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■ PowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)
その6:持ち出すと凹む【爆】 |
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あ〜あ(T_T)
上の写真は後ろから見て向かって右のヒンジの部分
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筆者の場合、PowerBook G4 15"にしたのはモバイルするためではない。家の中で場所を取らず、しかも、性能や機能が今までのデスクトップ機と遜色ないと確信出来たからである。しかし、最近になって某私大の同期会(連合三田会)の年度幹事になってしまった関係で、会合の書記をやることになり、その度にPowerBook G4 15"を持ち出して議事録を取るようになってしまった。
つまり別の意味でPowerBook G4 15"を買って良かったぞ状態になったのだ。 |
しぃかぁしぃ。持ち運ぶと凹むと言うことを知った【爆】。幾つかの証拠写真に明らかなように、ちゃんとソフトケースに入れて、アタッシェ・ケースに入れて持ち運んでも、ご覧の通りにあちゃこちゃ凹んでいるのであるのである【涙】。
幸いにして機能的な障害は起こしていないが、今後はもっと慎重に持ち運びしなくてはいけないと大反省【爆】。 |
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PowerBook G4 15"の後ろの方を上から見るとヒンジパネルが反り返っちゃっているのがわかる。本来は右上のようにツライチじゃなきゃいけないのだ【涙】
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こちらはSuperDriveの挿入口の当たりの凹み【涙】
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と言うわけで、世の中に妙に高額のPowerBook G4 15"専用ケースが売られていることに納得した次第。まぁしかし既に手遅れ。そこで個人的な対策協議会【爆】。
まず、何で凹んだかと言えば、それはアタッシェ・ケースがナイロン製で内張の底の部分に何ヶ所か(外側の脚から貫通した)ビスの頭が出ている。これが犯人だろう。
と言うことは、アタッシェ・ケースの底部に厚みのあるスポンジか、逆に硬質発泡ポリウレタン(か、スチレンボード)でも噛ませればいいのだろう。これならコストは(在庫があるから)ゼロである。 |
それはさて置き。こう言うネタでもないと書くことがないと言うことがPowerBook G4 15"が素晴らしい証明。ついでに言えば、最近は大物アプリケーションのアップグレードも全然無いので書くことがないのだ。てぇことはMac OS X 10.4 Tigerまでは開店休業であるぞと。 |
ついでに書くと、先日のMacworld Expoの新商品については……
- iPod Shuffle:既にiPodを持っている筆者には何の魅力もないので全く関係がない
- Mac mini:この大きさでサーバー専用機ならいいのにねぇ
- iWork '05:ワープロは仕方がない時にMS-Wordを使うだけ。プレゼンソフトは全く使う機会がないので用がない
- iLife '05:アップグレードされたiPhotoもGarageBandもいずれはDownload出来るはず。あるいはMac OS X 10.4 Tigerが出た時点で含まれているはず。仮にされなくてもあんまり関係ないのよね、正直
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もう一点。PowerBook G4 15"をモバイル利用する場合の重要なポイントであるバッテリー寿命について。結論から言えば、PowerBook G4 15"のバッテリーの持ちは筆者の要求水準をとうてい満たさない。調子に乗って議事録を打ちこんでいると2時間の会議の途中であっと言う間にバッテリー残量は危険な領域まで激減し、最後には強制的にシャットダウンしてしまう。こうならないためには打ちこむ必要の無い時はこまめに手動でスリープさせる必要がある。これなら3時間の会議を何とか乗り切れる。
しかも、筆者はAir H"などは使っておらず、上記はAdobe GoLive 6だけを立ち上げておいて、議事録のHTMLを直接作成しているだけという状態での話。
もしも、他の用途でE-Mailやインターネットを併用するとしたらバッテリーの減りはもっと早いと言うことになる。
つまり、もしも本気でPowerBook G4 15"でモバイルするなら予備バッテリーと電源アダプターは必須と言うことになってしまう。これでは手持ちで運ぶには重すぎる。クルマもそうだが、あらゆる分野での「電池性能(容量)」の革命的な向上を期待したいものである。今のバッテリー性能では家で使う場合だって、結局は電源ケーブルが来ているとこでしか常用出来ないんだから。 |
追記:以前に新型PowerBook G4 15"は初代に比べてヒンジの動きが遙かにスムーズだと書いたが訂正。これ、経年変化で段々と固くなってくる。仕舞いにはギシギシと軋むほど固くなってくる。これでは困るので筆者の場合はCRC(潤滑剤)を適量吹き込むことで解決している。但し、また数ヶ月すると固くなってくるので、そうなったらまたCRCである。 |
