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2006.11.26[日]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ Ornetts GM8R(GLD) その11 まだまだ続く小改良
2006.12.07[木]追記 / 2007.01.03[水]写真追加
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
諸般の事情(本文参照)でブリッジプレートを作成

ある日ある時、例によって例のごとくエフェクターボードを作り直していて、GM8Rのノイズに気が付いた。エフェクターで、かなりハイゲインのサウンドを作っている時にネック側ピックアップのみにバズ音(=ぶぅ〜ん)が乗ることに気が付いたのだ。ありゃりゃんりゃん。これは何とかしないといけない。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
このボードで音作りをしているときにノイズに気が付いた

と言うわけで超久々にGM8Rのボディ背面の蓋を開けて配線状態を仔細にチェックしたらすぐに断芯(正確には断芯寸前状態)を発見した。配線ケーブルを指でつまんで軽く揺すったら外れちゃったのだ。また、アースが取れていないケーブルも見付かってしまった。これは前回の作業の漏れである【苦笑】。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
上の写真でもシールド漏れ(アース線の未配線)が判る

と言うわけで修理=再配線である。まずは断芯寸前のシールド線のハンダを溶かして外し、皮膜を剥き直して予備ハンダ処理をする。そして然るべき位置に再配線=ハンダで固定する。なお、作業中もヘッドフォンは被りっぱなし。こうすると、リアルタイムで配線が正しくなされたかをチェック出来ちゃうのである(耳が丈夫じゃないと辛いことになるが)。と言うのも、筆者はテスターを使うようなまともな電気的知識はなぁ〜んにも無いからである【爆】。
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配線前にはまず、予備ハンダ
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
半田ゴテに触れて皮膜を溶かさないために邪魔になるケーブルをテープで止めて作業

かくして、なんやかんやで30分程の作業で問題解決。バズ音解消。これで精神的に安心した状態でエフェクターのサウンド作りやギター演奏に専念できるわけである。ちゃんちゃん♪
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
それにしても、いささか配線がゴチャゴチャしすぎなので、いずれは全部をやり直したいと思うが、非常に面倒なのだねぇ〜。。。これが

ついでにエンドピンを交換。吉祥寺のロックインで入手した、本来はシャーラーのロックピン用の非常にタッパの高い物。こうしておくと立てかけたときの安定度がまるで違うのであるが、以前のものは高さが足りなかったので効果が中途半端だったのだ。そのために以前からなるべく長いエンドピンを探していたらたまたま見付けたというわけである♪
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ボディカラーに合わせてゴールドタイプ
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二本のエンドピンの頭頂部の接線がボディ下部の湾曲部より外になるので安定するわけだ
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
つまり、こう言うこと

さらに。以前にオリジナルの状態ではブリッジを思うように下げられないので加工したらザグるときに雑に作業しすぎて、せっかくの杢目の付き板張りを一部、剥がしちゃったのでプラスティック・テープで補修(隠)した話を書いたわけであるが(下の写真)それじゃ幾らなんでもあんまりなのでお化粧直しをした。
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茶色いテープによる雑な補修状態【爆】

具体的にはスチレン系のボードで「傷隠し」に見えないような形状のジャストサイズのプレートを作って、そのプレートが、いかにも最初からある部品であるかのように貼り付けたのである【苦笑】。作業のシーケンスと結果は下記の通り。結構、うまく出来たのだった♪
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
可能な限りジャストサイズにするために、まずは透明のプラ板をセロテープで半固定して細いマジックインキで型紙を作ってから(その写真は撮り忘れた【爆】)それをスチレンボードに半固定して切り抜いた。だからご覧の通り、正にジャストサイズ♪
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Gibson純正ブリッジをセットしたところ
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
別の角度から
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完成♪

なお、書くまでもないが、このスチレンボードの焦げ茶色のがあればもっと目立たないものを作れるのだが、その色があるのかどうなのかをまだ全然(Jマート or 東急ハンズで)調べていない。改造箇所、いじくる箇所が無くなるのは悲しい(←ある意味、病気)ので楽しみは先に残しておこう。

