ノーマル(ハムバッカー/シリーズ配線):分かり易く表現すればGibson Les Paulのネック側と基本的に同じ。太く甘いGibson独特のサウンドに近いが、GM8RのピックアップはEMGのパッシブタイプという特殊なものなので、普通のLes Paulよりは高域のレンジが広い。ハードロックをやるときはこれがベスト
とにかく。上の「使えるサウンド・バリエーション(特に2、3、5)」それぞれの特徴が今までより遙かにはっきりと判るのである。これは使える。特に3=パラレル接続が良い。フルテンだとLes Paulのネック側ピックアップのフルテンに高域を足したような感じだし、ちょっと絞ればカッティングに最適。しかも音圧が少し下がっているので、そこからブリッジ側フルテンに切り替えればエフェクター操作なしに大幅に音圧を上げたソロに入れるという大きなメリットがあるのだ。また、オーバードライブ(=Xotic AC-BoosterをON)状態でネック側フルテンなら、ストラトの(高出力タイプの)ネック側ピックアップに近いニュアンスになるので、例えばSmoke on the Waterのコピーなんかを演るときに最適なサウンドになるのだ。これは使える♪