ZOOM 708II BASS - DoromPATIO

2006.09.22[金]

707II | 708II | PD-01 | HL-01 | GFX-5 | GFX-1 | 505LTD | 505II | Oldies

■ ZOOM 708II BASS -2-

ベーシスト用完パケセット

元々はギターのために購入したワイアレスシステム＝Samson AirLine＝はギター用に使うと問題があることは別のページで述べた筈。何が問題かと言えば、高域がしょぼくなるのである。これでは使えない。本気でワイアレスにするなら20万円以上はする高級品を買えと言うことである。しかしベースには大して問題なく使えることは確か。

また、筆者が関与するThe Joint Venturesと言うその名の通りのベンチャーズ・フルコピー・バンドのレパートリーである「1964年厚生年金会館での演奏そのまんまのCARAVAN」ではドラマーがスティックでベースを弾く（ベース弦を叩く）と言う有名なシーンがあるわけだが、これをやるにはベーシストはシールドケーブルの呪縛がない方が遙かに便利である。

更に言えば、ベースはリズム楽器であり、筆者も演奏中はかなり身体を動かすので、その意味からもワイアレスは都合がよいのである。あるいはライブハウスなどでサウンドチェックするときにいつでも客席側からチェックできるというのも超便利である。いずれにせよ、一度経験すると分かることだが（音質の問題は別として）ワイアレスは実に気持ちがよいのである。

ワイアレスなので現場での配線は非常に楽になる

とにかく、ワイアレスシステムはギターには使わないのだから、だったら完全にベース専用にしちゃおうと言うことで、ZOOM 708II BASSと一体にしたボードを組んでしまった。こうしておくと現場＝練習スタジオとライブハウス＝でのセッティングが楽だからである。

この組み合わせではACアダプターはこうするしかない（本文参照）

ZOOM 707II GUITARのコンテンツではACアダプターをそれぞれ別々にしないとノイズが乗ると書いたが、ZOOM 707II GUITARとSamson AirLineを組み合わせる場合は別の理由からやはりACアダプターはそれぞれ専用品を使う必要がある。その理由はとっても単純で、Samson AirLineは大抵のエフェクターの12V駆動と違い14V駆動だから一緒に出来ないのだ。