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■ PowerBook G4/400(M7952L/A)
その2:セットアップ |
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以前から書いているように、様々な理由から、購入したMacは、そのまま使わないで、まずはいきなりHardDiskを初期化してパーティションを切るべきであるが、PowerBook G4については、従来よりも少ない数のパーティションにすることにした。その理由はパーティションが多すぎるとHardDisk及びデスクトップ・プリンター・アイコンとゴミ箱アイコンの間のスペースが狭くなるからである。何故なら、このスペースには一時的なファイルを置くので、余裕がないと使いにくいからである。
その結果、実際には下記のようにセッティングした。
- Mac(約13GB):メインで使う領域。システム・フォルダー、アプリケーション、データなど全てを収納。
- ExHD(約2GB):メインボリュームであるMacをメンテするときなどの緊急起動専用だが、ついでにスクラッチ・ディスクつまり仮想記憶領域を兼ねる。従来はスクラッチ用を別パーティションにしていたが、これをやめたのである。何故ならExHDは内容を変更しないから兼用で構わないからである。
- Mac OS X(約2GB):来る3月24日[土]に発売が開始されるApple社の次世代OS=Mac OS X専用の領域。
- CD-R(650MB):CD-R焼きデータ収納専用領域。
- ExCD-R(650MB):アダルト系CD-Rデータ焼き専用領域【苦笑】。
※以前はCD-R焼き領域がもう一つあったのだが、B's Recorder GOLDのImageDriveでイメージ・ボリュームを作れば、急にCD-Rを焼くときに対応できるので、それは不要であるという結論になった。
と言うわけでPowerBook G4を付属の「ソフトウエア・リストアCD-ROM」で起動して初期化と同時にパーティションを切る。
次にメインのパーティション(初期化直後は例によって「Macintosh HD」と言う名称になっている)を対象にリストアすると、その中身は買ったときと同じ状態になる。そうなったら再起動してHardDisk=Macintosh HDから起動し、今度は「ソフトウエア・インストールCD-ROM」を挿入し、ExHDを対象にMac OS 9.1(ただし、これはPowerBook G4専用バージョンらしい)をインストールする。
これでシステムのインストールの基本は完了。念の為に起動ディスクコントロールパネルでExHDから起動することも確認し、同じく、交互に起動しているHardDisk(パーティション)から起動していない方のパーティションをDisk First Aidでチェックする。 |
以上で問題がなければ、後はそれまで使っていたPowerMac 8500/G3とファイル共有して必要なデータを移し、Adobe PhotoshopやMicrosoftOfficeのような巨大アプリはオリジナルのCD-ROMから新規インストールをすればよいわけである。それにしてもPowerMac 8500/G3の実データは全部で約3GBある。不要なもの、あるいは新規インストールするApplicationを除いても2GB以上ある。
ものは試しと一度はAirMac経由でのコピーを開始したのだが、どう見ても速度が遅い。そこで、途中でそれを中止して、ハブ経由でEthernetケーブルを繋いでやり直したらば速度がまるで違う。
AirMac経由の場合、インターネット=TCP/IPについては速度的な不満は全くないのだが、通常のEthernet系=つまりファイルの転送やプリントアウトは妙に遅い。どうやらAirMacとブロードバンド・アクセス・ルーターと2台のハブ(一台はMN128-SOHO SL10)とAppleTalkプロトコルが整合していない感じなのである。あるいは単純にAirMacの速度はこんなものなのかもしれない。ブロードバンドと言ってもEthernetなどにと比べれば遙かに帯域は狭いんだから。
と言うわけで、この問題の解決と検討は後回し。今はとにかく、さっさと旧環境から新環境への移行を完了することが先決問題だからである。 |
閑話休題。
セットアップはHardDiskの中身だけの問題ではない。今までのPowerMac 8500/G3+三菱ダイアモンドトロン19inchモニターをOAラックから外すと、そこには広大な空間が現出する。ここにPowerBook G4を置くとまるで余裕となる。そこで、今までよりもテーブル面の高さを上げて、普通の机ぐらいの高さに変更して、奥にはテーブルタップを両面テープで固定し、普通の机としての使い勝手とPowerBook G4のための一種のベース・ステーション・スペースを兼ねられるようにした。
具体的にはiBookと兼用のYANO製のUSB接続CD-R/RWドライブ、PowerBook G4用のパワーアダプター(AC電源)、モジュラーケーブル(PowerBook G4内蔵のモデムと接続してFaxModemソフト=FaxSTFを利用するため)を配置しておくのである。
こうしておけばPowerBook G4にも便利だし、書類の整理などにも使える。従来はPowerMac 8500/G3一式で一杯だったので、OAラックを机として使うことは出来なかったのだ。 |
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右上の「8500+19inchモニター時代」の写真と比べると余りにも明白だが、画期的に専有面積が少ないのに機能も性能も使い勝手も向上しているんだから素晴らしいとしか言いようがない♪ |
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パタンと閉めればスリープ。その上で書類を拡げられるほど薄いのも便利。奥の右はiBookと兼用のYANOのUSB接続CD-R/RWドライブ。モジュラーケーブルを延ばしてあるので内蔵モデムで、繋げばすぐにFaxをダイレクト送信することも出来る |
PowerBook G4の内蔵HardDiskへのデータの移し替え。各種ソフトウエアのインストール。それらが済んだら、今度はコントロールパネルなどの設定の変更と最適化。Disk First Aid並びにNorton Disk Doctorによるディスク内容のチェック。DeskTopの再構築。再起動、起動ディスクの切換えなどのチェック等などなど…。
コンピュータに興味の無い人にはただ面倒なだけだが、コンピュータおたく系にとっては実に楽しい時間を延々と過ごしていたら、なんと月曜日の朝になってしまった【苦笑】。
結局、一睡もせずにそのままセットアップを継続。
おおよそ納得のいく状態になったのはさらに24時間後の火曜日のことであった。 |
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