Peavey HP Signature Series EXP Tiger Eye - DoromPATIO
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2010.08.11[水]
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■ その12 ダイレクト・スイッチ+α
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スイッチが増えた (^^;;

引っ越した。今度の家には筆者専用のスペース=いわゆるひとつの一応は書斎=がある♪
だからdpGuitarCraft=勝手にネーミングしただけの工房でも何でもない、筆者のギター&エフェクター関連の工作作業のこと=のための専用スペースもある♪
今までは食堂テーブルの上で作業していたのだから、この環境改善は劇的なのであーる。と言う、どうでも良い話はさて置き。
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dpGuitarCraft@国領町♪

プロのギタリストの足元のペダル・ボードには99.999%=つまり、まず間違いなく、ボリューム・ペダルがセットされている。何故かと言えば、積極的な意味としては「プロはバンド・サウンドの中での最適なギターの音量バランスを重視する」からであるが、消極的な理由は「エレキ・ギターは内蔵されたボリュームだけでは充分なダイナミックレンジの確保と調整が出来ないという致命的欠陥がある」からである。もう少し分かりやすく説明すると、こう言うことである。

まず、エレキ・ギターにはボリュームが付いている(マーティ・フリードマンのようにボリュームを取っちゃっているギタリストも居ることには居るが、あれは例外。ちなみに、筆者の5弦ベースもボリュームを外してあるが、これも例外)。クラシック・ギターにはそんなものはついていない(って、当たり前だ)が、それには、それぞれにちゃんとした理由がある。

 (電気楽器ではありませんが参考までに)
  クラシック・ギターのばやい
  • 音楽ジャンル的に元々の演奏時の音量が小さい
  • 独奏の場合、右手の指先のコントロールだけで、演奏する曲に必要なダイナミックレンジ(最小音量と最大音量の幅)は確保できる
  • 他の楽器との合奏の場合にも、ジャンルがクラシックであれば、クラシック・ギターの持つダイナミックレンジでカバーできるようにアレンジされている
  • 純粋なクラシックではなくポップス系の曲の中での演奏ならマイクで拾ってP.A.で音量を上げればよい

 エレキ・ギターのばやい

  • そもそも電気楽器のダイナミックレンジは狭い
  • ピック弾きの場合、指弾きに比べて更にダイナミックレンジが狭くなる
  • これをカバーするためにボリュームが付いている
  • ボリュームは音量だけでなく音質も同時に調整する。フルテン=ボリューム最大の場合、アンプやエフェクターで歪ませていれば、どんなにデリケートなピッキングをしても、サウンドは歪んでしまう。だからボリュームを下げた上で、さらに弱いピッキングをしないと(他の設定がそのままなら)クリーン or クリアーなトーンにはならない
  • 逆に、目一杯強くピッキングしても、アンプやエフェクターで歪ませている場合にはアタックは丸まってしまう=つまり大きい方のダイナミックレンジは確保できない。だからボリュームが必要になる

これらについて勘違いをしている初心者が多いので、以下の実験をすると良く判る。

  • アンプまたはエフェクターをなるべく歪まない設定にする
  • アンプの音量は大きめにする
  • ギター側のボリュームをフルテンにして可能な限り弱いピッキングで何かを弾いてみる。次に可能な限り思いっ切り強く低音弦の単音を弾いてみる
  • ギター側のボリュームを8ぐらいに絞って同じ事をする
  • ギター側のボリュームを6〜7ぐらいに絞って同じ事をする
  • ギター側のボリュームを3〜4ぐらいに絞って同じ事をする
  • 以上と同じ事を今度はアンプまたはエフェクターを可能な限り歪ませた状態で行う

実際にやってみれば分かることだが、アンプまたはエフェクターを目一杯歪ませた状態で、しかもギター側がフルテンであれば、弱く弾こうが強く弾こうが、音量差は殆ど出ない。いわゆる「ピッキング・ニュアンス」が死んでしまうのだ。何故そうなるかと言えば、歪むと言うことは即ち、クリップ=飽和していると言うことだからである。