ところで。改造話ばかりを書いているが、その改造と関係したGM8Rのサウンドの話。2006年暮れの某私大同期ライブ 2006でのThe Cheekersという冗談バンド(名前の通り、チークダンスを踊らせるためだけのバンド【爆】)でギターを弾きながらのリード・ボーカルをやる羽目になったのであるが、そのために久々にエフェクターボード(dpGuitarSystem2)を作り直し、クリーントーンで弾き語りを演って感じたのはハイパスコンデンサーによるフロント・ピックアップの絞り目の音がきつすぎること。具体的にはコードカッティングをアクセント的に強めに行った際に1,2弦だけが鳴っている感じと言えば分かり易いだろうか?

勿論、そう言う場合には我が大改造サーキット(=ピックアップ配線)はハイパスコンデンサーを(気になるなら演奏中であってもワンタッチで)カットできるから全然問題はないのだが、全くギターのサウンドというものは演奏するバンドとの組合せや相性によってまるで違っちゃうと言うことを改めて実感した次第である。ちなみに、この「高域がきつすぎる」と感じたのは音楽館@恵比寿スタジオでのローランドJC-120との組合せ、並びに六本木ケントスでのゲネプロ時のFender Twin Ampの両方で同じだったから、バンドとの相性並びに新しいエフェクターボードとの相性の問題もあるのだろう。ついでに言えば、GM8Rに搭載しているEMGのピックアップ=詳しくはこちら=は周波数特性的には結構、ハイ上がりなので、ハイパス・コンデンサーなど本来は不要?って話もないことはない【爆】。
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追記:チューナーを長年ご愛用のBOSS TU-12からKORG DT-7に乗り換えたのと、ギターマガジン別冊の「DVDで分るギター・メインテナンス」なんてものを買った関係で、GM8Rのブリッジ調整を色々と試行錯誤。まずは仕舞い込んであったGM8R純正のブリッジを引っ張り出してきて装着して弦高調整など色々やってみたが、やっぱりこのブリッジは使えない。理由は幾つもある。
  • ブリッジ・サドルの上の溝切りが大きすぎてビビっている。筆者の経験ではブリッジ・サドルの溝切りは最低限の、まるで「傷」ぐらいの細くて浅い溝で良いのだ
  • アルミ削り出しは凝った仕様かも知れないが、見るからに音が軽いし、実際にもキンキンする
  • 独自のブリッジ・サドルの移動機構が煩雑で調整しづらい
但し、前に「Ornettsのブリッジは欠陥品だ」と書いたのは正確には筆者の勘違いだった。しかし出荷時のセッティングがいい加減だったのも確かなのだし、良いブリッジじゃないんだから駄目なことに変わりはないぞと。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
調整しにくく音も悪いから落第
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
幸いにしてGibson純正品と互換性があるのだけが救い
補足1:上の写真の上の方の(アルミ色の)GM8Rのオリジナルのブリッジはサドルの調整が面倒である。ブリッジ・サドルには2本のイモネジが貫通しており、一方を緩めると移動し、反対側を締めて固定する。反対側の固定を忘れると以前に欠陥だと筆者が判断してしまったようにブリッジ・サドルが浮き上がってしまう。移動は一方のネジが緩む側にしか動かないから六角レンチを差し込む場所は場合によってネック側だったりテールピース側だったりしてややこしい。これに対してGibson方式はネジが一本であり、ネジを差し込むのは必ずテールピース側からだから混乱がない。GM8Rのブリッジの唯一の利点はアジャスト終了後に完全に固定できることだが、それを忘れると左右に揺れると言うのは決して合理的ではない。要するにアイデア倒れと言うこと
補足2:もう一つの欠点はブリッジを上下させる機構。Gibsonの場合、ブリッジは乗っかっているだけで、上下はダイアルのようなノブで簡単に上下できる。ブリッジには6本の弦のテンションが掛かっているので、乗っかっているだけで固定に問題はない(弦を外してギターを裏返しにすれば落っこちるわけだが、演奏とは関係がない)。これに対してGM8Rのブリッジは写真に写っているボルトとナットで挟んで半固定し、ボルトを六角レンチで上下させると言う方式。そのため、ナットがボディに当たるところまでブリッジを下げるとナットの回転が止まりボルトだけが回転するから、ボルトとナットがブリッジを締め込むことになり、それ以上は動かなくなってしまうのである(但し、GM8Rのブリッジは高さが低いので普通はこうならない。Gibsonのブリッジを取り付けたから露呈する欠点である)。これを回避するにはボルトとナットを一定の位置で固定するしかないので、筆者は瞬間接着剤で固定し、ボディ側には後述のシリコン・グリースを塗ってナットがボディに接触しても回転できるようにしてある。キャプションにある「互換性」とは、GibsonとGM8Rのブリッジの穴のピッチが同じだと言うだけのことであり、Gibsonのブリッジ専用の支柱(ブリッジを購入すると付属する一帯の専用部品)は使えない(ボディ側の穴がまるで合わない)。なので、いずれ、GM8Rのブリッジ固定用のボルト穴をザグってGibsonの支柱をたたき込めば以上の問題は解決するのだが、それは配線のやり直しと同じく将来の楽しみに残しておくネタである
結局、2007.07.17に実施。詳しくはこちら

