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■ PowerBook G4/400(M7952L/A)
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その33:結局、イチからやり直し(^^;; |
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FireWireのディジーチェーン接続で外付けの30GBと20GBの2.5inch-HardDiskを繋いでバックアップ&インストール体制万全のPowerBook G4 |
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(前ページからまんま続く)と言うわけでHardDiskの初期化である。Mac OS X 10.2のインストールのまるっきりのやり直しをするのである。実用上は全く問題はないが、何となく微妙に気に入らないからやるだけの話なのである。例によって例のごとく、趣味は無駄の追求なのである【苦笑】。 |
かくて三連休なのをいいことに下記の(パソコンのメンテなんて考えたくもないと言う一般人からすれば気の遠くなるような長い長い)シーケンスを実行したのだった。
- PowerBook G4に20GBと30GBの外付けFireWire-HardDiskをディジーチェーン接続(上の写真)
- これらを利用してPowerBook G4内蔵40GBの完璧なバックアップを取る
- CD-Rで起動するとかったるいので例によって20GB外付けFireWire接続HardDiskからMac OS 9.2.2で起動
- 躊躇無くPowerBook G4内蔵40GB-HardDisk(IBMトラベルスター)をApple純正のドライブ設定で初期化し、パーティションを約36GBと4GBに切り直す
- Disk First Aid、Norton Disk Doctorでチェック
- 問題ないことを確認した上で、外付け30GB-HardDiskから今まで使っていたMac OS 9.2.2と「Applications (Mac OS 9)」(僅かに残るクラシック環境用のアプリケーション)と「書類」(Mac OS 9.n上のデータ。iTunes2で使うMP3データだけ)をメインのパーティション(名称:Mac=約36GB)にドラッグ・コピー
- コピーが完了したら、Mac OS 9.2.2で内蔵HardDiskからちゃんと起動するかどうかを確認
- 続いて、そのままの状態でMac OS X 10.2インストールCD-ROMを挿入しインストーラーを起動
- 自動的に再起動しMac OS X 10.2インストールCD-Rで立ち上がり、インストールプロセス一式を実施(約1時間半)
- インストールが完了し自動的に再起動すると、これまた自動的にソフトウエアアップデートが起動し、Mac OS X 10.2.1、iTunes3.0.1、そしてSecurity Update 2002-09-20 をDownloadしてインストール
- またまた再起動
- 起動ディスクを外付けの20GBに切り替えて基本的なインストールの完了したメイン・パーティションのMac OS Xディレクトリに外付け30GBから各種データをコピー
- これにてメインのパーティション(名称:Mac)への基本的なインストールとリストアが完了
- Disk First Aid、Norton Disk Doctorでチェック
- SpeedDiskでデフラグ
- 次はサブのパーティション(名称:eX=約4GB)にMac OS 9.2.2とユーティリティをドラッグ・コピー
- 再びMac OS X 10.2インストールCD-ROMからサブ・パーティションにMac OS X 10.2をインストール
- インストールが完了し自動的に再起動すると、メインのパーティションの時と同じく自動的にソフトウエアアップデートが起動し、Mac OS X 10.2.1、iTunes3.0.1、そしてSecurity Update 2002-09-20 をDownloadしてインストール
- さらにNorton System Works 2.0のMac OS X版をインストール※
- サブ・パーティション=eXがMac OS 9.2.2、Mac OS X 10.2.1それぞれでちゃんと起動することをそれぞれ確認
- またまたまた別の起動ディスクに切り替えてからDisk First Aid、Norton Disk Doctor、SpeedDiskを実行
- これで一応のインストールとリストアは終了
