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2007.01.20[土]
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■ PowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)
その12:EyeTVでLPも取り込む
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監視モード@来夢。回転するレコードはキラキラ光るので猫的に気になるのだ

たったの二週間前に「LPの取り込みはPowerBook G4を実家に持って行って行うから当分先の話」と書いたはずの筆者。しかしLDとカセットの取り込みが終わったらLPも続けて作業したくなっちゃった【爆】。かくして三度(みたび)実家へ【苦笑】。そして必要な一式を愛車ルシーダ君に積み込んで持って帰ってきた。

必要な一式とは下記の通りである。
  • アナログ・レコード・プレイヤー(Technics SL-01+SureV15typeV-MR)
  • フォノイコライザー(AudioTechnica AT-PEQ3)
    ※アナログ・レコード・プレイヤー=フォノ・カートリッジは出力が小さいのでプリアンプで増幅する必要がある。また、レコードはRIAAカーブでエンコードされているので逆RIAAカーブでデコードしないと正常な周波数特性にならない。以上は今となってはどうでも良い知識【爆】
  • LPレコード一式
    ジェーン・バーキン=1枚(後段参照
    クインシー・ジョーンズ=1枚(アナログ・オーディオとして究極の音質を目指した「London Stereo Laboratoryシリーズ」の中の一枚
    奥村チヨ=17枚【苦笑】
    ジュン・知子・チヨ=2枚【苦笑】
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アナログ・レコード・プレイヤーとフォノイコライザー
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レコード・プレイヤーの上に鎮座在(ちんざましま)す来喜。こうなると作業できないが、それはさて置き……
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手前の二袋がLPレコード。最後方はLD
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早速、どんな具合かを試してみる

と言うわけで取り込みである。配線は以下のようになる。
  1. アナログ・レコード・プレイヤー(Technics SL-01+ShureV15typeV-MR)

    RCAケーブル
  2. フォノイコライザー(AudioTechnica AT-PEQ3)

    RCAケーブル
  3. EyeTV 250

    USBケーブル
  4. PowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)

    USBケーブル
  5. 外付け250GB-HardDisk
LPレコード=21枚を取り込むと、その総容量は軽くPowerBook G4のHardDiskの空き容量を超える。また、キャプチャー中はかなりのバーチャル・メモリー領域を必要とするので、とにかく充分な容量のHardDiskを別に用意しておく必要があるのだ。

この時点ではLPレコードにはつきもののスクラッチノイズだ、元音源のヒスノイズだなんだかんだは気にしない。とにかくLP丸ごと取り込む。但し、静電ノイズ(パチパチ)の顕著な盤については20年前から筆者ご愛用の東芝クリーントーン(静電防止スプレー。PowerBook G4の液晶画面の帯電防止などLPレコードと関係なく筆者の常備品。今でもインターネット通販などで手に入る)を使って対策をしておく。

こうしてLPレコード=1枚につき、ひとつずつのキャプチャー・ファイルが出来上がる。このファイルは前に書いたとおり、EyeTVの独自フォーマット(拡張子「.eyetv」)である。しかも楽曲部分と無音部分が交互に連続したファイルだから、このままでは意味がない。だから楽曲別にばらさなければならないのだが、ここで若干の問題を確認。と言うのは、キャプチャーに使っているソフト=EyeTVは本来はビデオ系のキャプチャーのためのソフトだから、AIFF(Macintoshの場合の音楽CD用の標準フォーマット。44.1kHz、16-bitサンプリング)での書き出しが出来ないのだ。
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EyeTVの書き出し可能フォーマット

上のフォーマット・リストの下から二番目の「AAC」はiTunesの標準フォーマットだが、これは不可逆圧縮。つまり若干の音質劣化があり、かつ、一度、AACにしてしまったものは元のデータ品質には戻らない(但しApple社以外の携帯型デジタル・オーディオ・プレイヤーの標準フォーマットであるMP3よりは全然、高音質なのは流石)。となれば選択できるのは「Appleロスレスオーディオ(・フォーマット)」しかない。この「Appleロスレスオーディオ」は名前の通り音質劣化を伴わない(とApple社が主張する)圧縮方式だからである。
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EyeTVからAppleロスレスオーディオで書き出す

