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2002.01.08[火]更新
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PowerBook G4/400(M7952L/A)
その26:更なる環境改善・他
GetInfo
例によって例のごとくスクリーンショット用の特別な状態
普通に使っていて、こうなることは絶対にない
それにしても、いい加減「宛名職人」をバージョンアップするかな
(^^;;

2002年・新年明けましておめでとうの正にその瞬間、筆者は例年通りPowerBook G4+Fetchでインターネットに接続中で、自分のHomePageの幾つかのファイルを入れ替えて「謹賀新年」が表示されるようにしたり、各頁のフッターの(c)表記の年号を2002年対応のものにしたりという作業に勤しんでいた。それらが完了してから去年末のデータ類をCD-Rに焼くセットをして、それからやっと近所への初詣に出発。帰ってくるとCD-Rが焼き上がっていた。
と言うわけで今年も相変わらず(1988年以来続く)Mac三昧な日々であることは間違いない。

ところで去年の暮れにやっとこさ、Mac OS 9.n用のMS Internet ExplorerのバージョンがMac OS X用と同じ5.1に上がった。但し現時点でもまだ英語版しか存在しない。しかし完璧マルチリンガルなので、メニューが英語で構わない場合は入れ替えてしまって問題ない。既に筆者は日本語版の5.02は削除してしまった。細かいバグ・フィックスが主眼らしいので使い勝手は全く同じ。変わったのはアバウト表示がMac OS X版と同じくとってもとっても「aqua」している【苦笑】だけである。
物凄く「aqua」しているMac OS 9.n版のMS Internet Explorer 5.1

ところで去年、PowerBook G4のメモリーを512MBに増設してから、やろうやろうと思っていた実験を正月休みに実施し、非常に結果が良いので、その状態で運用することにした。
何を変えたかと言えば、それは「仮想記憶をオフにする」ようにしたことである。
そもそも新しいMac OS Xがメモリー管理方法を大幅に変更しているのでも判る通り、Mac OS 9.n以前のMac OSはメモリー管理ルーチンが前時代的であることは否めない。なんたって最初の設計は10年以上前なのだ。だから過去にはConnectix社のRamDoublerが大活躍した時代もあった。Connectix社のメモリー管理ノウ・ハウは非常にレベルが高かったので、やがてその大部分はApple社自身に受け継がれ、Mac OS 8以降は仮想記憶常時オンがDefaultになっている。

しかし仮想記憶には良い点と悪い点がある。 ◎ 各アプリケーションのアプリケーション・ヒープが減る
 ◎ (メモリーが少ない場合に)搭載したメモリーを最大限有効活用出来る
 × パフォーマンスが若干低下する
 × HardDiskの性能、HardDiskの連続空き領域(の容量)に影響される
 × Applicationによって問題が起きる場合がある メモリー搭載量が充分でない場合(具体的には256MB以下程度)は仮想記憶をオンにしておかないと単純にメモリーが足りないと言うことが起こり得るので、それ以外の選択肢はなく、こればっかりはどうしようもないのだが、512MB以上を搭載している場合で考えると、上記のメリットは関係なくて、デメリットの方が問題になってくる。

仮想記憶がオンの場合とオフの場合のパフォーマンスの差はDVDの再生などでは顕著だが、これは筆者には関係ない。しかしApplicationによっては、そのApplicationそのもののメモリー管理に問題があるものもある。一般的にマイクロソフト系のApplicationはその辺がいい加減である場合が多い。実際、今までMS Internet Explorer(5.02)は何故か唐突に応答不能状態になることがあったのだが、仮想記憶をオフにしたら一発で直ってしまったぐらいである。
と言うようなことを実験で確かめたので、仮想記憶オフをDefaultにするように変更したのである。