ほいでもって、結局、再度、ブリッジをGibson純正ブラック・クロームのTune-O-Maticに戻し、お遊び感覚でKORG DT-7の売りのひとつである「Buzz Feiten Tuning System」でブリッジ調整。これは勿論、本来はBuzz Feiten Tuning Systemに改造されたギターに対して行うブリッジ調整なのだが、KORGのHomePageの記述によれば普通のギターでもそれなりの効果はあると書いてあるし、前出の「DVDで分るギター・メインテナンス」にも、それに類したことが書いてあったからやってみたのである。
http://www.korg.co.jp/Product/Discontinued/DT-7/

ではどういう風に調整をしたかを一通り書いておこう。
  1. まずは弦を新品に張り替える(筆者の常用する弦はかなり以前からずっと、D'AddarioのEXL125(009 - 011 - 016 - 026 - 036 - 046)である。普通のスーパーライトゲージ(009 - 011 - 016 - 024 - 032 - 042)に比べて低音弦が太いので、ロックに必須のミュートした5度刻みをやるときにピックの当たりに腰があってよろしいのだ)
  2. 念の為にネックの直線性のチェック(←をするには「15cmのJIS 1級の金属定規が最適」と「DVDで分るギター・メインテナンス」に書いてあったのだが、筆者は最初からそれを持っていた♪)
  3. 弦高の再チェック(事前にこれをしておかないとテンションが変わるので正確なブリッジ調整は行えない)
  4. Buzz Feiten Tuning Systemに取りかかる前にブリッジを元に戻したのだから、念の為にまずは普通の「オクターブ調整」を実施。つまり各弦の12フレットのハーモニクスと12フレットの実音がジャストになるようにブリッジ位置を調整する
  5. エレキギターの一般常識並びに殆どのギターのメンテの本にはこうしろと書いてあるわけだが、「DVDで分るギター・メインテナンス」によれば、それじゃ大抵の場合、実は全然、合ってないって明記してあるし、Buzz Feiten Tuning Systemはその記述と近似した理論なのであるが、説明が面倒だから内容省略。詳しくはインターネットで調べましょう
  6. そこでKORG DT-7の出番である。KORG DT-7のモードスイッチをBuzz Feiten Tuning Systemモードに合わせ、次に楽器の種類(エレキギターかベースか、はたまたアコースティックギターか)を別のスイッチで設定し、さらに別のスイッチを切り替えながら、各弦の開放弦の実音と12フレットの実音を合わせるのである(ああややこしい)
  7. たった今、各弦の12フレットのハーモニクスと12フレットの実音をジャストに合わせたばかりなのに、Buzz Feiten Tuning Systemは別の理論でブリッジ調整をするので、各弦の開放弦を計測する時と12フレットの実音を計測する時では三番目のスイッチを交互に切り替える必要がある(ああああややこしい)
  8. と言うわけで指示通りにまずは6弦を弾けばKORG DT-7の表示ディスプレには、ちゃんと「6」と言う数字が表示される。つまり、KORG DT-7(内蔵のBuzz Feiten Tuning Systemプログラム)は、各弦ごとに微妙に異なるブリッジ調整メソッドを用いていると言うことだけは間違いない
  9. その結果、確かにブリッジ位置はさっきの「一般的なオクターブチューニングの結果、決まった位置」とは異なる位置になる
  10. 但し、その差は非常に少ない(分かり易く言えば、せいぜい1〜1.5mm程度の差。それでも、弦によってネック側への移動だったりブリッジ側への移動だったりと色々であり、精緻で微妙なロジックなんだろうなぁとは感じる)