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※現時点ではNorton System Works 2.0はMac OS X上ではNorton Disk DoctorもSpeedDiskもHardDiskを認識せず全く使い物にならない。これを修正するアップデート・プログラムは10月中旬に提供予定とシマンテックのHomePageに書いてある。 |
以上の作業でざっと5時間ぐらい。しかしまだ終わらない。Mac OS 9.2.2時代で言うコントロールパネル系、機能拡張系にあたるMac OS Xのソフト(大抵はPreference Paneと言う形式)はドラッグ・コピーでは正常動作しないので、インストーラーからインストールしなければいけない。具体的には下記のものを再インストール。
- ATOK15 for Mac OS X
- Microsoftマウス
- TinkerTool
- FruitMenu
- Default Folder X
- Snapz Pro X
以上が完了したら、今度はウインドウサイズ、位置、システム環境設定の設定などをファイン・チューニング。
これで完璧(^^)v トータル8時間ぐらい。
この結果、Mac OS Xにおける新規インストール、リストアのノウ・ハウを確立。今後の安心を手に入れたのだったのだったのだった(^^)v
Mac OS 9.2.2とMac OS Xでは手順とノウ・ハウが全く違うのでこれは今後のためにもとっても重要なことなのだ。 |
本来はこれで全て完了なのだが、数日後、たまたま知り合いから電話があり、3年前に薦めて買わせたPowerMac G3/300(B&W)の調子が悪い、メモリーが足りない、HardDiskが足りないと言うので秋葉原へ買いに行くことになり、そこでふと思い付いて、新たに自分用に充分なサイズの外付けHardDiskを購入し、余ってくる30GB-HardDiskをその知り合いに売っちゃうことにした。何故ならば……
- PowerBook G4の内蔵HardDiskは40GBである
- これに対して現在手持ちの外付けHardDiskは20GBと30GBである
- 合計すれば50GBだが不便であることは確か
- 最初に購入したTAXANの30GBはROMが古いのでMac OSの起動ディスクにならない
- iTunesやiPhoto(あるいは以前のCASIO QV-3000EX)のデータの単独のバックアップをまとめておこうと思うと、それだけで簡単に20GBを越す
だから、最低でも60GBぐらいのHardDiskを購入し、起動ディスクに出来ない30GBを転売しちゃうと上の問題が一挙に解決して非常に便利なのだ。 |
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久しぶりに買ってしまった3.5inchフルサイズ外付けHardDiskはびっくりするほど大きくて重いが価格対容量比は2.5inchより格段にお得だから仕方がない。FireWireバスパワーではないので接続は面倒になるのが欠点。カラーリングはPowerBook G4調ではある。手前の2.5inch 20GBは起動ディスクに出来るしバスパワーだから繋ぐだけで動くので便利なので手放す予定無し |
と言うわけで京王線 → 新宿 → 中央線快速 → 神田で乗り換え → 山手線と乗り継いで、秋葉原の秋葉館でPowerMac G3/300(B&W)用の256MBメモリーを購入したら7000円弱でびっくり。安くなったもんだ。
そして4階に上がり、60GBから160GBまで各メーカーが様々なFireWire接続のHardDiskを出している中から、何となくレジの前に山積みにしてあったLaCie d2シリーズを選択。一番の理由は値段が妥当だったから(29,800円)。
サイズは80GB。取り敢えずは充分。現在、以下のデータが入っているが余りは43.77GBで余裕綽々なのである。
- PowerBook G4のバックアップ(17.33GB)
- iBookのバックアップ(2.51GB)
- CASIO QV-3000EXの画像データの過去の全データ(4.92GB)
- iPhotoに乗り換えてからの全データ(209.5MB)※
- iTunes用にリッピングしたけど使わなかったデータ(1.19GB)
- iTunes3の使用中データ(6.21GB)※
※印はPowerBook G4のバックアップとわざとダブっている
トータル
- 最大容量:76.68GB
- 使用状況:32.91GB
- 空き容量:43.77GB
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その後、更に色々とバックアップして空き容量が若干違うが、完璧なバックアップを取った状態のLaCie d2シリーズ80GB-HardDiskの中身。大きいことはいいことだ(^^)v |