以上の結果、FAZZ系のサウンドや、その昔のクラプトンのウーマントーンのようなサウンドをバンド・サウンドの中で際立たせようと思ったら、ギター・アンプそのものの音量を滅茶苦茶上げなければならなくなる。しかし、そうなると、今度はソロ以外のバッキング時に困ったことになる。この状態でギター側のボリュームを少々絞ったところで、相変わらず音が(バッキングにしては)デカ過ぎるからである。かと言って、ギター側のボリュームを1.5とか2とかまで絞っちゃうと、今度はボリュームの特性から、がっかりするほどにしょぼいペナペナの音になってしまう。

と言うようなわけで、トーン(音色、音質)とダイナミクス(音量差)の両方を確保するために、プロにとってはボリューム・ペダルが必須なのである。そして勿論、アマチュアへぼギタリストである筆者だって本当は全く同じ理由からボリューム・ペダルは欲しい。

しぃかぁしぃ〜。
質の良いボリューム・ペダルはとっても重くて大きくて高価である。筆者は自分の現在のペダル・ボードをこれ以上は大きく重くしたくないし、最近は金欠である【苦笑】。

もうひとつ。
筆者の現在のバンド=The SHOT=では、筆者はリード・ギター兼リード・ボーカルである。よって、演奏中のペダル・ボードの操作は可能な限り減らしたい。マイクに向かって歌いながら、目線は客席。この状態でギターの手元操作は殆ど見ないで可能。たまに左手のポジション確認をするだけ。これは横目のチラ見で済む。右手の操作=ピッキング、ボリューム操作、ピックアップの切り替え、ネック・ピックアップのタップの切り替え=は全てブラインドで出来る。しかし、ペダルを踏むためにはマイクからちょっと顔を離して、一瞬、下を見て足元を確認する必要がある。これはステージ・パフォーマンス上はとっても宜しくない。リード・ボーカルが別に居て、筆者はギターを弾くだけと言うなら問題は無いが、両方を兼ねる場合はなるべく観客目線のままでいることが望ましいからである。

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従来の配線(詳細は前ページ参照
マウスカーソルを画像に乗せると部品名称が表示されます

と、ここまでが(長過ぎる)前振り【苦笑】。
要するに、リード・ギター兼リード・ボーカルである筆者が最も使いやすいギターとペダル・ボードにするにはどうしたらよいのか?と言う試行錯誤を前から色々と思考実験=ベッドに入ってから、あれやこれや考えを巡らすこと=していた結果=結論が出たのであーる。その前にまず筆者としての問題点を整理しよう。
  • ギター側=フルテンでソロ、7〜8でバッキングと言う設定は一人で弾いている時は成り立つが、大音量のロックバンドでは成り立たない
  • 実際には、ソロ時にはブースターなどのペダルで音圧を上げる必要がある
  • それ無しでは「バッキングには大過ぎる」か「ソロには小さすぎる」のどっちかになる(前述の、ソロ=フルテン、バッキング=1.5〜3ぐらいみたいなセッティングではトーン&サウンド的に論外)
  • しかし、歌とギター・ソロが被っているような曲ではギターの手元操作だけでソロに入りたい。何故ならば「ボーカルの盛り上げ的な歌唱」「ギターの手元ボリュームの操作=絞り気味からフルテンへ」「必要ならピックアップの切り替え」これに加えて「足元のペダル・ボードのブースターのフット・スイッチを踏む」と、これだけのことを全て同時に出来るわけがないのであーる

しかも、ソロの弾き終わりが次のボーカルの歌い出しと被るのも普通にあることであり、その場合は上記と逆のことを、これまた全てほぼ同時に行わなければならないのだ【涙】。

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取り敢えずXoticのスムース・ボリュームとスムース・トーンを外したところ

と言うことは、つまり「如何にして手元だけでソロとバッキングを切り替えるか?」と言う命題を解決しなければならないと言うことになるわけであーる。

この問題の解決策は勿論、世の中に幾つも知られている。
  • クラプトンの最近のストラトのミッド・ブースト回路のように、アクティブなブースターをギターに組み込む
  • バッキング用のネック・ピックアップに低出力のものを、ソロ用のブリッジ・ピックアップになるべく大出力のものを搭載=SSHのストラトのような考え方
  • アリーナ会場でのバン・ヘイレンのように、エフェクターの切り替えは本人が行わず、ギター・テクニシャンが行う
  • ソロ時の信号ロスを最小とするためにダイレクト・スイッチを取り付ける

