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2004.05.24[月]更新
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■ PowerBook G4 15" 1.5GHz (M9422J/A)
その3:発熱対策・他
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パームレストの発熱対策完了

PowerBook G4 15"が来て約2週間。ソフトウエア的な微調整=ファイン・チューニングなども全て終わって快調そのものだが、スリープから醒めて小一時間も経つとパームレストの温度は相当なものになるのは相変わらず。これはかなり違和感がある。違和感≒不快感である。これは困る。
底面はもっと熱い。もしも膝の上に載せて長時間作業したら間違いなく低温やけどをするだろうってぐらいの温度である。但し筆者はラップトップとしては絶対に使わないから関係ないが。
なので、とにかくインターネットで色々と調べて「Micro Solution」の「AirTack Fiber #01 for PowerBook G4 15.2"」と言うのを買ってきた@ラオックスMac館。

この「AirTack Fiber」の詳しい構造は上記Webを参照して欲しいが、パッと見はエクセーヌみたいな雰囲気の割りと高級感のある素材。PowerBook G4 15"の質感を損なうと言うことはない。
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サイズは僅かにPowerBook G4 15"の左右より狭いので左寄りに貼ってある。何故なら正しいタイピングポジションでは両手は左寄りに位置するからである
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厚さ=0.5mm。ふたはちゃんと閉まる

これがあるからと言って完全に断熱されるわけではないし、貼った後でも妙に暖かいのは相変わらずなのだが、しかし、あるのと無いのとでは大違いと言うぐらいの効果はある。手先が必要もないのに温まるというのは冒頭に書いたように、実に気持ちの悪いものだから、筆者的には新型PowerBook G4 15"には必須のアイテムと言って良いだろう。と言うわけで、この買い物は◎である。いずれ汚れたら貼り替えればよいだろう。

そのついでに安価なのでついつい、同じメーカーの液晶保護フィルム(CRYSTAL VIEW II / 高光沢タイプ)とキーボードカバー(PURE WRAP KEY #01 Flat Surface Keyboard Cover for PowerBook G4 & iBook……って、なんて長い名前なんだ【苦笑】……も買ってみたが、これはどちらも全くの「×」であった。
前者はまず第一に完全に綺麗には貼れないと言う大問題がある。クリーンルームでもない限り、どう慎重にやっても完全に埃や気泡がない状態で貼るのは事実上不可能なのだ。また、それしか在庫がなかったので高光沢タイプを買ったのだが、液晶画面のブラック部分の映り込みが物凄いのだ。但し、貼った状態での明度・輝度・彩度・ピントは貼ったほうが良くなるぐらいではある。だからもう一度、ノングレア・タイプを買っちゃうかも知れない(← 馬鹿)。
後者は全く駄目。Webを見れば判るけど、これは普通のキーボードカバーと違うタイプなんだけど、やっぱキータッチが変わりすぎるのである。

この二つは買う前から「多分、駄目だろう」と思って買ったから、駄目と確定した時点ですぐに捨てちゃったからそれはそれでいいんだけど、じゃあなんで買ったのかと言えば、それは旧型PowerBook G4の三年経過後の液晶画面の表面が「かなり傷だらけ」になっちゃった(従来のCRTなら表面はガラスだからこう言うことは有り得ない)と言う事実と、ノート型のキーボードはその下に重要部品=メイン・ロジックボードがあるから保護できるならしたいという発想があるから。但し従来型のキーボードカバーは得意先が使っているので「見た目もキータッチも最低」と判っているから別物を試したと言うだけの話。
無駄遣いではあるが駄目なことが確認できれば気分がすっきりするから意味はあるのだ、筆者的には。何度でも書くけど、趣味は無駄の追求だし。

と言うわけで新型がすべての点で旧型を凌駕するわけではないという話。そのついでに速度比較とは別の観点からの新旧比較をすると下記の通りである。
機種名&
正式モデル名