但しこう言う場合は今までにApplication Heap(アプリケーションが占有使用するメモリー領域)を自分なりにいじっている場合は、全て再チェックする必要がある。何故なら仮想記憶のオンとオフではApplication Heapが異なる(オフの方が増加する)ので、仮想記憶がオンの時にAdobe Photoshopなどに目一杯メモリーを割り当てていた場合に、そのままの設定で仮想記憶をオフにしてから複数のApplicationを立ち上げると512MBでも「メモリーが足りません」なんてことになりかねないからである。

こう言うことを避けるためにはFinder上でGetInfo(「このコンピュータについて」)を開きっぱなしにしておいて、自分が常用するApplicationを次から次へと全て起動して、メモリーの使用状況をチェックする必要がある。
全て立ち上げても数100MBの空きがあるならAdobe Photoshopなどにはもっとメモリーを割り当てられるわけだし、逆に足りないのであれば、幾つかのApplicationのHeapを調整(減少)させる必要がある。
※Applicationごとのメモリー割り当ては、Applicationのアイコンを選択した状態でファイルメニューから「情報を見る → メモリ」を選び、メモリー割り当て数値を打ち込んで行う。
なお、このページ冒頭のGetInfo(「このコンピュータについて」)のスクリーン・ショットの状態は実際にはあり得ない(一度にこれだけApplicationを起動することは無い)のだが、この設定であれば、少なくとも通常の使用においては全くメモリーのことを忘れて作業に没頭出来ることを意味する。

ところで仮想記憶がオンの場合、例えばメモリーを512MB搭載していれば、Mac OSの純正仮想記憶ルーチンではHardDisk上に512MB+1MB=513MBの連続空き領域が必要となる。1GBのメモリーなら1.1GBである(かつてのRamDoublerはHardDisk上のテンポラリー・ファイルは不要だった)。プロフェッショナル・ユースの場合、Mac OSの仮想記憶専用並びにAdobe Photoshopの仮想記憶専用に、それぞれ数GBのHardDisk(パーティション)を専用で用意する必要がある場合だってある。
こう言う使い方はデスクトップ機でDTPをやるには必須だが、PowerBook G4では余りスマートとは言えない。PowerBook G4はもっとシンプルにエレガントに使いたい。筆者としては、幸い最近は馬鹿でかいAdobe Photoshopデータを扱うこともない。
と言うわけでMac OS 9.nで使い続ける限りは「充分なメモリー(512MB〜1GB)&仮想記憶オフ」がベストなようである。
なおMac OS Xでは仮想記憶は常時オンであり、オフにすることは出来無い。全く別物のOSだと言うことが、これだけでも理解出来るだろう。別の言い方をすれば、Mac OS Xはメモリー管理についてユーザーが悩む必要がない(筈)なのだから、それだけ進歩した設計のOSだと言うことである。それでも今のところ使う気にならないのは、筆者のようなベテランMacユーザーからすると、インターフェースがMac OS 9.nより遙に使いにくい点にあると言うことは既に述べた

しかしAppleの、あるいはジョブスの方針として今年中には、ほぼ全面的にMac OS Xに移行することは明かである。現に、今日(アメリカ時間では昨日)発表の新型iMac以降の新製品はDefaultのOSがMac OS Xであることが発表されている。
またデジカメをiPodのように扱える新発表のiPhoto(Apple純正バンドルソフト。Downloadも可能。iTunesなどと同じく無償提供)はMac OS X専用設計のようである(Apple社のHomePageには「Built exclusively for Mac OS X」と言う記述がある)。
以上から、好むと好まざるに関わらず、夏以降(何故ならMac OS X版のAdobe Photoshopが夏には発売されるからである)はマジでMac OS XでのPowerBook G4と言う環境を考えなくてはいけないようである。
それにしても今度の新型iMacがG4搭載、しかも700MHz〜800MHzとは思わなかった。クルマで言えばカローラにV6の3リッターDOHCターボを搭載したようなもんである。しかも足廻り他も完璧なんだから凄い。我がPowerBook G4はAppleローンの関係でまだ丸々2年は使わなくっちゃいけないと言うのに、ほんとコンピュータの進歩はいいんだけど困るのである(T_T)
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