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またまたまた買ってしまった(^^ゞ
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で、このZOOM GFX-5は簡単に言えば……
- ZOOM GFX-8の進化発展コストダウン版
- あるいは、ZOOM 707II GUITARの進化型
- 金属筐体。ZOOMとしては高級志向
- でも安い(実売価格15,000円前後)
なのだ。だから要するに……
- VAMS回路で歪み系のクォリティがフロアマルチとは思えないほど上質
- その点で感心したZOOM 707II GUITARより更にクォリティ向上
- パラメータ変更は専用スイッチで直接アサイン
- タップ機能がある
と言うことで、とにかく抜群のコストパフォーマンスなのである。 |
そして今回の購入の最大の要因がタップスイッチの存在。下の写真の中央付近の「TEMPO/TAP」と言う白いスイッチがそれ。簡単に言うと、ZOOM GFX-5内蔵のリズムマシンのテンポを決める時に、この「TEMPO/TAPスイッチ」をタップすればテンポ入力が出来るのである。テンポを入力すると、白いスイッチはそのテンポで赤く明滅する。 |
しかし大事なのはその先。ここで設定したテンポとディレイ・リバーブ・モジュールのタイムを同期出来るのだ(実際にはオートワウやフランジャーなど殆どのエフェクトの同期が可能)。しかも、設定したテンポに対して、全部で9通りのディレイ・タイミングを選べる。タイミングとは「2分音符」「4分音符」「付点8分音符」などを意味する。
つまり、次に演奏する曲のテンポをタップしておけば、その曲のテンポとリズムにピッタリと同期したディレイを掛けることが出来るわけだ。
この場合、タイミングの種類はパッチごとにメモリー出来るから、例えばバッキングはショートディレイとなる4分音符、ソロはややロング気味の2分音符と言う風に予めセッティングしておけばよい。勿論、同時にバッキングはフィードバック回数もミキシング量も少なめにし、ソロはそれぞれ長め多めにすれば良い。
ちなみに一度タップ入力すると、そのテンポ(タイミング)は次にタップするまで記憶されているので、パッチやバンクを切り換えても継承される。 |
だがしかし。タップ入力するたびにいちいち、かがみ込んで指先でちいちゃな白いスイッチをとんとんと叩く=タップするのはかったるい。ステージ上でも格好悪い。つい最近、発売された(シミュレーション・サウンドの雄たる)Line6の「PODxtLIVE」は、ちゃんとパッチ・チェンジのフット・スイッチと同じ大きさのタップ・スイッチが付いている。 |
だったら話は簡単。ちょいと加工して「ちっちゃなスイッチを足でも踏めるように改造しちゃえばよい」だけの話である。と言うわけで…… |
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改造前
▽
改造後
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黒いポリスチレン・ボードをジャストフィットするサイズに切って両面テープでミルフィーユ(積層)状態にしただけだが、サイズと弾力性がちょうど良いので右足のつま先でちんちょんとタップ入力するのに最適な状態になった♪
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ディレイはテンポが合っていればミックス量が多くても効果的なエフェクトとなるのだが、テンポが合っていないと演奏に支障を来たすぐらい邪魔になる。だから、わざわざ、そのためにタップド・ディレイ・モードのあるBOSS DD-6を買ったのだが、これからはZOOM GFX-5だけでOKだし、前述のようにディレイのタイミングやミックス量を変えてパッチにメモリー出来るのでこちらの方が遙かに便利なのは言うまでもない。 |
後はZOOM 707II GUITARで散々ぱら研究探求試行錯誤した音作りをベースに自分のバンドに必要なパッチの組合せをこれからじっくり時間を掛けて作っていけばよいわけである。続きはこちら⇒ |
追記:このZOOM GFX-5、非常に宜しいのであるが根本的な方針変更のため、購入から僅か数ヶ月で石橋楽器渋谷店(最近、場所が変わった)にて下取りに出されてしまったのだったのだった【爆】。ちなみに下取り価格は5,800円であった【苦笑】。 |
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