なんて居ないんだから何から何まで自分でやるしかない。しかも悪いことに現場にいる同期で「機械全般に強い(除く:キーボード関係)」のは基本的に筆者だけなので他のバンドのことでも色々と手間がかかる。だからなおさら自分の機材はシンプルにしておきたい。

その観点からすると、別稿に詳しく書いてあるdpBassSystemはワイアレスであることもあって非常に具合が宜しい。エフェクター一式はベースアンプの上に固定であり、ベース=Ibanez SR-380=にSamson AirLineのトランスミッターが刺さっていればそれで完パケだからである(あと、気にするのはトランスミッターの単4電池の寿命のことだけ)。

これに対して、dpGuitarSystem2の場合はややこしい。
  • 六本木ケントスの狭いステージに次から次へと沢山のバンドが出演する
  • 故にdpGuitarSystem2をセットしたままには出来ない
  • なので主催者特権で先にサウンドチェックだけは済ませた上で、AC電源の配線とギターアンプへの配線それぞれのケーブルは繋いだままでステージ脇の隙間にdpGuitarSystem2を潜り込ませておく
  • 筆者の出番になったら、それを引っ張り出し、筆者の立ち位置の足元に置く
  • ギターアンプの上にたらしてあったシールドをギターアンプのインプットジャックに繋ぐ
  • 次にdpGuitarSystem2とギターを繋ぐシールドを配線
  • ギターとシールドを配線
ところが、話はこのように単純ではない。何故なら、ステージ脇の隙間からdpGuitarSystem2を引っ張り出しても、その配線と、それまでに出演したバンドの機材の配線と、さらには筆者の次に出演するバンドの予備ギターのケーブルが絡んでいたりとか色々色々あるのである。

これがワイアレスだとどうなるか。ギター=GM8R=にSamson AirLineのトランスミッターが取り付けてあれば、とにかくdpGuitarSystem2さえセットすれば問題解決なのだ。セッティングのパラメータは少なければ少ないほどよい。

更にもう一つ。ワイアレスは確かに若干の音質の問題はあるにはあるのだが、ステージ上の自由度というメリットは何物にも代え難いほど便利・快適なのである。

とは言っても、dpGuitarSystem2をワイアレスにしなければいけない(ワイアレスにするととっても便利)のは年に一回の大騒ぎ=某私大同期ライブに限られるので、今からすぐにSamson AirLineの追加発注(言うまでもないが、dpBassSystemに使っているものとは別のチャネルのものが必要になる)する必要はない。

ちなみにSamson AirLineの実勢価格は31,000円ぐらいだが、例によって例のごとくのサウンドハウスなら27,500円である。ちなみにちなみに筆者はおつりで貰った500円硬貨は今や用途の無くなったフィルムのパトローネ(小物を入れるのに便利)のデッドストックに貯めることにしている。口径がピッタリだからである。そしてパトローネの蓋がやっと閉まるまで500円硬貨をぎっちり詰め込むと、金額は12,000円(=24枚)になる。実はXotic AC-Boosterは「500円硬貨の詰まったパトローネが2本=24,000円」になったから買ったのだ【笑】。だから2台目のSamson AirLineもパトローネが2本になったら発注である。ちなみにちなみにちなみに、既にパトローネの1本は満杯だし、2本目も半分まで来ている【爆】。

なお、言うまでもないことだが、そうなったらdpGuitarSystem2は若干の改造が必要となる。一部のエフェクターの配置を変更しないとSamson AirLineが載らないからである。しかし、そうなるともっと別の計画(内緒)にも手を出したくなる=つまりは、またしてもの全面作り替えになるのは間違いない【爆】。だがしかし、流石に、これは2007年の楽しみに取っておこう♪
Gibson SG Special - DoromPATIO
CASIO QV-3000EX CASIO Exilim EX-Z55 MacBook Pro
猫 チンチラ 来夢&来喜
←
DoromPATIO
↑
→
↑

MacBook Pro
iPod and iPhone
Mac OS X
Tips of Macintosh
レシピ, recipe
書籍, 本, books
映画鑑賞, 洋画, movies
旅行, トラベル, travel
七不思議
Guitar, ギター
Bass, ベース
Effector, エフェクター, ペダル
Tips of Guitars
pageBack
http://company.insight-dp.com/ http://murmur.insight-dp.com/
(c)insight, inc. All Rights Reserved.
無断転載複写を禁ず