最初のアクティブなブースター回路の組込みは筆者的には却下である。その理由は幾つもあるが、箇条書きにすれば以下の通り。

  • アクティブ・ピックアップもそうだが、ギターに電池を内蔵したくない(性格的に電池の消耗が気になって仕方がないのだ)
  • アクティブ回路によってサウンドが決定されてしまい、ペダル・ボードによる音作りの自由度が阻害される(ペダルならとっかえひっかえも出来るが、ギター内蔵となるとそうは行かない)

そもそも、最近のクラプトンのソロ=ミッド・ブースト回路を通したサウンドを筆者が好きじゃないってのが多分、最大の理由である【爆】。
ちなみに、クラプトン・モデルのストラトはミッド・ブースト回路の関係で、ストラト本来の生音は出ないのだそうな。

SSH的なバランス取りは余り効果的ではない。何しろ、我がPeavey HP EXPのネック・ピックアップは大抵はタップしてシングル・コイルとして使っており、ブリッジ・ピックアップは大出力の代表格であるDiMarzio DP100 SuperDistortionなのに、それでも音量差はじぇんじぇんまるっきり充分ではないのだから。

勿論、ギターテックに任せる云々はアマチュアの筆者にはまるで関係ない世界である。

そして、ダイレクト・スイッチを付けたって問題が解決しないのは明らかである。ダイレクト・スイッチと言うのは、スイッチひとつでピックアップからの信号を(ボリュームやトーンの回路を飛ばして)ダイレクトに出力するわけだが、つまり、ボリュームやトーン回路のわずかな信号ロスが無くなるだけであり、神経質なギタリストがこだわる世界なのであって、筆者のニーズとは別の問題の解決策だからである。

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在庫があった6P(ON-ON)スイッチ

しかしである。ダイレクト・スイッチそのものは使えると気が付いた。ダイレクト・スイッチ=ボリューム・フルテンである。ダイレクト・スイッチで別の回路と切り替える。別の回路の方は何らかの方法でゲインを下げる。ソロの時はダイレクト・スイッチでフルテンにする。問題はブースター(プリアンプ=アクティブ回路)を使わずに、パッシブ回路でどうやって音質劣化を最小限にして出力を下げるかである。
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実験的に仕掛け(本文参照)をした6Pのダイレクトスイッチを取り付けたところ

そこで試しに、ダイレクトじゃ無い方の回路にハイパス・コンデンサーを組込み、ついでに、直列に手持ちの抵抗を入れてみた。純粋に実験である。結果は予想通り。つまり、全く何の意味も無し【笑】。まぁいい。実験は実験。分かりきっていることを確認したことに意味がある。「趣味は無駄の追求(c)筆者」なのである【苦笑】。
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シンプルだが、筆者的にはこの状態は全くの無意味であった【爆】

と、ここでもうひとつの問題について書いておかなければならない。以前にわざわざ数千円の投資をして導入したXoticのSmooth Taper Volumeであるが、このポッドは「音色変化」と言う意味では確かにスムーズなのだが、しかし「音量(音圧)変化」については、逆に全然全く少しもちょっともスムーズではないのである。

そもそも、ギターの内蔵ボリュームは標準状態では色々と問題がある。「ボリュームを絞るとハイ(高域)が多めに減衰する」ので(特にピックアップがハムバッカーの場合には)リズムを刻む時の歯切れが悪くなり具合が宜しくない。おおよそ6以下では低音でも音痩せが起きるので、結局、美味しい=使えるのは「フルテン〜せいぜい7ぐらい」と言う狭い範囲に限られる。それこそがさっきから延々と書き連ねている懸案事項の要因そのものなのだが、じゃあ、スムース(テーパー)ボリュームなら全ては解決かというと、実は全然そうじゃないのである。

何がどういう風にそうじゃないのかと言えば……ってのは別ページで図示してあるが、改めて筆者として気に入らない点をまとめると下記の2点である。
  • フルテンから(別ページの)黄金領域に下げる時に若干のノイズを伴う(これは弾いている本人にしか分からない程度のものではある)
  • 絞りきった状態からの立上りがスムーズじゃない。滑らかにゼロからフェイドインせず、いきなり音が出るのはボリューム奏法(バイオリン奏法)じゃなくたって問題がある