かくして、データ変換は(最初から全部を記述すると)次のようなシーケンスになった。
  1. LPレコード(アナログ。RIAA方式)
  2. EyeTV独自フォーマット(デジタル。48kHzサンプリング)
  3. Appleロスレスオーディオ・フォーマット(同上)
  4. AIFF(by QuickTime Pro 7.1.3。44.1kHz、16-bitサンプリング)

これで準備完了。今度はこの21枚のAIFFファイルそれぞれをサウンド・ファイル編集ソフトで開いて楽曲別にばらばらにする。こう言うことをやるには筆者手持ちのソフトの場合は従来はAmadeus IIを使うのだが、たまたま、この時期に上位版のAmadeus Proが出た。シェアウエア料金は50ドルだがAmadeus IIからのアップグレードは25ドル。すぐにDownloadしてアップデート処理。
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ベストなタイミングでリリースされたAmadeus Pro
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Amadeus IIより遙かに使いやすくなったインターフェイス
* クリックすると大きなサイズが別ウインドウで開きます *

上のキャプチャー画面は「あなたとチヨと…/奥村チヨ」を開いたところだが、上段の全体表示部分で12曲がまるごと連続して入っているのが目視でも分る(画像をクリックすると原寸画面が別ウインドウに表示されます)。これを12曲分の別々のファイルに分けるわけだ。この段階の作業では無音部分などは余裕を持って(時間的に前の曲と後の曲との)重複を含めて分解する。

それが終わったら、いよいよ曲別のファイルを開いて、無音部分を厳密に削除するわけである。そう言う作業はRoxio Toast Titanium付属の「CD Spin Doctor」などで自動的に処理することも出来るのだが、結果は筆者の満足のいくレベルではないので、最初から最後までデジタル的な手作業である。これは「趣味は無駄の追求」と言う筆者の人生の基本コンセプトからの必然的帰結である【爆】。

具体的には下のキャプチャー画面のように曲の頭の部分をセレクトし、ヘッドフォンを被って表示範囲を拡大して余計な部分をばっさりカットする作業の繰返しである。
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左半分が本来の無音=曲間部分
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拡大表示にして曲の始まるギリギリでカットなど自由自在
※この二枚の画像はAmadeus IIのもの※

ちなみに、曲の始まりは完全な無音からいきなり音が立ち上がっても構わない。人間の聴感はそういう風に出来ている。その反対に、曲の終わりは、その曲がビシャッと終わる編曲であっても、何らかの余韻を残さないと極めて大きな違和感があるので作業はかなり面倒である。

話のついでに蘊蓄を語れば、例えば「アレンジ上ビシャッと終わる曲」であっても、それをヘッドフォンで大音量で聴けば「ビシャッ」の後に残響(エコー、ディレイ、リバーブ)が必ず残っており、その空間系の効果音がフェイドアウトするようになっている。そうじゃないと人間は違和感を憶えるのだ。だから歌謡曲に多いフェイドアウトの場合は滑らかに無音状態に繋がらなければならないのだが、ここで問題となるのが「原盤のノイズ」である(デジタル音源しか知らない若い人はこう言う問題意識は最初からない)。全てのノイズは楽曲部分の音量が大きければ目立たないが、楽曲がフェイドアウトして消え入る直前にはノイズが目立ってくるのである。

と言うわけで、楽曲のフェイドアウトとノイズのバランスを考えながら、Amadeus Proの音響処理フィルター(=フェイドアウト処理)の設定やタイミング(開始点、終了点、フェイドアウトのカーブの設定)を細かく調整して筆者がベストと思える状態で処理をするのである。

同じ理屈でスクラッチノイズ(レコード盤の傷によるノイズ)は割と簡単に消せるので、目立つ場合は手作業で消してしまう。前述の静電ノイズは専用のVST Pluginを使わないと無理なのである程度は妥協する。

