予告通り2003年10月25日[土]にいつもの福山通運で到着した「Panther」ことMac OS X 10.3のINFO表示。今までの「X(エックス)マーク」ではなく、新しいデザインの林檎マークになった
「どんどん良くなる法華の太鼓(ふ、古い)」じゃないが、Mac OS Xはどんどん進化する。Mac OS X 10.2(Jaguar)の進歩は画期的といえるぐらいに凄かったが、その後も細かいバージョンアップが続き、そして、今度は「Mac OS X 10.3(Panther)」である。
最近はApple純正品は100%、AppleStoreで注文することにしている筆者なので、Mac OS X 10.3(Panther)の予約開始日に「ワンクリック・ショッピング(アマゾンもそうだが、こんなに便利な買い方はない)」したら、びったし予定通りにいつもの福山通運が持って来た。今度のパッケージは事前のWebなどでの告知と同じくブラックに銀色のX(エックス)ロゴである。
正確ではないがMac OS X 10.3(Panther)をインストールしたらHardDiskの残り容量が700MBほど減った。だから別パーティションにはインストール出来ないので、そちらはMac OS X 10.2.8のままで行くことにした
例によってNorton SystemWorks 2は現時点ではMac OS X 10.3(Panther)では正常動作しないようである
ATOK15 for Mac OS Xは鉛筆メニューが表示されないが、別アカウントでログインしたときのことえりもそうだったから仕様が変わったらしい。もうすぐATOK16 for Mac OS X 10.3(Panther)が出るから大きな問題ではないが、今の時点では英語と日本語の切換えが若干おかしいような気はする
動作速度は速くなった部分と若干遅くなったように思える部分が混在している感じ。これは筆者のPowerBook G4が古いので何とも言えない。きっと最新型のPowerBook G4 15"なら極めて快適だろう。
但し少なくとも、やたらファイルがたくさん入ったフォルダーから別のフォルダーに複数のファイルを移動する動作はMac OS X 10.2(Jaguar)より画期的に速くなった。FinderのUndoのキャッシュの動作が改善されたのだろう。
とにかく、最初に書いた通り、どんどん良くなるMac OS Xには今後も大いに期待である。
とっても誇らしげなキャッチコピーが加わった
「Finderについて」
追記:Mac OS X 10.3(Panther)発表後、幾つか深刻な問題(「FireWire800対応のHardDiskの中身を消してしまう!!」あるいは「FileVaultで操作を間違えると自分のデータを全て消してしまう!!」)が発生しているようだが、我が家の場合で言うと明らかに下記の不具合がある。
これは多分、Mac OS X 10.3(Panther)で何らかの仕様変更があり、それにATOK15が対応していないと言うことなのだろう。だから間もなく到着するATOK16(これを書いている時点でついさっきWebから注文)で治ることに期待
Adobe GoLive 6の動作が変。Adobeのアップデータに期待
MS Internet Explorerが頻繁に落ちる。MicrosoftはMS Internet Explorerのアップデートを行なわないと宣言したので困った問題。Safariはまだまだ問題があるので乗り換えられないからである
AirMac Extremeの感度が不安定になった。具体的に言えば、メニューバーの感度表示がMac OS X 10.2(Jaguar)以前より低めにちらちらするのである
前から使っている外付けのFireWire接続のHardDiskのうち、古い方(TAXANの30GB)の認識がおかしくなった。Finderではちゃんと見えるのだがオープン・ダイアログから認識されないのだ。このHardDiskはPowerBook G4のバックアップ用なのだが、その関係で肝心のSynchronize! Pro Xから見えない。仕方がないのでディスク・ユーティリティで初期化したら問題はなくなった
とにかくMac OS X 10.3(Panther)は、かなり色々な部分の仕様が変わっているようである。