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2007.02.02[金]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その12
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
こう言う考え方も有りだ♪ 詳しくは本文参照

工作好きエフェクター好きの日々悩める一般的アマチュアギタリスト(筆者だ)は「ああだこうだ」と模索し発想し想像するのが大好きである。考えている分には金は掛からない【苦笑】。変更だらけの試行錯誤を自分のHomePage(ここだ)に書き散らかしていると、全くの見ず知らずの人から、それが「参考になる」と言うE-Mailを貰うことすらある。この世の中にはご同輩が少なくとも数名は存在すると言うことの証明である。

さて。現在のdpGuitarSystem2を冷静客観的=いや、冷静かつ主観的に評価すると良い点と悪い点は極めて明確である。

v(^^) 良い点 (^^)v
  • 音が良い♪:これに尽きる。エレキギターを本格的に弾き始めて約40年弱。過去、最高のサウンドであることは間違い無い
  • ステレオ出力は更に最高♪:状況が許せば更に気持ちが良い
  • 音痩せなどマイナス要因皆無♪:単純素朴な直列接続にも関わらず、最近の機器は音痩せ・ゲイン落ちなどは聴感上は殆ど起きないのであーる♪

(T_T) 悪い点・使いにくい点 (T_T)
  • 重い:全部で6台のストンプボックス(とチューナー)を乗っけているのだから当たり前だ
  • 場所を取る:狭いライブ会場のステージの足元にセットするのには、少々、サイズが大きすぎる。特に奥行がありすぎる
  • スイッチングシステムが無い:よって、音色やセッティングをガラッと変えることが出来ず、タップダンス必須
  • dpBassSystemと較べると全ての意味で煩雑:見た目も大袈裟で仰々しい。まぁ、それは仕方がないのではあるが……

操作上の最大の問題点は「スイッチング・システムがないこと」に尽きるのだが、これを解決するには金が掛かる。単体のスイッチング・システムを導入する場合は下記のようなものがあるが、いずれも筆者に言わせれば帯に短し襷に長しで気に入らないし、いずれもエフェクターボードの中で場所を取りすぎる。そして、どれもこれも高価すぎる。
  • Noah'sark PTBS-1(定価:49,350円)
  • Carl Martin COMBINATOR 2(定価:69,800円)
  • C.A.J. RS442(定価:79,000円)
  • Providence PEC-2 Routing System(定価:99,750円)
  • t.c. erectoronic G-System(実売:198,000円)
これ以外の方法としてはMIDIパッチ・システムを組むしかないが、そうなれば、もうプロのようなラック・システムを組むのと同じ事だからあらゆる意味で更に非現実的であり全く考慮に値しない。我々アマチュア・ギタリストは本人の自己満足と参加するライブで必要な範囲の結果が出せればよいわけで、それはつまり「低投資・高効果」かつ「可能な限りシンプルでコンパクト」で無ければいけないのだ。
MIDIパッチ・システム:使用する機材を全てMIDI対応のパッチ・システムに接続し、そのパッチ・システムを別体のMIDIフット・コントローラーで切り替えるもの。ギター用なのにトラックでしか運べないようなものまである【爆】

と言うわけで話を現実に戻そう。このところの筆者の発想=思い付き=のヒントは既に完成しているdpBassSystemにある。これはとてもシンプルで使いやすい。勿論、そのままでは(足元での音色の切換えが出来ないから))ギター用には使えないのだが、何でもかんでも、ひとつのエフェクターボードに乗っければ大きくて重くなるのは当たり前だから、ギターアンプ側にセットするボードと、足元に置くボードと言うセパレート型と言う考え方も有りだなと思い始めたのである。つまり、プロ・ギタリストの「ラックシステムとフットボードの組合せ」の「超シンプル簡略低コスト版」である。

また、前ページに書いたように、今のdpGuitarSystem2を組み替えて、ワイアレスにする予定があるので、てぇことはつまり、どうせ作り替えるなら新発想をついでに試しちゃうのにはちょうど良いというわけだ。

