Jetter Gear Gain Stage Blue PedalとGuyatone MD3の組合せによるセッティング(主としてJetterのゲインとトーンのバランス)をとことん追い込めば、ギター=Peavey HP Signature Series EXP Tiger Eye=のボリュームのコントロールとピッキング・ニュアンスだけで、バラード系の静かなアルペジオやコード・カッティングから、ハードロックのリフ&パワーコード、そしてリードギターまで全てカバーすることが(恐らくは殆ど)可能となり、ブースト用のXotic RC-Boosterの出番は(ほぼ)無い筈
そして。これでOKとなると、dpGuitarSystem2 Version 13.0=完全原点復帰・超ぉ〜シンプル版=は最早、足元に置く必要すらない。だってだって、何しろ、今やフットスイッチを踏むことがないのだから。と言うことはつまり、筆者のdpBassSystemと同じく(ライブ・ステージでは間違いなく筆者の近くの後方にある)ギターアンプの上にスラント・スタイルで置けば一番、具合が良いと言うことになるのであるのであるのである(あ〜〜〜あ。。。)。
蛇足。あるいは完全なる余談。
過去に筆者が「これは良い音だ」「これこそがハードロックのギターのサウンドだ」と本機で感動したギターサウンドの最初はBBAジャパンライブの時のジェフ・ベックの音である。このライブは実際に武道館で観たのだが、二枚組のCDの初っぱなのカーマイン・アピスが鳴らす銅鑼の後のSuperstitionのイントロ部分のGibson Les Paulの超ぉ〜粘っこい音を聴いただけで充分にぶっ飛べるぐらいに最高に良い音としか言いようがない。
話は変わって筆者の昔話。大学1年〜3年のしょっちゅうライブやダンパー【死語】をやっていた頃はGibson Les Paulに知人作成のトレブル・ブースターを組込み、それだけで全てのギター・プレイをこなしていた。この状態で困ることは全く無かった。この頃も当然、色々とエフェクターを持ってはいたが、ライブでは使わなかったと言うことである。
と言うわけで。繰返しになるが、今回の「dpGuitarSystem2 Ver. 13.0」の、特にJetter Gear Gain Stage Blue Pedalの微妙なパラメータの調整が肝だろう。ピッキング・ニュアンスやボリューム・コントロールやピックアップ切り替え等の基本テクニックを改めて磨き直すのが大事だろう。