以上の結果、聴感上どう変わるのかと言うと、幸か不幸か(多分、前者)筆者には少なくともBuzz Feiten Tuning Systemの売りである「全てのコードが綺麗に聴こえる」なんて違いはまるで分らない【爆】。但し理論的に考えれば、差を感じない筆者を弁護・擁護する理由を見付けることは比較的簡単ではある【苦笑】。
  • GM8Rのナットやフレット、そしてブリッジの位置=設計が正しい(「DVDで分るギター・メインテナンス」によれば、最近の正しい設計と製造のギターなら従来のギターとはナット位置、フレット、そしてブリッジ位置=スケールの考え方が違うので大きな狂いは生じないと書いてある。GM8Rの制作者は元Valley Artsの工房に居た人だと言うことだから、その可能性は大きい)
  • インターネットで調べるとBuzz Feiten Tuning Systemはギター本体に、とんでもない(工作)精度を要求するので、簡易型の調整で差が出る方がおかしい
  • おそらく絶対音感があるのであろう(少なくとも異常に精確精緻な相対音感があることだけは確かな)Buzz Feiten Tuning Systemの発明者であるBuzz Feitenと違い、普通の耳の持ち主のアマチュア・ギタリストたる筆者にその差が分らないのは当たり前だ(← 一番、納得できる理由)
しかし、擬似は擬似である。本当にBuzz Feiten Tuning Systemにするならギターそのものを改造しなくては意味がない(具体的にはナットを専用のものに取り替えてからBuzz Feiten Tuning Systemに則ったブリッジ調整をするらしい)。

納得したようなしないような中途半端な状態でそれから暫くGM8Rで色々と遊んでいる内に、筆者の聴感では(Buzz Feiten Tuning Systemを普通のギターに施したときの効能書きであるところの)ハイポジションに(逆に)違和感を感じることが分った。それでは気持ちが悪いので、結局、再度、KORG DT-7のクロマチック・モードで普通のオクターブ調整を施した。その方がやはり耳に合うようである。なお、擬似Buzz Feiten Tuning Systemと普通のオクターブ調整でブリッジ・サドルの位置がどれぐらい違うかの比較写真を掲載しておく。こうして比べてみると違いは結構、大きい。
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擬似Buzz Feiten Tuning Systemで調整した状態
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一般的なオクターブ調整をし直した状態。結局、こちらが耳に合う

次はこれまた前出の「DVDで分るギター・メインテナンス」の影響による買物。チューニング時のペグの不自然な動きの原因は大抵の場合はナットの滑りが悪いからだってのを信じて、いつもの吉祥寺ロックインでシリコン・グリースを購入。少量をナットの溝に爪楊枝などを使って塗ってやれば、それだけでペグが時たま「かくん」となるのを防げると言う代物である。塗ったばかりだからまだ効能の程は分らないが理論的には正しいだろう。こう言うことは精神衛生上の効果の方が大事だし安いものだからどんどん導入しちゃうのである。なお、GM8Rのチューニングの安定度は非常に良好だが、それはペグ(マシンヘッド)を最初に付いていたGOTOのロック式からシャーラーに取り替えてからの話であると言うことは前に書いた通りである。
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ラジコン用のと違うのだろうか【爆】
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これは塗りすぎ。ちゃんとティッシュでぬぐうこと。
(マクロ撮影の失敗例なのでどこにもピントが合ってないぞと【苦笑】)

おまけ
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某私大同期ライブ 2006にて
各種改造直後、ライブで使用♪
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