前頁に記載した「Virtual PC for Mac with Windows-XP Professional」であるが、あれっきりまるっきり全然全く使わないのでHardDiskから削除した。やっぱWindowsは筆者にとっては全く用がないと言うことである。
削除したのにはもう一つ理由がある。と言うのは、Virtual PCを起動すると「ウイルス駆除ソフトがインストールされていません云々かんぬん」のアラートがうざいのである。Mac OS Xでは何の問題もないのに、Virtual PC用にシマンテックなどからウイルス駆除ソフトを買うのは余りにも馬鹿らしいではないか。
なお、Virtual PCは全部で2GB以上ある。使わないものにしては余りにもデータ容量がデカすぎる。だから「もしかしたら使うことがあるかも知れないから入れておこう」と言う気にならないのだ。だからばっさりと削除したのであーる。 |
またまた追記:結構、重要なネタ。まずは下記にアクセスして「AppleJack」とやらをDownloadしてくる。そしてインストールする。しかし、インストールしても、それらしきものは何処にも見あたらない。しかし慌てることはない。この「AppleJack」はUNIXのコマンドを使うスクリプトなので、Mac OS XのGUI※には現われないのだ。
http://applejack.sourceforge.net/
※「GUI:Graphical User Interface」の略。Mac OS Xの場合で言えばメニューバー、ウインドウ、DeskTopなどの各種メタファーのこと。これがあるからコマンドを打ちこまずにマウスやキーボード・ショートカットで誰にでも簡単にMacintoshの操作ができる「仕掛け」のことを指す。
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そもそも「AppleJack」とはなんぞや……であるが、簡単に言えばMac OS X専用のメンテナンス・スクリプトである。具体的には下記の5つの項目を処理する。
- ディスク・メインテナンス(チェックと補修)
- Permission(所有権)の修正
- Cacheファイルの削除
- Preference(初期設定)ファイルの修復
- 仮想記憶のswapファイルの削除
通常、こう言う処理をするには別のパーティションやボリュームから起動する必要があるが、その必要がないのが売り。但し、その為にはMacintoshらしからぬ操作=つまりUNIXのコマンドベースでの処理をしなければならない。しかし、やってみたら簡単だったから筆者としては超お薦めなのである。具体的には下記の通り。なお、以下の箇条書きは全て「AppleJack」が既にインストールされている前提である。
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- MacintoshをReStartする
- 同時に「Command+S」を押しっぱなしにすること
※これを忘れるとMac OS Xが普通に立ち上がってしまう
- Mac OS Xの大きなAppleマークが現われるとすぐに画面が暗転する
- そうしたら「Command+S」は離して良い
- するといきなり真っ黒な画面にずらずらずらっとUNIXのコマンドが流れ始めるので、純粋なMacユーザーの場合はびっくりしないこと【爆】
- しばらくすると文字の流れが止まり、いわゆるプロンプト待ちの状態になるので、下記のようにタイプする
applejack auto restart
- そして行末でReturnを押す
- 人間様がやるのはこれだけ。後はUNIX君とAppleJackのスクリプトが勝手に上にあげた5つのメンテナンス項目を自動処理してくれる
- そして処理が終了するとこれまた勝手にReStartする
- この処理をした直後の一回目の起動シーケンスはちょっと遅くなるが、それはCacheを削除したからであるから気にしないこと。次回からは処理前よりも速くなる
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ちょっと補足説明をしておくと……
- Mac OS 9.n以前には動作が遅くなると「DeskTopの再構築」と言う儀式を行なったものである
- Mac OS Xにはその儀式はないが、様々なCacheファイルが溜まると動作が遅くなってくる
- Mac OS Xは必ず仮想記憶を使っているが、そのswapファイルをたまに更新してやると動作速度が旧に復する(らしい)
- 初期設定ファイルが壊れていれば当然、アプリケーションの動作はおかしくなる
- Mac OS XはUNIXベースであり、UNIXにはOSレベルでのディスク修復コマンドが内包されている
こういった機能をGUIベースで行なうのがMac OS Xのユーティリティフォルダーに入っている「Disk Utility」だが、起動ディスクの修復は出来ないし、Cacheの削除などの機能は最初からない。そう言うメンテ作業をするShareWareで「System Optimizer X」と言うものがあり筆者も使っているが若干問題がある。
市販ソフトではNortonがあるが、金が掛かるし起動ディスクの修復はおなじく出来ないことに変わりはない。
