2001.09.08[土]
Cherry
|
BluebirdU
|
2000GT
|
Civic
|
Alfetta
|
CelicaXX
|
2002
|
Prelude
|
Rattata
2000RS
|
Laurel
|
MkII
|
MkIIGT TwinTurbo
|
Cresta
|
Roadster
|
MkII
|
Lucida
■
愛車 No.10
日産 スカイライン 2000RS
筆者の車の写真から書き起こしたイラスト(本文参照)
プレリュードの欠点は動力性能と後席の狭さ。何に買い換えるか悩んでいたら、ちょうどスカイラインRS(R30)が発売された。GT-RではないがFJ20ならパワーに不満はないはず。幾らなんでもケンメリの頃からは進歩しているはず…と安易に考えて購入。このクルマは結構人気車種だったので色々なエアロパーツが発売されたが、この頃、たまたまF.E.T.極東と仕事上の取引があり、向こうから寸法取りにRSを一週間貸してくれと言うオファーがあったので了解した。
それから半年して、また貸してくれと言うから貸し出したのだが、それから戻ってきた我がRSはF.E.T.極東の各種パーツの広告塔となっていた。つまり寸法取りの御礼にパーツを全部取り付けてくれたわけである。
この結果、KONIのショックアブソーバー、60φの極太マフラー、フロントエアダムスカート、サイドスカート、リアスポイラー、ココスマット、ナルディーのステアリングとシフトノブ等々、外観から機能部品まで、結構物凄いことになった。エンジンも点火系が強化されていた。これにより排気音はかつてのBMWアルピナもどきをも凌駕し、ファミレスで待ち合わせをすると2階で音を聞いただけで筆者が来たことが分かるなどと言われたぐらいに凄いものになっちゃったのだった。動力性能もノーマルとは大分違った。
夏の行楽に信州に出掛けたときのスナップ
これとは別にカーオーディオに大枚を投資してリアシェルフを厚板で補強して当時出たばかりのJBLのカーオーディオ用スピーカーを組み込み、クラリオンの高級カーオーディオによる大音量再生を楽しんだりもした。
しかし所詮、スカイラインはスカイラインであった。ケンメリの時の欠点は見事に継承されていた。全てが大味な感じなどはまるっきりそのままだった。鳴り物入りのFJ20も大したエンジンではなかったし、ミッションは5速が150km/h以上でギア抜けを起こすし、セカンドのシンクロがやたらと脆弱だとか欠陥だらけのクルマだった。
また、このスカイラインではじめてタイアにピレリP6を履いたのだが、これが大失敗。カーグラなどでは抜群のバランスなどと褒めちぎっていたが、これはとんでもない大嘘。とにかくウエットグリップが最低で雨の日にちょっとでも飛ばせばたちまちにしてアクアプレーニングが発生して危なくてしょうがない代物。これ以降、タイアは絶対にブリヂストンのポテンザにすると誓った。
とにかく日産はもう駄目だといよいよ確認出来たクルマであったが、安価にチューンアップできていたから、それはそれで楽しめたのも事実だった。
なおページ・トップのイラストは筆者のRSの写真をベースに起こしたもので、オートラマの業務用マニュアルに実際に使われた画像。下は、同じマニュアルに使われた筆者のRSの写真。自分の車が販売マニュアルに掲載される機会というものは滅多にあるもんじゃないのだが、制作予算が削れるのである。