PowerBook G4 15"
M9422J/A
PowerBook G4 (Titan)
M7952LL/A
TFT液晶
明度・輝度・彩度ばっちし
暗く、色むら有り
液晶の明度
外部照明を感知する自動調光方式
手動
キーボード
剛性感・キータッチともベスト
チープ・耐久性無し
AirMacの感度
通常5段階の4。たまに5
PowerBook G4, Macintosh
常時5段階の5
PowerBook G4, Macintosh
AirMacの速度
速いが物凄く速くなったと言うわけではない
特に不満はなかった
発熱
パームレストはかなりの温度
パームレストは通常は熱くならない
スリープからの復帰
ほぼ一瞬。確実に目覚める
たまに寝ぼけることがある
液晶のヒンジ
非常にスムーズ
やや、ぎこちない
CASIO QV-3000EXとの連携
USB、PCMCIA両方OK
何故かMac OS XではUSB不可
EPSON GT8400UFとの連携
USB 2.0で高速
USB 1.1で低速
ホットプラグの動作
iPod+iTunes、CASIO QV-3000EX+iPhotoとも
数瞬で認識。イジェクトも一瞬
認識も解除も結構、時間が掛かる
静粛性
事実上、無音
当初のHardDiskだとうるさい
流体軸受けに交換すれば無音

ところで。以前に複数のiPodを一台のMacintoshで管理する方法を書いた。アカウント別に全く別のiTunesデータを用意する方法である。二台のiPodの中身が全く違う場合はこれがベストの方法なのだが、我が家の場合、調べてみると重複するデータが1.43GBもある。これはHardDiskの有効活用という観点からは非常に宜しくない。

そこでふと思い付いて、共通するデータを「/user/public」に置けば共有できると言うことに気が付いた。また、ワイフのiTunes(=iPod)にしか無いデータも管理上面倒なので(別アカウントのディレクトリのデータは基本的にはコピーも削除も何も出来ないから、そうするためにはアカウントを切り換えるなどの操作が必要になるから)別のフォルダーにまとめて、同じく共有ディレクトリに収納するようにした。
この結果、当たり前の話だが、HardDiskの空き容量が1.43GB増えた(^^)v
PowerBook G4, Macintosh
共有フォルダーの賢い使い方♪

なお、この方法の利点はもう一つある。定期・不定期的に行なうシンクロナイズ・バックアップ(Synchronize! Pro Xを使う)の時に(本来は別アカウント分のiTunesデータを含む)全てのデータをバックアップできることである。但し、別アカウントでログインして、そちらのHomeディレクトリのミュージック・フォルダー(ディレクトリ)の中の「iTunesフォルダー」もコピーしておかないとプレイリストなどの設定をコピーできないことに変わりはないので、Synchronize! Pro Xでの自動作業とは別に、別アカウントのHomeディレクトリを丸ごと、外付けのFireWire接続ハードにコピーするようにしている。こうすれば初期設定なども全て最新版がバックアップできるからである。

もうふたつ。Apple Wireless Mouseを買って(これを書いている時点で)ちょうど2週間なのだが、下図の示すようにApple Wireless Mouseのリチウム電池は全く減っていない。また、単なる趣味でファスト・ユーザースイッチのピクチャーを本人達の写真にしてみた。
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Apple Wireless Mouse使用開始ちょうど2週間
バッテリーは全く減らないぞと(^^)v
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アカウント切換えのファストスイッチに写真を入れてみた

追記:Apple Wireless Mouse購入からぴったし3週間目の5月23日日曜日の夜。PowerBook G4 15" の画面に突如、Apple Wireless Mouseの半透明アイコンが現われ「Battery Low」の警告。メニューバーにもBluetoothのアイコン点滅。どこまで使えるか試す気はないので、すぐに買い置きのオキシライド(アルカリを超えたとか宣伝している奴)に取り替えた。リチウム電池で3週間だからオキシライドならどれぐらいか?を確かめたかったのだ。次は普通のアルカリ乾電池にしてみよう。何故なら我が家にはギター用のエフェクターに入れるための単三乾電池の不良在庫がやたらめたら沢山あるからなのだ。何で不良在庫かと言えば、エフェクターボードを組んでしまったので不要になっちゃったからなのだ。
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