5万円近く出せば160GBも手に入るが取り敢えずは問題ない。30GBを1万円で転売したから80GBが2万円で入手できたわけだから文句はないのだ(^^)v
なお、LaCie d2 80GB-HardDiskはMac OS 9.2.2の起動ディスクになることは確認したが、今のところ、Mac OS X 10.2.1では起動しない。いざというときはポケッタブルの20GBの方は間違いなくMac OS X 10.2.1で起動できるので支障はないが気に入らないと言えば気に入らない。これを検証し出すとまた時間が掛かるので流石に後回しとすることにした。 |
てなわけで充実した三連休によってPowerBook G4はまたしても環境改善されたのだった。Mac OS X 10.2.1は95%ぐらいの満足度で順調に稼働しているのである。 |
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この状態でマウントされたHardDiskの合計容量は170GB。全く物凄い時代になったものである。なお、巨大なアイコン・サイズは勿論、わざとである |
なお念の為に書いておくと、なんで満足度が95%かと言えば、これまでのMac OS X 10.2レポートで指摘した若干の問題点が解決されていないからである。今後のさらなるApple並びにサードパーティの努力に期待しよう。
- Windowsで焼いたCD-Rが読めない(Mac OS 9.nなら全く問題なく読めるので対処は出来るが面倒である。TAXAN PBG4COMBのせいならファームウエア・アップデートに期待するしかない)
- クラシック環境のAppleTalkがスリープ復帰後に停止してしまう点がMac OS X 10.2.1アップデートで直ったと書いてあるのだが、スリープ云々と関係なくクラシック環境のAppleTalkが停止してしまう問題はまだ発生する場合がある
- Finderのウインドウの設定(アイコンサイズ、グリッド指定など)がDefaultに戻ってしまう場合がある
- ウインドウサイズをリサイズ(最適化)する時の挙動が変(説明するとややこしいので省略)
- カスタムアイコンファイルが貼り付けられない場合がある
- たまに知らないうちにクラシック環境が落ちている場合がある
- Norton Works 2.0がMac OS X 10.1.5以降に対応していない(10月中旬のシマンテックのアップデート待ち)
- Mac OS X環境ではエプソン・カラリオの四辺縁なし印刷が出来ない(エプソンのドライバーのアップデート待ち)
- Mac OS XネイティブのAdobe PhotoshopからTWAINドライバーを使ったRICHO IMAGIO Color2800Fによるネットワーク越しのスキャンが出来ない(リコーのTWAINドライバーのアップデート待ち)
- スリープ復帰後、MS IntelliMouse Explorerのホイールが効かなくなる。USBケーブルを刺し直せば直る(これはMac OS 9.2.2でもそうなのでMicrosoftがいけない)
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追記:その後、どうにも「LaCie d2 80GB」の調子が悪いことが判明。どういう状態かというと……
- DeskTopの再構築が出来ない
- 何度やってもNorton Disk Doctorが途中でエラーになる
- アイコンが変になる場合がある
てぇことはフォーマットがおかしいのである。ところが付属のフォーマットソフトである「Silverlining Pro 6.4.5」がこれまたおかしい。触るのは10年ぶりに近いSilverliningだが昔から操作方法に癖があり、それは今も変わらず。だからフォーマットし直すのに一苦労。しかも、それでも上記の問題は解消されない。
更に悪いことにはApple純正のドライブ設定では(FireWire接続のHardDiskは大抵の場合)フォーマットできないのである。 |
こうなるとSilverliningとは別の汎用型のフォーマッタでイニシャライズするしかない。手持ちは「B'sCrew mini」(この間、秋葉館で購入した2.5inchのHardDisk用ケースに付属していた)ぐらいなので、これでフォーマット。作業はSilverliningと異なり、ボタンを一個、押すだけであっさりと完了。
それから必要なものを全部「LaCie d2 80GB」にコピーし直してから下記のチェック。
- DeskTopの再構築 → 問題なし(^^)v
- Norton Disk Doctor → 問題なし(^^)v
- アイコン → 正常(^^)v
……と、何のことはなく問題解決。これにて一件落着である(^^)v |
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