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2002.05.04[土]更新
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PowerBook G4/400(M7952L/A)
その23:秋の衝動買い(^^;;
またしてもビックカメラ渋谷東口店を儲けさせてしまった

最近のWindows系ノートパソコンの宣伝は「無線LAN&ブロードバンド対応」のオンパレードである。Macな人間からすると「ブロードバンド対応」とは「Ethernet標準装備」のことだから「え?今まで付いてないの?」なんだけど、とにかく我が家のPowerBook G4とiBookはとっくの昔に最初から「無線LAN&ブロードバンド対応」だからいいのだ。ざまぁ見ろ。
それはさて置き、全然別の用事で渋谷に出掛けたついでに、ついつい、いつもの癖でビックカメラ渋谷東口店に寄ったのが間違いの始まり。本日(昨日のことなので11月26日金曜日)はマイクロソフトのWireless IntelliMouse Explorerの発売日だったことを思い出しちゃったのである。そこでエスカレーターを乗り継いで4階パソコン売り場へ。
そうしたら悪いことにしっかりと入荷しておりました。かくて、そのまま真っ直ぐレジへ。
上の黒いのがレシーバー部。従来のIntelliMouse Explorerと比べると、Wireless IntelliMouse Explorerは全体のカーブ形状が何故か逆になったのが分かる。なお従来のIntelliMouse Explorerは写真のように動作中は筐体の後端が赤く光るが、Wireless IntelliMouse Explorerは電池駆動の関係から一切光らない。その代わりに「IntelliEye」のロゴの金属プレートが付く

このWireless IntelliMouse Explorerは、基本的には今まで筆者が使っていたIntelliMouse Explorerをワイアレスにしたものであるが、時間の経過とともに当然のように色々と改良されている。まず形状が違う。写真で見れば分かる通り、いわゆるエルゴノミクス・デザインなのだがカーブが今までとはまるで逆になっているし、丸みもきつい。実際に握った感じはより自然で手に馴染むようになったという印象であるし、何となく高級感があるようにも思える。部品や仕上げのクォリティが微妙に違うのであろう。なお、製造は中国である。
Wireless IntelliMouse ExplorerはIntelliMouse Explorerよりも背が高く、全体形状が立体的。PowerBook G4の画面は無視しましょう

そして目玉はワイアレス(コードレスマウス)だと言うこと。だからパッケージにはWireless IntelliMouse Explorerの他に、レシーバ(受信部)が入っている。接続としては、まず、このレシーバをPowerBook G4のUSB端子に繋ぐ。次にWireless IntelliMouse Explorerの背面の蓋を開けて(付属の)単3アルカリ乾電池2本を装着する。するといきなり背面の「InteliEye(c)microsoft(光学マウスの肝である光センサーの登録商標)」が点滅し始める。
そこでレシーバの上の半月状のスイッチを押し、Wireless IntelliMouse Explorerをレシーバに近付けた上で、その背面の「Connect Channel」と書かれた小さなボタンを押す。
この時点でPowerBook G4側では既にWireless IntelliMouse Explorerが接続されたことを検知しており、画面には自動的にダイアログ・ウインドウが開いている。そしてマウス裏のボタンを押すとチャネルが固定されて使用準備完了となる。ダイアログは「Wireless IntelliMouse Explorerを認識しました云々」の表示が出るのでOKして閉じる(こうやってWireless IntelliMouse ExplorerとPCの関係を固定しておかないと、それぞれが複数ある場合にワイアレスだからこその、とんでもないことが起きるわけだ)。
筆者の場合、たまたま昨日の時点でIntelliMouse Explorerのドライバーソフトを新しい「IntelliPoint 2.0」に更新していたので、付属のCD-ROMからのインストールをしないでも、ちゃんとWireless IntelliMouse Explorerを認識したというわけである。だから正しい手順としてはハードウエアを接続する前にソフトウエアをインストールすること。
なんとなく一時期大流行したルイジ・コラーニに通じる物があるエルゴノミクスデザインはよりシャープなイメージになった 長く使うと塗装がはげてくるのが困るシルバーボディ。どっちにしろ大柄の筐体だが、筆者は体格の割に手が大きい方なのでちょうど良い