そこで大事なことは大きく分けて二つある。ひとつは「ワイアレス・システムの妥当性=サウンドへの影響の(再)確認※1」である。これは簡単に試すことが出来る。ギターをdpBassSystemに繋いでスタジオで音出しすればいいだけのこと※2だからである。
※1:以前にSamson AirLineを使ったときはギターの高域=高音弦=の音質がしょぼくなるので宜しくなかったのだが、この時は組み合わせているエフェクターがデジタル系であったと言うこともあるので、再度、試してみるわけである
※2:音色の切換えを考えなければ、dpBassSystemはそのままギター用としても使えるのである。しかもワイアレス・システム無しでの接続も簡単なので、音色の差違も簡単に比較できる

もうひとつは、仮にdpGuitarSystem2をセパレート型にする場合に、どういう風にセパレートするか=二つのボードのどっちにどのエフェクターをセットするか=という問題である。これにはざっと6つのパターンが考えられる。
1
2
3
4
5
6
Samson AirLine
Board A
Board A
Board A
Board A
Board A
Board A
EBS MultiComp
Xotic RC-Booster
KORG DT-7
Board B
Board B
Board B
Xotic AC-Booster
Board B
Board B
Board B
ZOOM PD-01
BOSS CH-1
Board A
Board A
BOSS DD-6
Board A
Board A
Board A
ギターアンプの近くにセット
Board B
足元にセット

これは要するに「チューナーをどっちに置くか」並びに「空間系(コーラスとディディレイ)をどっちに置くか」の順列組合せである。

ギター専門誌などに掲載されているプロの機材の写真などを見ると、チューナーについては足元派とラック派はおよそ半々である。空間系については、ラックを組んでいる場合は100%=ラック側にセットされている。これはプロの場合の空間系は本格的なラック・エフェクターを使うから当たり前である。では、筆者の場合はどうするのが良いだろうか?

チューナーに関しては使用頻度の問題が大きいが、ライブ演奏中にチューナーを使うことは筆者の場合は実は殆ど無いのである。演奏前にざっと確認するのが基本。もしも演奏中にチューニングがおかしいと感じたらチューナーなどは使わずに修正するのがキャリアが長いギタリストの当たり前のやり方。であれば、KORG DT-7はdpBassSystemと同じくギターアンプ側のボード(=上の表の表記で言えばBoard A)にあれば良いと言うことになる。そもそも(今どきの「生まれたときからチューナーがある世代の若い人」や、「相対音感がない初心者」は別として)我々の世代の場合はチューナーが無くたってあんまり困ることはないのである(別のギタリストかキーボードに「Aくださ〜い」と声を掛ければ済む)。要するに、エフェクターボードにチューナーをセットするのは「安心のためだけ」なのだ。と言うわけで、KORG DT-7はどっちに置いても良いと言うことになる。

次はデジタル・ディレイ=BOSS DD-6の位置。これは純粋に「DD-6をどう使うか」による。つまり「タップド・ディレイ・モードを使うか、使わないか」である。

今更説明するまでもないが、タップド・ディレイ(・モード)とは、曲のテンポに合わせたディレイ・タイミングでディレイを掛けることである。BOSS DD-6はそれが単体で簡単に出来る(フットスイッチを数秒間、踏んだままにするとタップド・ディレイ・モードに移行する)。そして、確かにタップド・ディレイ・モードでのディレイは非常に気持ちが良い(別の言い方をすると「大きめに掛けても、曲の邪魔になりにくい」)。昨今、我々が耳にする今どきの曲のディレイは100%=タップド(と言うか、曲のテンポとシンクロした)ディレイである。だがしかし、ライブ演奏でいちいち、曲が始まる直前にDD-6をちょんちょんと爪先でタップしてテンポを入力すると言う作業は実は非常に面倒くさいし、ついつい忘れてしまうことでもある。また、はっきりディレイが掛かっていると判るほどにディレイ・レベルを上げると肝心のギターサウンドが引っ込む懸念があるし、そもそもライブハウスのP.A.程度のサウンド・クォリティでは、ディレイがクリアに聴こえるなんて事は有り得ないというのが現実である。つまりディレイは掛かっていてもいなくても(我々アマチュア・レベルの場合には)実はあんまり関係がないのだ。要するに(少なくとも筆者の場合)ディレイを掛けることは「気安め」あるいは「気分」あるいは「自己満足」に過ぎないのである。