と言うわけで、まず、手元操作のボリュームを元々からPeaveyに付いてた普通のボリューム・ポッドに戻すことにする。

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気を取り直して再配線。右奥がダイレクト=バイパス回路

但し、そのまま戻したのではカッティング時の歯切れが悪くなるから、0.001μF(マイクロ・ファラッド)のハイパス・コンデンサーを噛ませて、いわゆるテレキャス的なモディファイを行う。これは以前から何度も実験していて極めて効果的であることが分かっているからである。
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ハイパス・コンデンサーを取り付けたPeavey HP EXPのオリジナルの普通のボリューム・ポッド

と、これだけならボリュームを交換しただけであるが、次に取り外したXoticのSmooth Taper Volumeをこれまで同じXoticのSmooth Taper Toneがあった位置に取り付ける(下の写真)。
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中央が6Pのダイレクトスイッチ。右下が左上の位置から引っ越してきたXoticのスムース・ボリューム

以上の結果、新しいキャビティ内は下の写真のようなことになる。ボリューム・ポッドが2つ、レバースイッチが1つ、ミニ・トグル・スイッチが2つ。トーン・ポッドは無し。勿論、ダイレクト・スイッチのための穴は新たに開けた。
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改良版の配線が完了し、結束バンドで綺麗にまとめた完成状態♪
マウスカーソルを画像に乗せると部品名称が表示されます

この新しい内部配線は下の実体配線図のようになっている。複雑と言えば複雑だが、筆者的な理屈からは極めて合理的な内容ではある。
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いささか複雑なPeavey HP EXPの改良版実体配線図。筆者オリジナル♪

一体全体どう言う事なのかをアナログチックに説明するとこうなる。
  • まず、ピックアップの出力信号はFender系の3-wayレバースイッチ(上図の表記では「3-Way Pickup Selector」)を経てダイレクト・スイッチに繋がる
  • ダイレクト・スイッチがバイパス側(上図では右側の信号経路)であれば、ピックアップの出力はそのままアウトプットジャックから出力される(ダイレクト・モード)
  • この場合、他の回路は通らないのでロスが全く無いピックアップの出力そのものがペダル・ボードにインプットされる。当然、これはソロ・プレイ用である
  • ダイレクト・スイッチが反対側の場合は若干、ややこしい
  • 3-wayレバースイッチを経たピックアップからの信号は(ダイレクト・スイッチを経由して)まずXoticのSmooth Taper Volumeを通り、次にPeaveyオリジナルのボリューム・ポッドを通り、そしてダイレクト・スイッチに戻る
  • つまり、2つのボリュームが直列に配線されているわけだ。しかも、Peaveyのボリュームにはハイパス・コンデンサーが取り付けられている

実際の操作系は下の写真のようになる。下の写真のダイレクト・スイッチはネック側に倒れているが、この状態だと2つのボリュームを通っている。反対側に倒せばバイパス=ダイレクト出力である(このページの冒頭の写真の状態)。

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操作系のアップ。マスター・ボリュームは通常は固定だから動きにくいノブに交換
マウスカーソルを画像に乗せると機能が表示されます

この配線の「肝」はXoticのSmooth Taper Volume=プリセット・ボリュームの設定にある。Xotic Smooth Taper Volumeはおおよそ3〜4ぐらいまで絞ってしまう。この状態でPeaveyオリジナルのボリューム・ポッド=メイン・ボリューム(と名付ける)を8ぐらいにした時に、普通の「ボリュームが1つの回路と同じトーン=音色」になるように、ペダル・ボード側=dpGuitarSystem3のパラメータ(分かり易く言えば「歪み具合」)を設定するのである。

その設定方法はdpGuitarSystem3の方のコンテンツに記載したので、こちらでは省略するが(とにかく)この結果、ダイレクト・スイッチをバイパス側に切り替えれば、突然、ペダル・ボードでブースターをONにしたようにゲインが上がるわけである。