てなわけで21枚のLPの全部で約200曲強の楽曲データファイルの処理を五日間ほどで終わらせた【爆】。念の為にこれまた作業シーケンスをまとめておこう。
  1. LPレコードからのキャプチャー・データはレベルが低いので、LPレコード単位でAmadeus Proを使って8dB〜16dB(データによってまちまち)のリニア増幅処理をしておく
  2. 特定の楽曲別に分解したAIFFファイルをAmadeus Proで開く
  3. イントロを探し、それ以前の(本来の)無音部分を削除する
  4. エンディング部分を再生してノイズとのバランスをチェックしながら最適なフェイドアウト処理をする
  5. 楽曲の静かな部分などで明らかに目立つスクラッチノイズがある場合はゲート処理フィルターを使ってスクラッチノイズを消す※
  6. 完了したらそのままAIFFで保存
  7. アルバム単位のAIFF(歌謡曲のLPなら大抵は12曲=12枚のAIFFファイル)の処理が終わったら、その12枚のAIFFファイルをiTunesにDrag&Dropする
  8. iTunesにそのLPのタイトルとイコールのプレイリストを作り、たった今、読み込んだAIFFファイルをDrag&Drop
  9. そのアルバムの全曲を選択して「Command+i」で情報ウインドウを開き、歌手名、アルバム名、発売年、ジャンルなどを記述
  10. 別に作成しておいたLPジャケットの画像データをDrag&Drop
  11. このプレイリストを使ってCD-Rを焼く(AIFF → AIFF)
  12. 焼き上がったCD-RにEPSON PM-G850バンドルのCD-R盤面プリントソフトでアルバム名と歌手名をプリント
  13. このプレイリストをiTunesでプリント(「モザイク」を選択すること)
  14. CD-Rとジャケット画像をCDケースに収める(下の写真参照)
  15. AIFFデータをAACに変換
  16. AIFFデータを削除(別途、バックアップ)
※ゲート処理フィルターを使ってスクラッチノイズ部分を処理する:スクラッチノイズは時間的には極めてみじかいパルス性のノイズなのでゲート処理で無音にしてしまっても聴感上の問題は何も起きない。例えば楽曲中の1/100秒の無音部分を人間は認識できないからである

以上を済ませると下の写真のようなことになるわけである(^^)v
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我ながら完璧♪
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これで永久保存&将来もちゃんと聴ける♪

こうやって趣味は無駄の追求な作業を繰り返した結果が下の何枚かの写真とキャプチャー画面。これで半永久的な保存と再生が保証されたわけである(画像をクリックすると拡大画面が別ウインドウで開きます)。
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我が奥村チヨLPレコードコレクション♪
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デジカメで撮影してPhotoshopで正方形に加工した奥村チヨのジャケット画像データ
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CD-R化してジャケットも付けた完成形♪ 左上はクインシー・ジョーンズ。その隣は筆者の大学時代のバンドのアルバム。前にもデジタル化していたが知人に頼んだので音質的に気に入っていなかったので、今回、全てやり直し(音源はカセット・テープに落としたもの)

下はおまけ。キャプションにある通りジェーン・バーキンの場合は曲はどうでもいいのでデジタル化はしていない【爆】。
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その昔(1987年頃)仕事でパリに行ったときに、FNACと言うパリ最大のレコード&オーディオ店で、ラックにあったジェーン・バーキンのLPを全部買ってきたことがある【爆】。曲はどうでも良くて、欲しかったのはジャケット(のジェーン・バーキンの)写真【爆】。その中でもベストな一枚だけを残してあったものをCASIO Exilim EX-Z55で撮影してAdobe Photoshopで修正したのがこれ。今や魔法使いのおばーさんのようなジェーン・バーキンだが若かりし頃は本当に綺麗だったのだ♪

これで残る作業はビデオ系(βカセット及びLDソース)の編集である。
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