何はともあれ、ワイアレス・マウスという物を使うのは初めてなので、半信半疑で操作したら、ちゃんと今までとほぼ同じ感触・感覚・操作感で動作する。それまでのボタンの設定は全てそのまま同じように反映される。スクロール・ホイールもちゃんと動作する。
しかし、何となく違うことも事実。一番違うのは、マウスの滑りが悪いのである。Wireless IntelliMouse Explorerには電池が入っているから若干重いというのはあるが、それが原因ではないようである。そこで裏をもう一度よく見ると、四隅の樹脂がどう見てもテフロンじゃないのである。もっと普通のプラスティックっぽいのだ。筆者はPowerBook G4+IntelliMouse Explorerにしてからマウスパッドを使わない人なので、そのせいがあるかも知れない。しかし、だからと言って、マウスパッドを復活させる気はない。
ではどうするか?
話は簡単。だったらテフロンに貼り替えればよいのだ(^^)v
と言うわけで工具箱・道具箱を探したら、ちゃんと「家具スベール(椅子の脚の裏などに貼り付けて滑りを良くするもの。タンス用など色々な種類がある。在庫していたのは椅子の脚用)」の在庫があったのだ。後はこれを加工すればよい。
操作感が悪い原因は四隅にある樹脂がどう見てもテフロンじゃないことにあると当たりを付けてみた 道具箱にはしっかりと「家具スベール」があった。これは間違いなくテフロン樹脂である。但し色々と加工が必要になる

手順はざっと下記の通りであった。
  1. 「家具スベール」の裏の接着面(薄いスポンジを挟んだ両面テープ)を剥がす
  2. Wireless IntelliMouse Explorerから四隅のアーモンド型の黒いプラスティックを剥がす
  3. 「家具スベール」の裏に、剥がしたアーモンド型の黒いプラスティックをバラバラに貼り付ける
  4. 鋏で大雑把に切り離す
  5. 黒いプラスティックを型紙に見立てて、アーモンド型からはみ出た「家具スベール」を鋏で切り取る
  6. この結果、「家具スベール」のアーモンド型(と黒いプラスティックがくっついたもの)が4つ出来上がる
  7. 「家具スベール」から黒いプラスティックを剥がす
  8. 「家具スベール」にローラー式粘着テープで接着面を付着させる
  9. それをWireless IntelliMouse Explorerに貼り付ける
以上、ざっと30分の作業で下の写真のようにテフロン製接触面付きカスタムメイドWireless IntelliMouse Explorerがあっと言う間に完成した。
改造結果は想像以上に見事。今までのIntelliMouse Explorerと遜色のない滑りの良さになった。
なおWireless IntelliMouse Explorerは究極の省電力設計になっており、単三乾電池2本で半年持つそうであるが、こればっかりは使ってみないと分からない。
しかしとにかく、これでPowerBook G4は「無線LAN、ブロードバンド&ワイアレスマウス」になったのである。めでたしめでたし。
付け替え完了の図

