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 PowerMac 8100/80AV
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MacIIvxにTurbo601を組み込んだら余計遅くなってめげたりと、PowerPC導入に後れを取った筆者が、1995年8月に満を持してついに購入したちゃんとしたPowerMac。しかし買ってすぐに8100/100が出てがっくし。そうしたら当時のパソコン通信（@nifty）仲間が勝手に筆者の8100/80の下取り先を決めていた。
この結果、8100/80はわずか2ヶ月しか手元に無かった。なんだったんだろうか？
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 PowerMac 8100/100AV
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と言うわけで1995年10月に新たに買い直したのが8100/100AV。それも最初から2台まとめて。つまり会社と自宅と全く同じMac環境にするため。
HardDiskは当初230MBだったのを最終的には4GB×2＝8GBまで増設。メモリーは最終的にはフル実装の264MB。MOを内蔵。これは後でそのまま8500に移設。
ビデオカードは当初は最初から付いてきたAVカードで満足していたが、テキストなどのスクロールのあまりの遅さにめげて保存してあったRasterOps264に載せ替えた。
そして最後はお決まりのThe Sonnet Crescendo G3導入。当初は233MHzだったが、純正の機能拡張書類をバージョンアップしたら266MHzになったのは立派。
このG3へのバージョンアップはアメリカで発売された直後に行ったので、それなりに意味はあった。と言うのは、8100のようなNuBus系のPowerMacの場合、基本的に「ロジックボードが遅い」と言う根本的な問題を抱えているので、G3にしても実効速度は大してあがらないのである。あるいはタスク切換えががっかりするほど遅く、それはG3にしても直らないのである。タスク切換えとは例えばApplication間の切換えを指す。これはWeb制作など、複数のApplicationを切り替えるのが当たり前の作業には致命的。
そしてなんといってもビデオ回路が遅い。フルカラー時のテキスト・スクロールなどは欠伸が出るほど。
であるから、早めにG3にして使い倒し、性能的な限界を見極めて、ぱっとPCI系PowerMacに切り替えたから投資回収できたわけで、そのまま使い続けたらストレスが溜まるだけだし、時機を逸してからNuBus-PowerMacをG3にするなんてまるっきり金の無駄なのである。
しかしとにかく8100/100は導入から1年間は快適だったし、今は知人の会社のファイルサーバーとして一年365日24時間フル稼働で一切ノートラブルの筈である（事実上寄贈してしまったので後のことは知らない）。こう言う使い方ならまだまだ使えるマシンであろう。
なお、もう一台も別の場所で稼働中の筈だが詳しいことは知らない。
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Quadra 800
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@nifty関係の知人にMacIIvx/040を譲り、代わりに来たのがQuadra800。暫くは我が社の女子社員が使用。女子社員用を7220に変更した時点で2年間使っていたMacIIfxに替えてファイルサーバーにしてみたら、なんと遙かに新しいはずのQuadra800の方がEthernetの転送速度がMacIIfxよりも遅い。MacIIfxのDMAは伊達ではなかったことを再確認。
と言うわけで存在価値がないことが判明したので、いつもの岡山の知人の所に宅急便で送られて行った。
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