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2004.05.06[木]更新
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PowerBook G4/400(M7952L/A)
その39:レポート最終回
PBG4
旧型PowerBook G4(手前)と新型PowerBook G4(奥)

2001年3月4日に我が家に到着して以来、毎日毎日、平均16時間以上稼働し続けた初代PowerBook G4/400MHz君は、36回のAppleローンが終了し、AppleCare Protection Plan期間(3年間)も切れたのを潮時に、満を持して新規購入した2004年4月時点で最新・最強のPowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)にメインマシンの座を譲り、筆者の実家に移動し、筆者の父親の常用マシンとして第二の人生を送ることになった(←予定路線)。

これまでの父親のMacintoshは別項の通りだが、主たる用途はご多分に漏れず「メール」「インターネット」「ワープロ」「デジカメ写真の管理(保存とプリント)」であり、そして当然のようにそれ以外のことには使わない。
となると、旧型PowerBook G4に搭載の(自分で入れ替えた)40GBのHardDiskは無駄である。パンクしそうになったらデータの一部を内蔵の(これまた自分で入れ替えたTAXAN製の)DVD/CD-RドライブでCD-Rに焼いて退避させればよい。メモリー他は新型と互換性がないのでそのままでよい。

と言うわけで、新型PowerBook G4 15"のセッティングが一段落した時点で、以下に記す非常にややこしいシーケンスでHardDiskのスワッピング作業を実施した。
  1. まず、今までバックアップ用にしていた外付けFireWire接続の20GB-HardDisk(これが元もと、旧型PowerBook G4に内蔵されていたHardDisk)の中身(iPhotoライブラリーのバックアップ・他)を新型PowerBook G4 15"にコピーする
  2. 旧型PowerBook G4の中身は事前に別の外付けFireWire接続HardDisk(30GB)にバックアップしてあるし、この時点で必要なデータは既に全て新型PowerBook G4 15"にインストール(移行)済みなので以下の作業に躊躇無く取り掛かる(ことが出来る)
  3. 外付けFireWire接続HardDisk(これからPowerBook G4に戻す20GB)を新型PowerBook G4 15"に接続する
  4. 新型PowerBook G4 15"のインストールDVDを使って、外付けされた20GB-HardDiskを初期化し、(いつもの通り、メンテを考えて)2パーティションとする。但し勿論、サブのパーティションは2GB強と最低容量にする
  5. 続けてMac OS X 10.3(Panther)をインストール。但し全体で20GBだからカスタム・インストールを選んで他国言語、不要なプリンタドライバなど余計なものは一切、インストールしない(これは新型PowerBook G4 15"でも同じ)
  6. 完了したらインストールDVDから「リストア」を選んでクラシック環境もインストール
  7. サブのパーティションにも必要最低限のMac OS X 10.3(Panther)をインストール
  8. この状態で新型PowerBook G4 15"上で動作確認してから、本来のHardDiskから起動し直し、外付けFireWire接続HardDiskをアンマウントする。これで移行準備が完了
  9. 旧型PowerBook G4をシャットダウン
  10. 裏返しにしてバッテリーを外す
  11. 背面のビスを全て外す
  12. チタン製の裏蓋を外す
  13. 内蔵HardDisk(40GB)とメインロジックボードとのコネクターを外す
  14. HardDiskを外す(「コツ」が必要なのだが、はめ込んであるだけなのでマイナスドライバーでHardDiskの両側のフレームを少し拡げれば簡単に外れる)
  15. 旧型PowerBook G4側の準備が出来たら、今度は外付けFireWire接続のHardDisk(20GB)をケースから外す
  16. 先程の逆の手順で取り外したHardDisk(20GB)を旧型PowerBook G4の所定の位置に手際よく、はめ込む
  17. HardDiskからメインロジックボードへのコネクターを接続する
  18. この時点で(チタン製の裏蓋を取り付ける前に)バッテリーを装着し、PowerBook G4を表に返して、ちゃんと起動することを確認する
  19. 問題ないのでシャットダウンしてから再度裏返し、バッテリーを外し、チタン製の裏蓋を取り付ける
  20. 表に返してブートする
  21. 旧型PowerBook G4から外した40GB-HardDiskを先程のケースに入れる。これでバックアップ用のHardDiskは今までの「30GBと20GB」から「40GBと30GB」へと「20GB増えた」ことになるわけだ(これ以外にバスパワーでは使えないので滅多に出番のないLaCieの80GBもあるが、これはDVDを編集する時にしか用がない)
  22. 旧型PowerBook G4に必要な環境をレストアするために、別のFireWire外付けHardDisk(30GB)を接続(この中に旧型PowerBook G4の中身の全てがバックアップしてある)
  23. 長年のノウ・ハウでDrag&Dropで必要なApplicationとライブラリの中身(各種初期設定、Cookie、Bookmarksなどなどなど)を小一時間掛けて移行させる
  24. 再起動し、父親には必要のないデータ(メールソフト=Entourageの受信データなど)を削除
  25. 父嫌が使うソフト(Safari、Entourage、MS-Word、iPhoto)の動作を確認
  26. 以上で、作業完了