となれば、実際の選択枝は単純で、まず第一に「タップド・ディレイ・モードは使わない」ことに決めれば良いのであり、第二に「使わなくたって別によい」ってことなんだから、てぇことは、汎用的なセッティングに固定しておいて、ギターアンプ側のボードにセットすればよいと言うことになるわけである。つまり、上の表の「3〜6のいずれか」と言うことになる。その中から4のパターンを選んで具体的な実体配線図にするとページ冒頭のようになるわけだ。では、それぞれについて考察を進めよう(←これが楽しい試行錯誤ってぇやつである)。

まず、ギターアンプの上に置く方のボードは形状的にはdpBassSystemと同じスラント・タイプとなる。手前(下の図では下段)がスラントする部分で、上段がベース・プレートになる。初期的考察段階である下図の状態ではDD-6はベースプレート(つまり、裏側)にセットするように作図しているが、現場での調整の観点からBOSS DD-6も手前にレイアウトする方が便利である。しかし、そうなるとdpBassSystemのままの横幅寸法では入らないことになるのだが、あれ以上、横幅を大きくしたくないので悩むところである。配線する余裕も必要であるからどうなるかはやってみたければ判らない。つまり、実際に機器を並べてみて試行錯誤し検討し、決定すればよいのだ。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ワイアレス・システムと、セッティング固定のエフェクターはギターアンプ側にセットする。
本文にあるように、DD-6はボードのサイズが許せば、手前に持って来た方が良い

なお、ワイアレス・システムの実験結果が相変わらず宜しくなければ、ギターからのシールドをそのままEBS MultiCompに突っ込めばよいだけのことである。この場合、以前にどこかに書いたとおり、筆者より後ろにシールドが伸びるので都合がよい(→足元のエフェクターボードにギターからのシールドを差し込むと邪魔なのだ)。つまり、ワイアレス・システムにするかしないかに関わらず、既に筆者的にはこの段階=この雑文を書いている時点=でセパレート・システムにすることまでは決まっているわけである【苦笑】。

足元には演奏中に頻繁に踏み換える必要のあるものだけを並べる。これならコンパクトだし、視覚的にも操作間違いが減るわけである。モノラルなら2本、ステレオなら3本のシールド(とAC電源ケーブル)が伸びることになるが、それは仕方がない。トータルではかなりに長さのシールド・ケーブルを引き回すことになるが、その点はXotic RC-Boosterにライン・ドライバー(バッファー)機能があるから大丈夫♪(と言うか、そのためのXotic RC-Boosterなわけだ)
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
この三つだけならまるで場所を取らない

しかし。このたった三つのエフェクターのON/OFFの組合せは相変わらず8通りある。当たり前だ。2の三乗なんだから。ほいでもって、これは決して嬉しいことではない。そこで、ちょいと発想を変えるとどうなるか?

先ほどの考察【笑】の中の「ラック・システムを組むプロの場合は空間系はラック・エフェクターを使う」が参考になる。つまりBOSS CH-1 Super Chorusも空間系なんだからDD-6と一緒に分けてしまうと言うのも有りではあるのだ(表の5と6)。

これにはちょっと説明が要る。と言っても、既に前のページに書いてあることなのだが、BOSS CH-1 Super Chorusは、ステレオ接続にすると物凄く自然なコーラス効果となるので、もしも常時ステレオ接続が前提なら掛けっぱなし=常時ONでOKだからなのである。つまり常時ONなら足元に置いておく必要は全くないのだ。だったら下図のようなレイアウトも有りと言うことになるわけである。
物凄く自然なコーラス効果:CH-1は本来はステレオ接続による空間合成方式こそが売りである。CH-1をステレオ接続した場合、一方の出力はダイレクト(生音)、もう一方はウエット(英語表現。コーラス効果の掛かった音)となるので拡がり感(と複音感=重奏感)は極めて自然だが、音程的な揺れは殆ど感じない。ところがモノラル接続の場合は同じラインからコーラスサウンドそのものが出てくるので強めの「もろにコーラス掛かってますサウンド」になっちゃうのである(これはこれで使えるサウンドではあるが)。つまり筆者に言わせれば、ステレオ接続しないのであるならば最初からCH-1以外のコーラスを選んだ方が良いと言うことでもある(フットタイプのコーラスで一番高品質なのは「t.c.electronicのStereo Chorus flanger(エリック・ジョンソン御用達で有名)」だが、CH-1をステレオ接続にすればそれと同等のサウンドが得られると言い換えても良い)

