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2001.09.08[土]更新
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8500PowerMac 8500/G3 その1

PowerMac 8500/G3
ベースモデル:8500/150
The Sonnet Crescendo G3/
  300MHz/1MB
Ix3D Ultimate Rez
(秋葉館バルク品)
IBM/9GB HardDisk(SCSI)
RAM:256MB
4倍速書込み/12倍速読みだしCD-R
(TEAC)
PinnacleMicro Tahoe230MB MO
(内蔵に改造)
USBカード(PCIスロット)
Macwayキーボード(ASCII)
MS IntelliMouse Explorer
(USB光学マウス)
三菱 Diamondtron Flat RDF19X
EPSON GT-7000S
(透過原稿ユニット付き)
Mac OS 9.0.4

1994年から1998年まで「Salon de Mac」と言うアップルジャパン公認のユーザーグループを主催していた。ユーザーグループ登録をすると色々と特典があるのだが、その中で最も実効的なのが機材ドネーション。これはアップルジャパン社内で使っていたMac本体やモニターなどの機材を資産償却上定期的に処分するときに、それらをユーザーグループに無償提供すると言うものである。この機材ドネーションはノミネートリストがE-Mailで配布されて、各ユーザーグループからのエントリー結果に対して抽選となるのだが、ある時、運良く「Salon de Mac」にPowerMac8500/150が当たったのである。
但しオリジナルのままでは性能的に使い物にならないので、色々といじり倒した。一番大事なのはやはりG3カード。これさえ差せば、いきなりその時点の最新機種と遜色なく動くんだからPCIバスになって以降のPowerMacは便利であった。
そのG3カードは価格的にリーゾナブルなThe Sonnet Crescendo G3である。注文はSonnet Technologies, IncのWebからクレジットカードで直接行った。それ以前に8100用のG3カードを二回注文していたから何の不安もなかった。この会社の(あるいは米国の海外通販の)凄いところは注文から三日以内に確実にFeDEXで日本に届いちゃうことである。国内通販だってこんなに早くは届かない。正にInternet時代であるとしか言いようがない。今まで延べで4枚のG3カードを使ったが、性能・互換性とも何の問題もない。運賃込みでも秋葉原で買うより安いのは言うまでもない。
G3カード以外では、バルク品のIx3D Ultimate Rezも重要。描画速度は内蔵ビデオ回路と比べて格段に速いのに、秋葉館でたったの9,800円だったんだから。
メモリーやHardDiskは当然のごとくそれなりに増設した。一時は4GBのHardDiskを2台組み込んでいたが、暫くして他のMacとのスワップの都合などから9GB一台にした。メンテと安全性を考えると2台の方がベターではあるのだが。
PowerMac 8500/G3
PowerMac 8500/G3

さて、上の写真で分かるとおり、FDドライブ用のフロントパネルが二段に重なっているが、下段はMOドライブ用の挿入口。中身はPinnacleMicro Tahoe230MBを分解して詰め込んだもの。なんでピナクルかと言えば、230MBのMOが出回りはじめたとき、これが一番安かったからで、元は以前使っていた8100に内蔵させていたものの流用である。
内蔵専用あるいは内蔵用改造キットは妙に高価なので、安い外付けを買って来て分解して組み込むのが一番リーゾナブルである。この場合、どうやって固定するかであるが、長めのネジとスペーサーやワッシャーを適当に組み合わせれば何とかなる。
但し前蓋がないので、たまにブロワーで埃を吹き飛ばしてやると良い。イジェクトボタンは使えなくなるが、通常使用することはないので支障はない。どうしてもという場合は、隙間からカギ型の金具を差し込んでマイクロスイッチを押せば、ちゃんとMOは排出されるし。
最上段のCD-ROMドライブはCD-Rドライブ(ロジテック製。ドライブはTEAC製)に入れ替えた。これももちろん、外付け用を分解して組み込んだものだが、最初は外付けとして使うつもりだったからで、内蔵したのは後で急に内蔵したくなったと言うだけの理由である。
しかし、この改造には三段階の困難が伴った。
まずサウンド出力の端子規格がWindows用なので、Macとはそのままでは繋がらない。仕方がないからケーブルを切断して繋ぎ直すという荒療治を行った。
もう一つは最初は致命的と思われた問題点。Apple純正のCD-ROMドライブとTEACのCD-Rドライブでは、トレイの幅が違うのである。TEACの方が数cm幅が広いのだ。と言うことは、そのままではトレイがイジェクトできないと言うことである。これには参った。暫し思案の後、意を決して「だったら開口部を広げるしかない」と開き直って、大型のNTカッターでゴリゴリと削った。手先の器用さには自信があるので結果として、ご覧の通り、カッターで削ったとは絶対に分からない仕上がりになった。
最後の障害はイジェクト・ボタン。一般にMacはメディアの排出にイジェクト・ボタンを押す必要はないが、CD-ROMあるいはCD-Rで、最初にトレーを開けるときはだけはそうは行かない。ところが、この改造を行うと、本来Apple純正CD-ROM用に設計されたフロントパネルだと、そこに用意されたイジェクトボタンと、付け替えたTEAC製のドライブのイジェクトボタンの位置が合わないのだ。これまた色々と試行錯誤したあげく、プラスチックの小片と接着式の小形のゴム脚の組合せで何とか間に合うことが分かり解決出来た。
なおCD-Rを組み込んでしまい、不要となったCD-ROMドライブを人にあげちゃうと、必然的に音楽CDのコピーが出来なくなるわけだが、そう言う趣味はないので問題は無かった。
10年以上Macを使ってきて、SCSI系はなるべくシンプルにするのが良く、また可能な限り内蔵(内部配線)した方が動作が安定するという経験則が自分の中で出来上がったのだが、ミニタワー型の8500はそれを生かせる筐体なのでとても気に入っていた。
外に唯一繋がっていたのはエプソンのスキャナー。取り外し式の透過原稿ユニットが便利だった。当時の仕事の関係でR2-1全日本ロードレース選手権のポジフィルムを毎試合スキャンしなくてはなかったからである。スキャン性能と速度、そしてカラーマッチングについても良くできた製品だと思う。
それに続くチューンアップはUSBボードの増設。これによりマイクロソフトのIntelliMouse Explorerが使えるようになった。ダイアルくりくりで画面スクロールできるのはやはり便利だし、5つあるボタンに自由にファンクションを割り振れるので、例えば左ボタンをダブルクリックとした。これは長年のMacの使用で右手の人差し指の第一関節が腱鞘炎気味になったからである【苦笑】。
またUSBボードのお蔭でCASIO QV-3000EX with IBM-MicroDriveがホットスワップ出来るのも便利。逆に言えばUSB端子がなければ事実上、デジカメは使えない。
MacPlus macII LC475 PM5500 8100 8500 7220 iBook PBG4 DoromPATIO
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