かくて、旧型PowerBook G4は完全に中身をリフレッシュして、父親専用マシンとなったわけである。後は実家に持って行き、今までのMacintoshから必要なデータを吸い上げ、環境移行するだけである。
と言うわけで2004年GW最終日(子供の日)に実家へ。そこから先は今度は下記のシーケンスで環境移行を実施。
  1. 今まで使っていた7220/G3を起動
  2. 起動ディスクを予備パーティションに切り換える
  3. メインのパーティションに丸ごと共有設定をする
  4. その状態の7220/G3とPowerBook G4をEthernetで直結
  5. PowerBook G4のFinderのメニューの移動からネットワークを選ぶ
  6. すると自動的に7220/G3のメインのパーティションが現われる
  7. それをPowerBook G4にマウント
  8. 父親が作成したデータ(ClarisWorks4.0Jで作った書類)、デジカメの画像データ、Outlook Expressのフォルダー丸ごとなどをコピー
  9. 同じくClarisWorks4.0Jそのものなど必要最低限のMac OS 9.n(クラシック環境用)のApplicationをコピー(機能拡張書類などを含む)
  10. デジカメ画像データはPowerBook G4のiPhotoに読み込ませる
  11. 念の為、父親のNIKON COOLPIX 880をUSB接続して自動的にiPhotoが起動しデータの読み込みが出来ることを確認
  12. ClarisWorks4.0J書類をダブルクリックすると自動的にクラシック環境とClarisWorks4.0Jが起動してちゃんと読めることを確認
  13. EntourageからOutlook Expressのデータと設定をインポート
  14. Ethernetをダイアルアップルーターに繋ぎ換えてインターネット接続できることを確認
これで基本はOK。ところが……。。。
PBG4
父親の書斎に収まったPowerBook G4/400
右は新規導入したEPSON PM-D750
PBG4
以前はMacがこれだけ場所を取っていたんだから父親はPowerBook G4に喜んだ♪

問題はプリンター。実家のプリンターは「いにしえのEPSON PM-700C」。これ、シリアル接続だからPowerBook G4と繋がるわけがない。言うまでもないがPowerBook G4にはシリアルポートなんてものはないのだ。Mac OS X用のドライバーも勿論無い。そんなことは実家に行くまで忘れていた。
なので仕方がないから翌日の5/6(は筆者の誕生日であーる)例によって例のごとくビックカメラ渋谷東口店……ではなく、何故か秋葉原のラオックスのMac館(以前は単独の建物だったが、それだけの売上はなかったらしく、大幅に縮小して、2004年4月からラオックス・コンピュータ館の6階に移った)で最新型の「EPSON PM-D750(各種メモリーカードから直接プリントできる機種)」を新規購入し、電車で実家へ(重かった)。
蛇足だが、なんでラオックス@秋葉原に行ったかと言えば、それは余計なものを買うためである(^^;;

たまたまこの日は筆者の誕生日なので昼間からワインを飲んで御祝いをしてから【苦笑】セッティング。と言っても、昔と違ってMac OS X用のソフトはエプソンもちゃんと作っているのでインストールは簡単。後は繋ぐだけ。プリントも全く問題なし。ついでに父親愛用のNIKON COOLPIX 880のコンパクト・フラッシュカードからのダイレクトプリントもテスト。これまた非常に簡単。しかも、EPSON PM-D750にメモリーカードを装着すると、ちゃんとPowerBook G4側のiPhotoが立ち上がる。勿論、読み込みも出来る。
逆に言えば、これがうざったい場合はPowerBook G4をスリープ or シャットダウンさせておくか、USBケーブルを抜いておく必要がある。
どう考えても、今後、父親はダイレクトプリントをするに決まっているので、その旨、指示。
なお、これらの作業のあと、念の為にPowerBook G4/400のホーム・ディレクトリを丸ごとCD-Rに焼いてバックアップ。これで完璧(^^)v

かくて、息子(筆者だ)が3年間毎日愛用・酷使した初代PowerBook G4/400君は父親の書斎で第二の人生を送ることになったのだったのだった。
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