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ところが「AppleJack」の場合はMac OS Xが起動する前の段階の「シングル・ユーザー・モード」で動作するから全てのメンテが出来てしまうのだ。但しGUIが起動する前だからコマンド(UNIXが理解するスクリプトの命令文)で処理しなければいけない。しかし既に箇条書きした通り「applejack auto restart」と打ちこむだけ※なんだから贅沢を言ってはいけない【爆】。
※「applejack」とだけ打ちこむと5つのメインテナンス項目を順次、手動で選択的に処理することになる。「applejack auto」と打ちこむとメンテ終了後のReStartが手動になる。さらに「applejack AUTO」とすると深い階層までのクリーンアップをする
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実際問題として「AppleJack」を走らせたら、このところ気になっていたiPhotoの動作速度の低下が(今まで、直接iPhotoのCacheを探して捨てても直らなかったのに)見事に直ったのだから、効果はあるのである。興味のある人は是非、Downloadして利用することをお薦めする。「System Optimizer X」などと違ってスケジュール機能などはないから、例えば毎月一回実施とか決めておけばよいだろう。とにかく、これお薦め♪
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またまたまた追記:2005年連合三田会大会と言う、某私大関係者には理解出来るが、それ以外の人にはまるで理解出来ないイベントの実行委員なんぞをやってる関係で某月某日某所で大型プロジェクターを使って2005年連合三田会大会 Official Siteのデモンストレーションをすることになった。それを言われたのは前日の深夜【爆】。しかし慌てず騒がずPowerBook G4 15"に最初から付属していたRGB出力端子のアダプターケーブルとACアダプター一式を会場に持ち込み、プロジェクターのケーブルを繋いだら、何の問題もなく自動認識。System Preferenceのディスプレイを開いてミラーリングにチェックを入れるだけで、PowerBook G4 15"の画面と全く同じものが大型画面にばっちし(1024 x 768 pixelで)投影された(同時にPowerBook G4 15"側も同じ解像度に変更される。プロジェクターとの接続を解除すれば自動的に元に戻る)。VRAM=128MBの威力だろうか、描画速度も何も全く問題なし。Mac OS XのQuartz Extremeの描画能力のお蔭でSafariで表示中の画面の文字(テキスト)を会場の人が読みやすいように拡大してもジャギーは一切起きないから綺麗この上ない。
ついでに言えば、今回は筆者自身はPowerBook G4 15"の操作だけだったので必要なかったが、もしも喋りも一緒にやるならPowerBook G4 15"から離れた演壇でApple Wireless Mouseで離れた場所のPowerBook G4 15"を操作しちゃうと言う(文字通り)離れ業も可能だと言うことも事前のチェックでちゃんと確認出来た。いやまったく、Appleの「Plug and Play(「繋げばすぐに使える」と言うインターフェースに関する基本コンセプト)」に嘘偽りはないと言うことを改めて確認♪ Windowsの「Plug and Pray(繋いで祈れ)」とは大違いである【爆】。
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某月某日某所にてプロジェクターと直結
完全自動認識で呆れるほど簡単♪
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もう一点。Mac OS X 10.4 Tigerの発売目前だというのにMac OS X 10.3 Pantherが10.3.9にマイナーバージョンアップされた。マメにやってくれることはよいことである。
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上の追記の翌週の某所にて。今度のプロジェクターはDELLの安物なので輝度が低い。しかし、ちゃんとPBG4の1280 x 854 pixelにそのまま対応する
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このイベントでは歓談中はiPhotoのスライドショー+iTunes、あるいはiTunesそのままでビジュアルエフェクトをBGV&BGMに。DVDもPBG4。つまり、ビジュアルとサウンドは全てPowerBook G4 15"で済んでしまうことを証明♪
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こちらは上の写真の翌週、某私大三田生協食堂にて。プロジェクターとスクリーンは某私大管財部の備品。ちなみにプロジェクターはSONYの高級品。こっちを上の写真の会場で使えば良かったのにと言う感じ。PowerBook G4 15"上ではGraphicConverterでスライドショーを無限ループさせ、BGMはiTunesから筆者の趣味のジャズ&フュージョン系を流しているの図
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