その他、旧モデル(IntelliMouse Explorer)からの改良点、細かい点、気になった点などは下記の通り。
  • IntelliMouse ExplorerはPowerBook G4がスリープから復帰すると、かなりの確率でホイールが動作しない場合がある。これを直すにはUSB端子を刺し直すしかない。しかしWireless IntelliMouse Explorerはそう言うことはなく、スリープ復帰後もちゃんと全てのボタンが動作する。
  • 省エネ設計の関係でほんのわずかな時間でもWireless IntelliMouse Explorerを動かさないとすぐに待機モードになる。その場合、一瞬ポインターが動かないのでフリーズと勘違いするが、慌てず騒がずマウスを動かせば動き出す
  • ホイールボタンの動きに癖がある。動作しない場合は一度、他のボタンを押すと良い。IntelliMouse Explorerにはそう言うことはない
  • 数年間使い込んだIntelliMouse Explorerの感覚で新品のWireless IntelliMouse Explorerを操作するとホイールの堅さにびっくりするが、使い始めるとすぐになじむ。中のデルリン樹脂製のギア・メカニズムが適度に摩耗した方が動きが滑らかになるのだ
  • ホイールボタンがもっと軽く押せると指に疲れが減るので改良して欲しい(新旧同様)
  • ドライバーソフト(IntelliPoit)は非常に出来がよい。MicrosoftOfficeなどを含めて、マイクロソフトが独禁法違反訴訟以来、本気でApple社とMacintoshを支援し、Mac用ソフトを専門ティームで真面目に開発ていることは100%確実である。何故なら、もしもApple社が無くなったらマイクロソフトのパソコン業界でのシェアはたちまちにして事実上の100%=完全なる市場独占=となり司法省判断以前に独禁法違反になるからである
  • だからWireless IntelliMouse Explorerは最初からパッケージにちゃんとMacintosh対応と明記してあるし、付属のCD-ROMもハイブリッド版である。これに対してIntelliMouse Explorerを最初に買った時はパッケージからMacで使えると判断できる表記は何もなく、Macで使えると知っている人も少なかったのである。ちなみに当時はドライバーソフトはマイクロソフトのサイトの非常に分かりにくい長たらしいURLからDownloadするしかなく、しかも、それはパッケージを開けて初めて分かる紙っぺら=いかにもコピーしましたというような紙の切れっ端=でしか分からなかったのである
  • Macintosh版のドライバーソフトはつい一昨日までバージョン1.1。今度やっと2.0になったがWindows版はずっと前から4.0である。これはMac版の発売が後からであり、さらにWindowsと密着した機能が使えないからであってバージョン・ナンバーの開きほど機能が劣るわけではない
実際にこうすることは絶対にない撮影用の構図。カールコードも特徴の一つ

ビックカメラ渋谷東口店の3階は電気製品売り場である。夏に居間と和室をぶち抜きで絨毯にしてから掃除機のゴミパックの消耗が激しい。本物のウールの絨毯は短繊維だから半年ぐらいは抜け毛があるのだ。だから東芝純正品のゴミパックのストックを余分に買いに3階にも立ち寄った。このフロアにはオーディオ関係も置いてある。これが第二の間違い。
と言うのも………以前にiTunes用に購入したSONY MDR-F1(最高級フルオープン型ヘッドフォン)は音はいいのだが構造上音漏れが盛大なので、音楽はまだしも、夜中にH系サイトをチェックしていたりする場合にヘッドフォンをする意味がないと言うシチュエーションが多いのである【苦笑】。更に音楽の場合も、大音量にすると周りはテレビを見るのにも支障が出るほど盛大な音漏れ状態になることが判明。自分じゃ分からないが、ワイフに文句を言われて気が付いた。
コンパクトに畳み込むことが出来る。専用ソフトケース付属

かくして、どうせだと言うことでSONYのモニター用ヘッドフォンの最高級品MDR-Z900を買っちゃったのである。結果は大正解。留守番している時は電話もドアチャイムも何にも聴こえないと言う問題はあるが、そう言う時はヘッドフォンをしなけりゃいいのである。誰もいないんだから。さもなきゃMDR-F1である(PowerBook G4のスピーカーの音質は最悪なのでiTunesする場合はヘッドフォンは必需品である)。
そうじゃない時はMDR-Z900の独壇場である。ちなみにヘッドバンドやイヤーパッドの設計が良く、かつ大口径なので長時間の装着でも耳たぶが痛くなることはない。音は自然でありながら迫力も充分。ギターのプロの推薦品に音質の間違いのあるはずもないのであった。
MDR-Z900
(c)Copyright 2001 Sony Marketing(Japan)Inc. All rights reserved.

追記:Wireless IntelliMouse Explorerはその後、約10日間の使用を経てお蔵入りとなった。これは幾つかの致命的欠陥があるからである。要は………
  • スリープ後の復帰動作が不安定
  • マウスの動きがIntelliMouse Explorerと比べると遙かに粗い
  • よって微妙な操作をする時に異常に神経を使う
  • IntelliMouse Explorerより重いので手が疲れる
………なのだ。そして、さらに許せないのはアンテナ部分の存在。これが無ければ本当のワイアレスだが、ワイアードのアンテナが別途、ぶら下がっているのはちっとも美しくない。
と言うわけでWireless IntelliMouse ExplorerはYANOのUTRW-446と同じくPowerBook G4関連の大失敗の買い物の片割れになってしまったのだった【苦笑】。
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