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■ PowerBook G4/400(M7952L/A)
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過去27台のMacintoshがハードウエア的に故障したことはない。HardDiskが飛んだことは2回ぐらいあるが、Macそのものがおかしくなったことはない。だから今までAppleCareに入ったことはないし、必要になることもなかった。
しかしPowerBook G4はどう考えてもデリケートな製品であるし、もしも例えば液晶がいかれたら、それだけで新品のiMacが買えてしまうぐらいの修理費がかかる。
子供が小さいときにキーボードにコーラをこぼしたことがあるが、デスクトップ機ならキーボードは別部品だからそれだけを取り替えればよい。しかしPowerBook G4で同じ事になったら大事件。キーボードの下にはメイン・ロジックボードが入っているからである。 |
なんてことを考えていたらグッド・タイミングでAppleがAppleCareを新しいシステムに全面移行した。簡単に言えば、機種別に一定額を払えば保証が3年に延長され、その一定額というのが従来よりもリーゾナブルになったのである。これ以外にも3年間の電話サポートなどがあるが、その手のサービスは筆者には必要ない。大事なのは妥当な金額を前払いしておけば、万が一の場合に(無償)修理してくれることである。要するに保険である。
この新しいシステム=AppleCare Protection Planは2001年5月25日からのサービス開始だったのでAppleStoreで早速、申し込んだ。料金はPowerBook G4の場合は42,000円である。
申し込むと数日後にパッケージが送られてくる。その中に入っている申込書に必要事項を記入し、該当機種の保証書のコピーを同封して送り返すと正式な申込みとなる。 |
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付属のCD-ROMに入っているTechTool(R)Deluxe |
パッケージの中には書類の他にCD-ROMが入っている。この中にはTechTool(R)Deluxeが入っている。マイクロマット社のハードウエア診断ユーティリティである。CD-ROMにはユニバーサルなMac OSも入っているので、つまりもしもトラブルが起きたらCD-ROMでMacを起動してTechTool(R)Deluxeで診断を行い、その診断結果を電話サポートに伝えて、正しい故障状況を伝達するという仕組みらしい。
確かに初心者(及び筆者のようなマニア系を除く殆ど全てのパソコンユーザー)はコンピュータが故障しても、どこが壊れたのかは分からないわけで、電話サポート側はそこが一番知りたいのだから、とっても合理的なシステムであると言えるだろう。 |
3年間で42,000円が高いか安いかは人によるだろうが、最初に書いた通り、オールインワンかつデリケートなPowerBook G4の場合、万が一は起こりえることなので、筆者としては妥当だと思う。 |
蛇足ながらPowerBook G4は本当にデリケート=柔(やわ)なマシンである。
例えばゴム足が取れてしまうと言う話があちゃこちゃであるが、筆者の場合、PowerBook G4を机の上で移動する場合は必ずわずかに持ち上げるから今までは平気だった。しかしつい先日、ワイフに画面を見せるときにワイフがひょいと手を伸ばしてテーブルクロスの上でPowerBook G4を水平移動したら一発で一個が取れた【涙】。勿論、直ちに瞬間接着剤で修復したが、これなら普通は取れる(外れる)はずであると納得した。
また別のある時。PowerBook G4を知人にデモしていたら、知人が「重さはどれぐらい?」と言うので液晶パネルが開いた状態で下から持ち上げて手渡そうとしたら、その知人はどう考えても液晶パネルのヒンジ部に過度の物理的ストレスが掛かる持ち方で受け取ろうとしたので慌てて制止した。機械の構造と言うものが観念的に分かっていない人はPowerBook G4を使うべきではない【きっぱり】。 |
追記:AppleCare Protection Planの申込用紙に必要事項を記入して郵送してから3週間後、正式な書類と新しいCD-ROMが送られてきた。これでPowerBook G4を安心して使い続けられるわけである。 |
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