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2006.10.05[木]
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■ 蘊蓄&Tips@2006:EPSON PM-G850
2006.10.23[月]追記 / 2010.04.03[土]追記
毒林檎談義 - Macintosh - DoromPATIO
先日作製の自作ラックにぴったり収まったEPSON PM-G850。物凄く色気の無い、特徴も高級感も何もないとしか言いようのないデザインであるのは今どき珍しいが性能的には文句なく素晴らしい

2006年10月5日の木曜日。この秋のエプソンの新製品の店頭発売日に近所のコジマ電気でEPSON PM-G850を購入。まずは買い換えの動機から行くと……
  • これまで使っていたEPSON PM-780Cはもう充分に元は取った(使用=5年と2ヶ月)
  • PM-780Cは古すぎるのでドライバーソフトのアップデートがない。なのでMac OS Xでの縁なし印刷が出来ない
  • 同じく、Mac OS X 10.4.7以降、プリンターユーティリティが起動できなくなった。この結果、ヘッドクリーニングが出来ない(これは致命的)
  • PM-780Cは古すぎるので最近の製品とは大違いの大騒音&横振動が堪らない(これは実家用にEPSON PM-D750を購入したときに知った。最近のインクジェットプリンターは静かなのだ)
  • ちょうどPM-780Cのインクの在庫がほぼ無くなった。これ大事

次はEPSON PM-G850を選んだ積極的動機。
  • 複合機やダイレクト機には興味がない(後述
  • となると選択肢は限られるが上位機種には興味がない。何故なら写真プリントのクォリティの差違は筆者的にはどうでもいい程度の差しかないと思うからである(それほどに今どきのインクジェットプリンターの印刷品質は素晴らしいと言うこと)
  • インクジェットプリンターはエプソンと決めているので、以上から総合するとEPSON PM-G850以外に選択肢は無い

と言うわけでちっとも積極的動機じゃないかも知れないが、とにかく迷うことなく機種選定をした結果、インクジェットプリンター環境が最新状態になったわけである♪


実は旧モデルを先月時点=つまり在庫処分最安値=で買おうかとも思ったのだが、その時点でのプリントだけの単機能機種には適当なものがなかった(最高機種と廉価版のいずれかの二種類)のと、どうせ新製品が秋=翌月に出るのが判っていたので待っていたというのが真相である。

なお、発売日の実売価格は店頭でもネットでもどこもかしこもみんなほぼ一律=19,800円〜19,980円だったのだが、購入したコジマ電気三鷹店の値札=19,980円=には「更に値引き」と書いてあったので店員に聞いたら19,000円になった。ちなみに、コジマ電気からクルマで2分のところに最近開店したデンキチ(埼玉からやってきた激安王だそうだ)には、でっかく「小島さんの店頭価格から3%値引き保証」と言う攻撃的な看板が表示されているが、19,980円の3%引きは19,381円なのだから損はしてないだろう【爆】。予備のインクも購入したが6色セットはまだ入荷しておらず、下の写真のようにバラだった。
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今度は6色インク。単価は税込み=1,050円

セッティングは簡単。性能的には全く問題なし。780Cとの比較では……
  • 圧倒的静粛性(印刷時ほぼ無音&無振動)
  • 圧倒的に高速
  • (まだ試していないが)CD-R/DVD-Rへの直接プリント可能
  • 用紙挿入口と排出口のデザインや機構が大幅に改善されている(と言うか、780Cの排出口の機構がチープ)
  • 確かに縁なし印刷が出来る。但し……(後述)

写真プリントのクォリティを780Cと比較して明らかに判るほどの優位差があるとは筆者的には感じられない。と言うのも、780C時代=つまり5年前の時点で既にエプソンの写真プリント品質はとんでもないレベルになっていたからである。しかし静粛性と高速性は大事。それと6色個別インクだから維持費も多少は下がるはずである(今や誰でも知っているとおり、インクジェットプリンター本体は超安価だがインク代が馬鹿にならない。つまりメーカーは本体の赤字をインクで回収しているのだ)。なお、新しく加わった用紙サイズ=KGサイズは良いかも。L判じゃ小さいけど2Lじゃ大きすぎるといつも思っていたからである。まずはKGサイズとやらを買ってこなくては。

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やっとMac OS Xでの縁なし印刷が出来るようになった我が家
画像にマウスカーソルを合わせるとズームします

縁なし印刷には問題がないわけではない。何が問題かと言えば、普通のプリントダイアログからの印刷では縁なし印刷は出来ないからである。縁なし印刷をするためには付属の「EPSON Easy Photo Print for X」と言うエプソン純正ソフトを使わなければいけない。この点に関しては明らかに「Mac OS 9+EPSON PM-780C時代」の方が便利であった。滅茶苦茶退歩であるぞと。
……というのは大間違いだった。追記参照

同じくCD-R/DVD-Rへの直接プリントには「EPSON Multi-PrintQuicker」を使わなくてはならない。こちらはまだ試していない。
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これらを一式インストールするとユーティリティソフトだけで185MB

ところで、現在のインクジェットプリンターには(筆者流の分類として)大きく分けて4種類のタイプがある。
  1. インクジェット単体機:PCと接続することを大前提とするタイプ
  2. インクジェットダイレクト機:PCと接続しなくてもメモリーカードなどを直接読み込めるタイプ
  3. インクジェット複合機:プリンターの他にスキャナーとコピー機能を備えたタイプ
  4. 写真印刷専用タイプ:逆に言うとA4普通紙への印刷は出来ないタイプ