つまりこうなるのである。すると印象も使い勝手もまるで違っちゃうのである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
こう言う考え方もある

この「別の考え方」の前提条件を箇条書きにしてみよう。
  • とにもかくにも常時ステレオ接続を大前提としちゃう(筆者が使う練習スタジオの全て、並びにライブハウス=六本木ケントス=には必ずギターアンプが複数あるのでステレオ接続は問題なく可能である)
  • どうしてもステレオ接続が出来ない環境の場合は仕方がないからパッチケーブルを外し(上の図の黄色い配線)※1CH-1は常時OFFとする※2
  • エフェクターボードの横幅を不必要に大きくしたくないので、どうせ上のレイアウトにするならKORG DT-7を足元に持って来る(足元にあったらあったで別に邪魔になるのものではないことは記述済み)
※1:CH-1とDD-6は両方ともジャックの抜き差しで動作が変わるので、パッチケーブルを外さないとモノラルとしての正しい動作をしない
※2:モノラル接続のCH-1は前述のごとくに「いかにもコーラス掛かってます」なので、必要なパートでしか使えない。つまり足元でON/OFFが出来ないと意味がない。だったら、そう言うときは使わなければよい……と割り切ればよい

こうなると足元の操作は非常にシンプルになる。順列組合せは2の自乗だから4通りしかないのだ。
アイテム
機能/目的
ON/OFF
EBS MultiComp
コンプレッサー&ブースト
常時ON
Xotic RC-Booster
基本の音作り&バッファー
KORG DT-7
チューニング
Xotic AC-Booster
オーバードライブサウンド
OFF
OFF
ON
ON
ZOOM PD-01
ミッドブースト
OFF
ON
OFF
ON
BOSS CH-1
コーラスサウンド
常時ON
BOSS DD-6
タップドディレイ
用途
(1)
(2)
(3)
(4)
使用頻度

(1)

クリーン/クランチのバッキング用(歌バン用の必須セッティング)

(2)
クリーン/クランチのままのミッドブーストによるソロ
(3)
ロック/ハードロック/フュージョン系のバッキング用、または(1)から切り替えてのソロ用(曲やバンドの傾向によってXotic AC-Boosterのゲインとトーンを調整)
(4)
ロック/ハードロック/フュージョン系のソロ用
(1)クリーン ⇔ (2)クリーン+ミッドブースト
(1)
(2)
(1)クリーン ⇔ (3)オーバードライブ
(1)
(3)
(3)オーバードライブ ⇔ (4)オーバードライブ+ミッドブースト
(3)
(4)

しかも、タップダンスの必要も全くない。何故なら、下の三つの組合せ以外は通常は有り得ないからである。
バッキング 
 ソロ
クリーン 
 クリーン+ミッドブースト
クリーン 
 オーバードライブ
  オーバードライブ 
 オーバードライブ+ミッドブースト  
つまり、この方法論ならスイッチング・システムも不要というわけだ♪

話を整理しよう。要するに、筆者としては下記の4種類のサウンドさえあれば筆者の演奏する曲の全てをカバーできるのである。
  1. 極めて自然で控えめなコーラス効果の掛かったクリーン・トーン。ギター側がフルテンでピッキングを強くすれば軽いクランチ気味になること。コンプレッサーは常時ONなのでサステインも充分にある
  2. 上記+ミッド・ブーストによるファットでクランチーなリード・トーン。ギター側のピックアップの選択とピッキングによってジャキーンと言う感じも出せること
  3. スタンダードなオーバードライブ・サウンド。ステレオ・コーラスにより自然で控えめな複音感を伴う。クリーン・サウンドから切り替えればソロ用にも最適。Xotic AC-Boosterのゲインとトーンはその日の気分と使うアンプと曲目によって適宜調整する
  4. オーバー・ドライブ+ミッド・ブーストによるファットでラウドで伸びのあるリード・サウンド