基本的な考え方としては、XoticのSmooth Taper Volumeは特性がある意味でオーディオ的=ハイファイ=なので、3〜4まで絞っても「スッカスカな音にはならない」から、ここで出力レベルを思いっ切り下げ、次に来るギター的な特性のPeaveyの普通のボリュームで通常のサウンド・コントロールを行うのである。しかも、Peaveyのボリューム・ポッドにはハイパス・コンデンサーが噛ませてあるから、DiMarzio Dual Soundスイッチでタップしたネック・ピックアップのボリュームを絞った状態(6〜8)はテレキャス的なハイ上がりでカッティングに最適、ブリッジ・ピックアップ=DiMarzio DP100 SuperDistortionに切り替えれば従来通りのいかにもハイパワーなハムバッカーと言うサウンドも得られ、いざソロとなればダイレクト・スイッチで2つのボリュームを一瞬にしてバイパスして思いっ切りゲインの高い=歪みも音圧も最高のサウンドが得られるというわけなのだ♪
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完成記念写真その1【笑】

しかし、当然、以下のような疑問が沸く筈。
  • Smooth Taper Volumeであっても3〜4まで絞れば音がしょぼいだろう
  • ボリュームを2個=直列にする意味があるのか?

ところがそうではないのである。

普通の配線=つまりはSmooth Taper Volumeが1個だけの状態でエフェクターやギターアンプを設定すれば、当然、3〜4まで絞れば音はしょぼくなる。何故なら、その場合は1個しかないボリュームをフルテンにした時にソロを取るようにエフェクターやギターアンプのパラメータを決めるからである。

しかし、ボリュームを2個にした場合の前段にあるSmooth Taper Volumeはあくまでゲインを下げるためのものであり、設定位置は固定なのだ。だから、その「3〜4」と言う、普通なら常用しない位置にあることは無視して、それがこのギターの最大出力だと仮定してエフェクターやギターアンプのパラメータを設定するのである。

この結果、2つ目のボリュームの意味が明らかになる。こちらが本来のボリュームなのだ。それより前にあるSmooth Taper Volumeはあくまでプリセット・ボリュームなのであり、一度最適値を決めたら存在を忘れて良いのである。つまり演奏中は触らないのだ。

勿論、Smooth Taper Volumeだけを使い、その状態で3〜4の位置で普通の設定なら8ぐらいの時のゲインになるようにエフェクターとギターアンプを設定すると言う方法も有り得る。しかし、この場合には実際の演奏時の操作性が非常に悪い。何故なら3〜4から更に絞ってカッティング(バッキング)をする場合には、使える範囲が滅茶苦茶狭くなるからである。何しろ、つまみの位置で言えば1.5〜3の範囲しかないのである。こんな微妙な操作をライブで行うのは非現実的である。同じく、3〜4の位置からわずかに上げたら普通のソロのゲイン&ボリュームになるから、歌バンとしてはうるさすぎる。ソロでフルテンにしたあと、一瞬一発で精確に3〜4の位置まで戻すのも至難の業である。しかも、そこからわずかでも戻しすぎれば(前述のXotic製Smooth Taper Volumeの特性で)音が全く出なくなってしまうのだ。

ところが、ボリュームを2つにしてSmooth Taper Volumeをプリセット・ボリュームであると決めれば=つまり演奏中は存在を忘れれば=このような問題は全て解決する。この状態で2つ目のボリュームの操作性は普通のギターと同じだから、6〜8でバッキング、8〜10でリフやオブリガード、あるいはそれ程は目立たなくて良いソロをそのまま弾けば良い。ハードな曲で派手なソロを決めたい時だけ、ダイレクト・スイッチでボリューム回路をバイパスすれば、いきなりフルゲインで音圧も充分なソロが弾ける。

しかも、ソロを弾き終わってダイレクト・スイッチをネック側に倒せば(この時、メインのボリュームがある程度は絞られている状態なら)いきなりカッティング(バッキング)に最適なシャキシャキしたサウンドに一発で戻せるのである。

ついでに書けば、メインのボリューム・ポッドをゼロにしておけばダイレクト・スイッチはキル・スイッチにもなるし、その状態でダイレクト・スイッチをガチャガチャやればバケットヘッドが演るようなスイッチング奏法にも使えるし、メインのボリューム・ポッドをフルテンにしておいてガチャガチャやれば、ピックアップ・セレクターをガチャガチャやる以上にワウワウっぽい(或いは擬似トレモロ或いは擬似ビブラートっぽい)トリック・プレイにも使えるのだ♪

いやいや、なかなかに使える改造を思い付いたものだ(と、勝手に自己満足)♪

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完成記念写真その2【笑】
今回の改造と連動したdpGuitarSystem3のブラッシュアップ記事はこちら
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