1のインクジェット単体機は今どき流行らないタイプで、各社とも該当機種がどんどん減っている。購入したEPSON PM-G850は正にこのタイプである。一般的なユーザー=PCに詳しくない&デジカメにも詳しくない=の場合、あくまでPCからの出力しかできないのは敬遠されるのだろう。だから今回購入したEPSON PM-G850にも実は前面左側にエキストラのUSB端子があり、そこにデジカメを直結できるようになっている。勿論、筆者がこの端子を使うことは永久にあり得ない。

2のタイプはメモリーカードを直接読み込めるのが売り。写真を選択するなどのために液晶画面が付いている。PCに強くないうちの父親用に購入したのがこのタイプ(PM-D750)。メモリーカードスロットはサイズ/規格別に5種類ぐらいが縦又は横にずらっと並んでいる。勿論、USBケーブルでの接続もOKである。将来的にはBluetoothなどでのワイアレス・プリントになっていくであろうタイプとも言える。当然、PCからもプリントできるので汎用性は高い。各社が最も力を入れているタイプである。ダイレクト=デジカメダイレクトだからこそ、最近のエプソンのTVCFのようにプリンターが勝手に逆光補正までしてくれることが売りとなる。

筆者の場合はちゃんとしたプリントをするならMacintosh=Adobe Photoshopでの補正が大前提だからこの手のタイプは全く必要としないし、そもそもデジカメで撮影したら逐次=即時、PowerBook G4=iPhoto=に取り込んでしまうのだから、二重の意味で関係ないのだ。

3の複合機は確かに便利である。場所も取らない。価格的にも割安である。しかし筆者の場合はスキャナーは単体を保有しているし(EPSON GT-8400UF)、SOHOなので巨大なRICHO imagio Neo C240 Model 5(カラーレーザープリンター兼コピー機)もあるから不要なのだ。

4は写真印刷専用機で昔は昇華型が主流だったタイプ。わざわざこれを買うくらいならDPEに出した方がよいと思う。

とにかく。我が国のインクジェットプリンターのクォリティは過剰品質と言えるぐらいに素晴らしいのである。しかしである。筆者が自宅でプリントした写真を友人に配ると未だに「綺麗ぇ〜♪」って話になるのは不思議であるとしか言いようがない。何故なら彼等彼女等(99%=某私大の同級生=この原稿執筆時点で平均年齢=54歳)のほぼ全員がパソコンとインクジェットプリンターとデジカメを持っているからである。と言うことは、彼等彼女等は写真品質印刷用の用紙を買って自分のデジカメで撮影した写真を自分ちのインクジェットプリンターで綺麗に印刷すると言うことをしないのであろうか? それでは余りにも宝の持ち腐れではないか?


追記:下記のごとくMac OS Xの標準プリント・ダイアログから4辺縁なし印刷がちゃんと可能なのであった。
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4辺縁なし印刷OK♪


追記@2010年4月3日[土]:購入して3年と5ヶ月弱の2010年3月上旬。プリント中に突然、上面パネルのふたつのインジケーターランプが交互に点滅を始めた。プリントは全く不能。こんなことは初めて。そこで取扱説明書を読むと「廃インク吸収パッドが一杯になりました。販売店またはエプソンに修理にお出し下さい」と来たもんだ。をいをい、知らないよ、そんなこと。

さらにエプソンのWebサイトで調べると、通常の一般修理は保証期間が過ぎている場合はPM-G850の場合で、なななな何と「9,450円(税込)」である。但し、廃インク吸収パッド交換の場合は特別延長保証ってのがあって、それだと「廃インク吸収パッド交換料金=4,200円(税込)」。しぃかぁしぃ〜。PM-G850は19,000円で買ったのであーる。エプソンの最新型の単機能インクジェット・プリンターなら13,800円ぐらいで買えるのであーる。しかししかししぃかぁしぃ〜。幸いにしてPM-G850の購入時にコジマ電気の有償長期保証に入っていたのだ。ビックカメラとかでもやっている、500円払えば5年間OKと言うあれである。

と言うわけでコジマ電気に電話。間違いなく無料で直るのだが持ち込まなければならない。買ったときはルシーダ君だったが、今は筆者はクルマ無し人間である。さてどうするか。北烏山の我が家からコジマ電気三鷹店に行くにはバスかタクシーか自転車であるが、バスは路線が不便。タクシーじゃ無料修理の意味がない。やっぱ、自転車しかない。

かくして、愛用の(Olympic高井戸店で10,800円で買った)自転車の買い物カゴにEPSON PM-G850を斜めに突っ込む。一応、クッションのためにタオルを敷く。そして、えっちらほっちら自転車を漕いでいったら、たったの20分で付いちゃった。思ったよりも遙かに近かったのである。そして、修理出しから約1週間後の土曜日に修理上がりの電話。また、えっちらほっちら自転車を漕いで取ってきた。

勿論、修理=と言うか、廃インク吸収パッド交換=は完璧。内部のクリーニングなどもしてあるので、今まで気になっていた裏面に汚れが付く点などが見事に解消されていて、なんとなくプリントそのものも新品時の調子を取り戻した感じ。とにかく、延長保証には必ず入っておくものである。ちょっとまえには炊飯器も無料で直ったし♪
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