と言うわけで頭の中の交通整理が出来た。つまり完全に方針が決まった。
  1. まずはワイアレス・システムが使えるかどうかを早急に確認する
  2. OKならサウンドハウスでdpBassSystemとは違う周波数のSamson AirLineをもう一台、注文する(既に500円玉貯金で買える♪)
  3. 駄目ならワイアレス・システムは諦めて、ワイアードと割り切る
  4. 以上を踏まえて(このページの考察の通り)第二案(表の6)で組み替える
どっちにしろ(何回目になるのか忘れたが)またしてもエフェクターボードの組み替え=再制作である♪

それと。後で気が付いたのだが、この2分割のdpGuitarSystem2のギターアンプ側にセットする方のベースボードはdpBassSystemと全く同じものでよいのである。と言うことは、少なくとも当初の段階ではSamson AirLineを導入せずに色々と試せるわけである。

つまり、スラントしたパネルと足元のエフェクターボードだけを先に作れば良いのだ。地球上に筆者は一人しか居ないのだから(当たり前だ)dpGuitarSystem2とdpBassSystemを同時に使うことはないからである。

但し、ライブの場合は完全な状態のdpGuitarSystem2とdpBassSystemの両方が必要である。筆者は両方を同時に使えないが、場合によって、筆者がギターを弾いている場合に、筆者のベース=Ibanez SR-380=とdpBassSystemを使う筆者のバンドのベーシストが居ると言う場合が有り得ると言うのがひとつの理由。もう一つの理由は、毎年暮れの某私大同期ライブでは、筆者はその(昼と夜の二回なので、それぞれの)後半部分では、ずっとベースを担当するので、dpBassSystemはベースアンプの上に置きっぱなしにしておくからである。

だがまぁ、それはとにかく毎年12月だけのことだから、これから暫くはdpBassSystemのベースボード(Samson AirLineとACアダプターが乗っかっている)を流用して色々と実験すればよいわけである♪

蛇足。良識ある(または常識ある)読者なら「こんなややこしい考察をするぐらいなら、最初からCH-1とDD-6(=ステレオ・コーラスとステレオ・デジタル・ディレイ)を外して考えればもっと話は単純なんじゃないの?」と思うかも知れないし、それは殆ど正しい【きっぱり】。しぃかぁしぃ。せっかく大枚をはたいて購入したエフェクターを使わないのはモッタイナイ♪

もう一つ。(これが最大の理由だが)やれば判るがステレオ接続は滅茶滅茶、気持ちが良いのである。なるべく広い練習スタジオで、部屋の両端に目一杯、離してセットした2台のギターアンプを使って特大音量でステレオ・コーラスとステレオ・デジタル・ディレイ掛けまくりのサウンドを体験したら、もうモノラル接続には戻れないのだ【爆】。

勿論、それと同じ事をライブ会場では再現できないのだが、しかし、例えばプロでもこう言う話がある。筆者の大好きなマイケル・シェンカーと言えば「GibsonフライングV+マーシャル・フルアップ+CryBaby半止め+エコープレックス」による「耳に心地よいギター・サウンドと超絶技巧の連続」が売りなわけだが、彼のライブのステージセッティングでは、マイケル・シェンカーの立ち位置が最高のサウンドになるように音響セッティングがなされているのだそうである。

つまり「弾いている本人が最高のサウンドに浸りきれる環境にある」からこそ、あの、マイケル・シェンカー独特のギター・フレーズがほとばしり出ると言うことなのだ。リード・ギタリスト本人が良い音で聞こえていなければノリの良いソロなんて出来るわけがないのは、ある意味当然ではある。逆に言えば客席は二の次。まずは弾いている本人優先と言うことである(まぁ〜、ロックコンサートの場合、観客の大半は勝手に陶酔しちゃってますからねぇ)。
※と言う、マイケル・シェンカー・ネタは1年半前に既にもっと詳しく書いていたことに後で気が付いた【爆】

我々が出演するライブ会場でそう言うセッティングをするのは殆ど不可能であることは百も承知ではあるが、その可能性を残すためにはCH-1とDD-6のステレオ接続は必須なのだ。以上が、CH-1とDD-6と、そしてこのページの書き散らかしのレーゾンデートルなのであるのであるのである【笑】。
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