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■ PowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)
その11:EyeTVでLDとカセットも取り込む |
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結局、LDとカセットのデジタイズも、やることに(^^;;
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βビデオカセットの読み込みに味を占めてしまった筆者は翌日の午前中には実家にLDプレーヤーとLDソフト、そしてカセットデッキとカセットテープを取りに行っていた【爆】。勿論、処理の終わったβデッキとβテープは実家に戻した。 |
デジタル・キャプチャリングするLDは11枚。カセット・テープはとりあえず3本。まずはカセットから始める。 |
ところが。機械モノはずっと使わないと動作不良になっている場合があるのだが、かつての高級カセットデッキ=TC-K777ES=が正にそれで、早送り不良並びにカセットのイジェクト不良が起きていた。早送り不良はテープをひっくり返せば済むからいいのだが、イジェクト不良は深刻。最初のうちはイジェクトボタンを押しながらカセットホルダーを引っ張れば良かったのだが、そのうちにどうにも動かなくなってしまった。つまりカセットを取り出せなくなってしまったのだ。こうなってはテープの処理ができない。 |
となれば話は簡単。今更、カセットデッキにこだわりはないので分解して(つまり最悪はぶっ壊れても構わないと言うこと)強引にテープを取り出して取り込み(デジタイズ)作業を終わらせてしまおうと決めた。 |
と言うわけで、ラチェット・ドライバーと精密ドライバーを使ってトップカバーとフロントパネルを取り外し、コントロール部をワイアーごと引っ張り出し、問題のカセットホルダーについては透明の化粧パネルなど、動作に関係のないものを全て取り外して丸裸にしてしまった。外した部品は元に戻す気は全く無いので捨てちゃう。何しろ、今回のデジタイズ作業が終われば、このカセットデッキにはもう全く用はないのだし、動作不良品なんだから後は粗大ゴミでしかないからである。筆者は不要品には全く興味はなくなる人なのだ。 |
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構造が分れば話は簡単なのである♪ なお、調子が悪かったのは中央左寄りに写っている矢印形のプランジャー部分で、ここをガチャガチャやったら全く動かなくなっていたカセットホルダーの開閉は何とか可能になった
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で、内部のプランジャー部分の引っかかりを解消し、全体がスケルトン状態になればカセットホルダーを引っ張り出してカセットをひっくり返したり取り替えたりは可能。これで必要のあるカセット・テープのデジタイズは問題なく行うことが出来るようになった。 |
なお、取り込んだカセット・テープは筆者の大学時代のバンド=Zone Timeの録音テープ(以前にAV機能付きのPowerMacでの取り込みを知人に頼んだものがiTunesに入っているしCD-Rに焼いてあるのだが、音質がイマイチなのでデジタイズのやり直しをしたのである) である。 |
もう一点。アナログな磁気メディアは経年変化で音質が劣化する。具体的には |
- 転写(密着したテープ同士での磁気転写)
- 磁力の減衰(特に高域の減衰。つまり古いテープは100%、ハイ落ちする)
- 物理変形(いわゆる「わかめ」など。これがあるとワウフラ=回転ムラが増加する)
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実際、筆者の保存していたカセット・テープも明らかに聴感上の高域の減衰が確認できた。そこでカセットデッキ側のテープの種類を切り替えるセレクターを本来のものでは無いポジションにして取り込みを行った。こうするとバイアス値とEQ値が変わり、本来ならとんでもないハイ上がりになるのだが、これがちょうど、経年変化で減衰した高域を補正する結果となるからである。なお、このようにしてもドルビーCを掛けてあるのでヒスノイズの増加などは無いことも確認済み。いずれにせよ高域が上がった状態でデジタイズしたものを後でMacintosh側で補正してもノイズは減るからいいのだが、逆だとヒスノイズなどを強調してしまうので、この方法が正しいのである。 |
次はLD=レーザー・ディスクである。実家には初期の007シリーズとか、映画のLDの在庫があるのだが、これらをデジタイズする意味は全く無い。何故ならハリウッド作品は既にDVD化されているからである。 |
これに対して音楽系のLDは意外なほどにDVD化されていない。権利関係の問題なのか、単純に市場性の問題(売れない)のかは分らないが、とにかく筆者がLDで保存してあるソフトのDVD版は市場にないのである。となればPowerBook G4に取り込んで編集してからDVD-Rに焼くしかない。 |
と言うわけでデジタイズしたのは下の写真のLDである(手前の二枚=ジェーン・バーキンとクインシー・ジョーンズはLPである)。 |
上の中で一番コアなのは、多分、右上に写っている、その昔に深夜番組でやっていた「エアロビサイズ」の海外版のLD。筆者と同じ年代の男性なら記憶にあると思うが、今で言うスーパーモデル・クラスの外人のおね〜さんが優美・華麗・セクシーなエアロビクスをするのを延々と映すのがエアロビサイズ。ロン・ハリスと言うおぢさんの作品である。このおぢさん、今でも同じようなことをやっていて、ちゃんとホームページもある【爆】。ちなみに「Aerbicise」はロン・ハリスおぢさんの登録商標である。 |
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あなたはエアロビサイズを憶えていますか?
ちなみに、これはキャプチャー中の画面のキャプチャー
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取り込んだLD映像は編集してからDVD-Rに焼くわけだが、そうなればジャケットが必要になる。なのでLDをCASIO Exilim EX-Z55で撮影することにした。LDのジャケットはLPジャケットと同じだから普通のスキャナー(=A4サイズ)では取り込めないからである。 |
LDのジャケット(勿論、LPでも同じ)をデジカメ撮影する場合は三脚を使って接写してなんて手間は考えなくて良い。床に平置きして、やや斜めから適当に撮影すればよい。斜めから撮影するのはフラッシュの光がジャケットで反射しないためである。 |
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ジャケットを床において雑に撮影(^^;;
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※このシーラ・EのLDは最高♪ ラスベガスでのライブ。驚異的なティンバレスのソロ、ドラムソロ、そして最後は御大=プリンスが登場してのスーパー・パフォーマンス。なんでDVDが出ないんだ? |
勿論、上の写真のままでは使えないのだが、当然のようにAdobe Photoshopを使って、完全な水平・垂直状態になるように修正しちゃうえば良いのである。そしてトリミングして背景部分を綺麗に削除し、最終的に正方形に仕上げれば完成である。なお仕上がりサイズは「600 x 600 pixel」にしておくと良い。これはiTunesストアで楽曲を購入した場合のジャケット画像の標準サイズである。 |
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完成状態♪
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なお上の一枚と下の二枚はこのページ掲載するためにドロップシャドウを付けているが、iTunes用には不要である |
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このLDのジャケットは1982年のものだが2007年1月現在のロン・ハリスのホームページのトップページと同じ画像なのは笑える(構図の左右が逆だが)
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エアロビサイズに出てくるモデルの美貌とスタイルの良さと身体の柔らかさは驚異的
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かくして全てのLDジャケットのデジカメでの撮影とAdobe Photoshopでの修正が終了。これで映像&音声データもジャケットも全てがデジタル化されたわけである。後は時間のあるときにデジタル編集作業をしてDVD-Rに焼けばよいのだ。 |
となれば残るのはLPレコードだけ。せっかく時間の取れる正月だからやっちゃうかぁ〜と思ったら既に愛車は実家に向かっていた【爆】。 |
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